老害。お前は用無しの烙印を押されてもまだ業界や会社に居座るつもりなのか。
老害。お前は用無しの烙印を押されてもまだ業界や会社に居座るつもりなのか。

保険業界の老害

「堀井さん、twitterで業界の老害ってディスられてるの知ってました?」

と、先日web担当のスタッフから聞かれました。

全く知らなかったので「知らん」と答えるとわざわざtwitterを開いて見せてくれました(笑)するとご丁寧にその方はほぼすべての投稿にディスりコメントをいれていただいてました(ワタスには記憶はないのですが、ブロックしていたようなので気づきませんでした)

高齢化率ダントツ世界一の日本において「老害」という言葉を聞くことも最近無かったので、念のため意味を調べてみましたら。

『老害とは、高齢者に対する蔑称である。戦力の衰えた高齢者が社会や組織の中で活動の阻害をする際に使われる。創業者や代表取締役がトップに居座り続け、世代交代が進まない企業」

結構当たっているではありませんか(笑)

ま、本当のお年寄りに対して(61歳・・)面と向かって老害と言うのは今の日本でははばかられますが、twitterは基本実名ではない方もたくさんいるので、ワタスの存在が気に入らないヒトが匿名とは言え老害とディスられるのは仕方ないですね。

古いクルマでもメンテしなければただのポンコツ車ですが、綺麗に手入れしていればクラシックカーとして新車よりも価値が上がります。古いヒトでもただ年老いて頭も身体も劣化しているのにのさばり続ければ老害とディスられますが、心技体を磨き続ければ三浦カズ(サッカー)や葛西紀明(スキージャンプ)のようにレジェンドとしてリスペクトされます。その老害とレジェンドの判断は自分ではなく周りのヒトたちの客観的評価や数字でされるものなのでしょう。

ということで・・・

自称保険業界のレジェンド、他称保険業界の老害、まだボケてはいないはずだけど自分ではどっちかわからないのでこうなったら老害と言われてもわからないくらいボケるまで今の立場を続けようかと開き直っている業界一タチの悪い老害経営者@ケーホリーですこんにちわ。

それにしても自分の存在がいつロボットやAIに置き換えられても不思議ではない時代です。保険業界も自動化できることは極限まで自動化し、人でしかできない価値は感動レベルまで高めていかないと生きてはいけないことは明白です。弊社も近未来を予測し、RPA(ロボテック・プロセス・オートメーション)の導入や先日のカンファレンス等成功事例の共有や教育の強化を加速させているところです。

RPA開発が保険毎日新聞社に掲載

去る9月25日、保険毎日新聞社さんが弊社の取組みを掲載いただきました(ワタスが最早老害であることが掲載されたわけではありません(笑))

見出しは「大幅な業務効率化とコスト削減に ~部署間の業務に対する理解も進む~」

組織を横断してのRPA導入効果を取り上げていただいたのですよ。

言わずと知れていますが代理店は保険業法改正以降、体制整備義務の徹底により管理コストが増大し、収益を圧迫しています。この難題を解決するために着手したのがRPAです。システム課を中心にプロジェクトを組成し、最も業務が煩雑な損保事業部からロボット作成に取組みました。

まずはあいおい日生同和損保の報酬振り分け業務を自動化し、事務担当者が1週間程かけて作成したものをボタン一つで実現できるようにしました。その後は順次他の保険会社もRPA化を推進し、弊社更改契約毎月700~800件の満期消込作業を自動化。

損保事業部での成功から他部署も触発され、営業管理部が売上集計や成立確認を、営業推進が顧客データの絞込みを、人事部までもが反社チェックをロボット化し、現時点で月間削減時間145時間、人件費換算で年間350万円分を削減し、今では20個以上のロボットが稼働しています。

望外な成果

元々このプロジェクトは浦野社長肝入りで組成され、指名されたシステム課が研修を受けながらノウハウを修得したのですが、その後の展開は現場マターで広がっていきました。

RPAの開発により業務効率の改善が進んだことはもちろん喜ばしいことですが、それにも増して喜ばしいことはRPAプロジェクトが組織を横断して組成され、成果を上げたことです。普段はあまり接点のない部署同志が定期的にコミュニケーションを繰り返し、今では飲み会をするまでに繋がりが深まっているのですよ。

老害のワタスとしては、この社員間の繋がりが深まったことがむしろ望外の喜びなのです(老害と望外をかけているつもり・・)

そして。

その現場のスタッフが力を合わせて開発したRPAを、グループをまたいでL.TV.社が外販化する準備を進めています。自社開発の顧客管理システムCSBをプラットフォームに保険代理店の事務作業削減を支援するRPAパッケージを開発し、サブスクリプションモデルで提供する予定です。

これにより、弊社のみならず乗合代理店全体が体制整備コストの増大で逼迫する経営を改善し、人にしかできない顧客接点の質を感動レベルにまで高めていくことができるのではないかと思うのでよ。

早ければ年内、遅ければ年明けにはリリースする予定ですので乞うご期待くださいませ。

あ、外野から「引っ込め老害!」とヤジを飛ばされても、もう暫くは業界のプレイヤーで居座るつもりですので悪しからず(笑)

RPAオプション搭載予定の顧客情報活用システムにご興味ある乗合保険代理店の方はこちらから→https://hoken-system.com/

レレバンス(繋がり)を大切にする総合乗合保険代理店にご興味ある方はこちらから→https://www.holos.jp/holo-saiyou/

 

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