落語会。プロたちが本番直前まで楽屋の中で語り合う話の内容とは何か

9月6日
昨日は某大手金融機関の支店長研修を14時55分に無理やり終了しダッシュで東京駅を駆け抜けて15時丁度の新幹線に飛び乗り夜は恒例かつ懸案ののイベント落語会の前座の前座をなんとか務め上げそのまま打ち上げで深夜まで盛り上がった翌朝は地元高校の恒例ゴルフに出かけ相変わらずOBを叩いてプレイングフォーなら思わずガッツポーズを取ってしまう程の実力に我ながらあきれ返るのひっくり返るで収拾のつかない我が人生最期のオチを模索しようとネタを考える自称落語家ならぬ発する言葉で人々を楽に導く楽語家@ホロス亭エロスこと堀井ですこんばんわ。
ところで。
昨晩のLAC-座恒例イベントの落語会。ワタスもプロの前座として高座に上がって3年目を迎えるのですが初めて本番でネタを忘れてしまいました。いつも本番直前まで「高座に上がってかネタがでてこなかったらどうしよ・・」とビビッていた割には無かったのですがついにやっちまいましたという感じです。ひょっとしたらそれはマクラ(いわゆるツカミ)の部分だったのでお客さまには気づかれていないかもしれません。ただ自分の中ではいったん真っ白になり「どないしょ」と思いながらもなんとかごまかす?ことができました。
で、反省を踏まえ今回のリカバリートークを分析してみたのですが。忘れて焦るとさらにテンバッてパニくるのでここはできるだけ落ち着いて「えー今ちょっとネタを忘れてまして」と開き直り「取り敢えず思い出すまで違う話で繋いどこ」と適当に噺しながら思い出すのを待つ。すると案の定噺しているうちに思い出し、これでなんとか切り抜けられました。
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ただ根本的にはリカバリーの手法より忘れないようにしっかり準備して臨むことが大切ですね。今回の出演者はワタス含めて4名。もちろんワタス以外はプロの落語家なのですが、本番前の楽屋でどんな会話が繰り広げられているか興味ないですか?(え?ない?)
実は皆さん出番直前まで私服のままでアイフォンいじったりとかなりリラックスされていて、いたってしょうもない身内話や下ネタで盛り上がっているのです。ワタス以外は。その中でワタスだけはかなり顔を引きつらせながらネタを忘れないように頭の中で何回も反芻していて頷きながら愛想笑いするのがやっとなのです。これがまた自分の中では格好悪いんですよね。彼らは日頃から練習を積み重ね、同じネタをいろんなところでこなしているので出番直前はもう余裕たっぷりなんでしょう。
何事も余裕がなければイイシゴトはできないということですね。
本番でトチるのも格好悪いが楽屋で顔を引き吊りながら最後まで練習しているのもまた格好悪い。やはりどんな職業でも「プロ」と呼ばれる本物は人知れず誰の目にも触れないところでモクモクとコツコツと修練を重ね、身内の前でももちろん本番でも余裕を持ってコトに臨める状態を作ってくるのです。
次回はワタスも楽屋の中で本番直前までプロの芸人に交じってバカ話ができる状態にまで仕上げてくることを誓います(もっとシゴトで誓えよ)

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リラックスしよう。落語も営業も研修もそして人生もマクラで決まる。

