偲ぶ会。尊敬され愛されよ。両方無理ならどちらを選ぶ?
偲ぶ会。尊敬され愛されよ。両方無理ならどちらを選ぶ?

偲ぶ会

令和元年の11月も今日で終わりいよいよ明日から師走に突入しますね。

今週の月曜日は保険業界の恩師故貝谷嘉彦さんを偲ぶ会が京都のグランヴィアホテルで開催されました。

哀悼。保険業界の恩人に捧げるブログ。

ご遺族は元より、ソニー生命のお歴々が全国津々浦々から集われた数、なんと総勢400名超と故人の生前の慕われ度が推し量られました。

ワタスももうそこそこの歳になりましたので、弔う方々と自分の年齢とが近づくにつれ、より葬儀を自分事としてリアリティを持って捉えるようになってきました。

「自分の葬儀はどうしようか・・」

貝谷さんのように家族葬にして後からホテルで偲ぶ会をするのがやはり妥当だろうか、とか一応会社の創業者なんで社葬はした方がいいのだろうか、とか、なんかありきたりなのは自分の主義に反するので、予てから理想としている生前葬としてまだ生きているうちに盛大なパーティを開催し、そのパーティの席上でお世話になった方たちに見送られながら死んでいくのがいいなとか・・

保険ビジネスの未来。国民のQOL向上支援がミッションとなり差別化となる時代。

「自分の葬儀の時には何人くらい来てくれるのだろうか・・」

今回貝谷さんの偲ぶ会に参加させていただき、その出席者の多さに改めてその愛され度を再認識しました。もしワタスが同じことをしたとしてもこんなにたくさんの人たちには来てもらえないだろうなと。

え?なぜそう思うのかって。そりは・・・

コンプレックス

ワタスは故貝谷さんのようにノーガードで誰にでも突っ込んでいける性格を持ち合わせていないからです(これは心から敬意を表しています)。初対面から誰にでも気さくに話しをしかけて、いつの間にやらその人を中心にワイワイガヤガヤ話が盛り上がっていく人のことです。貝谷さんは典型的なそのタイプだったと思います。

これはワタスの周りの経営者にも何人かいらっしゃいます。某来店型保険ショップを世の中に広めたK社長や訪問型代理店の精鋭集団を擁するM社長とかもそのタイプです。豪快豪傑快活でグイグイリードしながら魅了していかれるのですよ。

それに引き換えワタスときたら、初対面で自分から気さくに話しかけていくことができずにドキドキビクビクしてしまい、ノーガードで突っ込んで周りを巻き込んでいく人たちをいつも羨ましく思っていました。そのコンプレックスと相まって貝谷さんの参列者には遠く及ばないと感じたのです。

参列者を増やすためのキーワード

実は偲ぶ会のたくさんの列席者の中からご指名により弔辞を述べさせていただきました。その中でのワタスの一節ですが、プルデンシャル生命の初代会長ロバート・ベック氏の言葉を常々貝谷さんは支社長の時に語られていました。そりは、

「尊敬され愛されよ。両方無理ならまず尊敬されよ。」

という言葉です。これは、「尊敬されるくらい努力してスキルを磨き、専門知識を身に付けろ。そして誰からも愛されるような人間性を身に付けろ。もし両方無理なら尊敬される方に傾注するのが成功への近道だ。」という意味でしょう。けれども、ワタスは貝谷さんの活き方を見ていて常々思っていたことはこの逆なんです。

「両方無理ならまず愛されよ。」

ではないかと。セールスだけに限れば「まず尊敬されよ。」かもしれません。なぜならそれは、セールスはご契約をいただくまでにお客様と接する時間は長くても6時間(1面談2時間×3回)。トップセールスは良い意味でも演じる力に長けていますので、この時間で真の人間性を見抜ける顧客はそうはいないのではないでしょうか。もちろん初対面の印象や醸し出す人柄もとても重要です。ですが、トップセールスすべてが人格者、人徳者であるわけでは無いのもまた事実です。

でもしかし、ミッションがマネジメントとなるとそれは部下との長期の接触時間による無意識の領域までもその評価の対象になりますから、どうしてもその人間性、人格を嫌が王にも見抜かれてしまいます。

基本人間は感情のイキモノですから理屈だけで素直に動く人はそうはいません。「お前は凄いかもしれないし、お前の言う事は正論かもしれないけれど、お前の言う事だけは聞きたくないし、仕事を離れりゃ絶対に付き合いたくない奴なんだよお前は。」と思われる可能性があるのです。

そう思ってた人はまずその上司の葬儀には参加しないでしょう。

もちろん尊敬されるだけの実績やスキルは必要ですが、常に明るくポジティブで誰にでもノーガードで突っ込んでいく愛される人柄が「この人のためにがんばろう」というモチベーションに繋がるのではないでしょうか。少なくともワタスは保険業界のマネージャーをたくさん見てきましたが、能力のあるマネージャーは短期的には成功しますが、長期でみれば愛される人格のマネージャーの方が圧倒的に成果を出していると思います。

参列者の数はある意味その人の社会への影響力や人格人望のバロメーターと言ってもいいかもしれません。ワタスは今更この歳になって人見知りの性格を直すことは無理かもしれませんし、無理して参列者の数を増やそうと媚びを売ったり、わざとその為に良い人を装うのは本末転倒でしょう。

ですが、尊敬されることも愛されることもすべては自分の行動の結果であることは紛れもない事実だと思うので、この2つのキーワードは経営者として改めて意識しておきたいと再認識した次第です。

最後に

心理学では「人は、自分を愛する程度にしか他人を愛せない」と言います。これは、もし自分のことが大好きならその大好きな程度に他人も大好きになれるし、もし差ほど好きでないならその程度にしか他人も好きになれないと言う意味です。

人から愛されるためにはまず自分からその人を愛することです(返報性の法則)。と言う事は、自分のことを愛せないと他人も愛せないので、その結果他人からも愛されないことになります(この3段論法わかりますかね・・)。

つまり、自分のことが好きかどうか(自己肯定)がまず根底にあるのです。

生来の人見知りはワタスのコンプレックス(嫌いなところ)ではありますが、そんな完璧ではない自分も含めて自分を愛したうえで、もっと周りに関心を持って愛せる人になりたいと思います。

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