5月31日
昨日は満員御礼の中、今年2回目の高座に上がりました。
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ワタスは講演や研修や社内イベント等で年に何十回と大勢のヒトタチの前で話しをします。多い時には1,000人くらいの前で話しをする時でも慣れてるせいかあまり緊張することはありません。
実は最も緊張するのが落語の高座に上がる前なんです。
なぜかと自分なりに分析しますと、講演や研修はテキストやパワポというアンチョコ?がありますので忘れるという心配がないのに対し落語はネタを全部覚えなければならないからだと思います。古典落語ですと基本話す内容は決まっていますので、それを「本番で忘れてしまったらどうしよう・・」という気持ちが高座に上がる直前になればなるほど襲ってくるのです。昨日も楽屋にいる私以外のプロ3名は出番直前でも平気で談笑していますがワタスだけがその中でスマホのメモを睨めっこしながらブツブツ呟いているのです。
でもしかし。
出囃子が鳴り、暖簾をくぐり、お辞儀をして草履を脱いで高座に上がり、上から観客の皆さんを見渡した時には不思議と落ち着いているのです。今まで11回高座に上がりましたがネタが完全に飛んで詰まったことはありません。よく歳を取ると昔のことは思い出すのに直近のことやヒトの名前はすぐに忘れてしまうと言いますので(事実ヨク忘れます)ボケ防止のためのトレーニングとして、そして何よりお年寄りの方々が声を出して笑っていただけることが嬉しく励みになりますので続けられる限り続けて行きたいと思っています。
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ところで。
落語の愉しみ方は人それぞれだと思いますが、ワタスは観るときも演るときもネタよりマクラの方に関心があります。それは今まで営業や研修で成功するには出会った瞬間の第一印象から3分くらいのインパクトで決まることを経験してきたからでしょう。好感と信頼の場が形成できるかどうかで本番の結果が変わるということです。ワタスは落語はプロではありません(落語をしてお金を貰ったことが無い)ので推測の域を出ませんが、落語も基本は同じではないかと思っています。マクラの5分くらいで好感の場を形成し、笑いの扉を開けることでそれから続く本番の笑わせ処の「乗り」や「勢い」が全く変わってくるのです。
もちろんその3分のために入念な事前準備、つまりネタを練り練習することがとても大事なんですが、もう1つ大事なことは場を読むこと。その場の雰囲気を掴み、ある程度アドリブを利かせる余裕を持つこと。その為にはリラックスして臨めるかがとても重要なのです。緊張し、我を失うと本来の力すら発揮できません。
では常にリラックスするにはどうすればいいのか。
やはりリラックスするには心の余裕が必要ですね。心に余裕があるから観客の顔が見え、反応が判り、インタラクティブに会話ができ、微妙な「間」が創れ、更に笑いを誘発させていくのです。堂々巡りですがそのためには入念な準備を怠らないこと、場数を踏むこと、それから日常生活の会話の中でユーモアのセンスを磨いておくこと、つまりアドリブでギャグをかませる習慣を身に着けておくことではないでしょうか(考えなくても反応できるクセをつくるということ)
今回のマクラは自分なりには中々の出来栄えでした。お時間に余裕があるかたはこちらからお愉しみ下さい↓

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落語と研修と講演と営業。そのすべてに共通するものは何か

10月5日
本日無事LAC-座2周年記念の落語会を終えました。
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ここ1ヶ月程は読書を封印し、いつもなら本を読む週末や新幹線車内も落語のセルフ稽古に時間を割いていました。で、その出来栄えはというと。
60点というところでしょうか・・
持ちネタは7本目。短くて簡単なものから覚えはじめ、徐々に難易度が増してきて今回は「代書屋」にチャレンジしました。師匠の春蝶氏曰く、結構難易度が高いと。時間もまともに噺せば30分くらいはあるものですが、前座の前座という立場なので自分で20分ちょいにカットし、ネタもアレンジ。師匠とはお互い忙しいので稽古をつけてもらう時間が結局当日まで無く、当日の本日にアドバイスを貰い。
「今回は多分今までで一番ウケますな~、これは」とお墨付きまでいただきました。ですが、終わってみれば自分の採点では60点。それなりに笑ってはいただきましたがそれでも心なしかお客さまのウケ度はいつもより低く感じました(実はかなりの悔しがり)
で、今一人反省会をしているのですが、やはり一番は練習不足、前始末が足りなかったということに尽きます。せっかく貰った当日のアドバイスを本番で活かせなかったことが大きいのかなと。それと最初のマクラ(つかみ)で会場の空気を微妙につかみ損ねたことがずっと後を引いたような気がします。
これは研修や講演でも「LIVE」ならではで感じることなのですが、最初からなぜか空気が軽く、ウケたときは何をやっても最後までウケる時が多いもの。これをお客さまの「乗り」のせいにするのは簡単ですが、やはりここは自分に何が足りなかったかと考え、修正することで成長していくものです。
練習が足りなければ自信が足りない。自信が足りなければ言葉に力が足りない。その言葉の力の足りなさが微妙にお客さまに伝わり一体感が少しづつズレルのではないかと。また、途中でそのズレをキャッチして修正できるかどうかもとても大事です。まずズレに気づくか(空気を読めるか)。気づければ、それを落ち着いて修正できるスキルを持ち合わせているか。今回のワタスの場合は何となく気づいてはいましたが、覚えたセリフを飛ばさずに進めて行くのが精一杯で、修正できるだけの余裕とスキルが不足していたということでしょう。
これは研修や講演や営業等、心を動かすことで結果を出すシゴトにも全く持って共通することですね。
実は今月末に某多目的スペースのこけら落しで落語のオファーをいただいています。今回の反省点を踏まえ、必ず倍返しでリベンジしたいと思います。
おまけの話ですが、今日高座を降りるときに正座を20分以上していたせいで足が完全に痺れていて、階段を踏み外してしまい、今右足の甲が腫れているのですが。これはオチに失敗したのでわざと高座からオチて笑ってもらおうとしたのではないのであしからず(これを最後に言えばヨカッタ・・)
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首長鳥のオンはツーーと飛んできて浜辺の松へポイと止まりあとへさしてメンはどうしたのか

3月2日
本日はお日柄も良く。
当グループ会社L.T.V.の執行役員今井改め木下さんの結婚披露宴。
列席者の見守る中なんとか無事人前結婚の儀が執り行なわれ。
そしてめでたく披露宴と相成りました。
終始満面の笑顔と感涙の新婦を見ていると思わずワタスもウルウルときて。
歳のせいか立場のせいか最近社員の幸せそうな顔を見ているときが一番自分も幸せだと思うようになりました。
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で。
今回のワタスのミッションは主賓スピーチではなくて、なんと余興で落語をやること・・・
実は年初に設定した「2013年今年やるべき100のリスト」の1つに「LAC-座以外で落語の高座に上がること」を掲げていたのですが。
その目標が本日叶いました(あ、ワタスが無理やりやらせてくれと懇願したのではなく、新婦からお願いされて引き受けたんです)
聞くところによるとプロの噺家でも披露宴で落語をするのはかなり難易度が高く、基本引き受けないのだとか。お酒も入り宴たけなわの中で、小さいお子さんとかもいれば確かに噺に集中してもらいにくいのでやりにくいのが理由です。
ただワタスはプロではないですし、基本頼まれごとは試されごととして引き受けていくのがワタスの活きかたでもあるので、ウケるウケないは置いといてお引き受けしたわけで。
結果は。
笑いの神様が降臨してきて下さったのか、披露宴会場は大いに盛り上がり、笑いの渦に巻き込まれて呼吸困難に陥るヒトが続出したのです(かなり大げさ・・)
頼まれごとを引き受けたお蔭で。
まだ記憶力は差ほど衰えていないことを実感でき。
ワタスの持ちネタは5つに増えました。
幾つになってもチャレンジスピリッツを忘れないことの大切さを再認識し。
たくさんのヒトを笑顔にできました。
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素敵なヒトタチの素敵な笑顔に包まれた素晴らしい披露宴。
親がいて。友達がいて。同僚がいて上司や部下や取引先や仲間がいて。
幸せは未だ無いモノを目指すものではなくて今あるものに気づくものですね。
真琴さん、おめでとう。末永くお幸せに。
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落語から学ぶ。本質を捉えなければそのまま真似しても成果には繋がらない

昨日本年の個人的イベント「落語会」の高座を滞りなく終えることができました。...

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