億男の父語る。子供を起業家として成功させる教育法とは。
億男の父語る。子供を起業家として成功させる教育法とは。

プロローグ

「この二人は将来社会に影響を与える新しいタイプのリーダーになりますね。」

「へ?」

「子育ては成功です。おめでとうございます!」

「そ、そうなんですか・・・」

「はい、二十歳過ぎから急成長します」

「・・・」

今から13年以上前、僕は失意のどん底にいた。42歳で起業してから急成長してきた組織が分裂し、崩壊の危機にあったのだ。余りにも落ち込んでいる僕の姿に見かねて友人があるスピリチュアルカウンセラーを紹介してくれた。そしてその彼女が僕の生末を観てくれた後に、「家庭のことも観てみましょう」と言って奴らの生年月日を聞いた後に発した言葉が上記のやり取りです。

正直言って俄には信じられませんでした。当時我が息子たちはどこにでもいる平均的な普通の大学生だったからです。

それが、それがです。

私の学生時代からの友人がニュージーランドで留学生を斡旋する会社を経営しており、何気に、「お前ら、ニュージーランドにでも留学してみたらどうや?」と薦めてみたところ、意外にあっさり「ほな行ってくるわ。」と出かけていきました。それが二十歳を過ぎたころ。なんとその頃から急に変化が始まったのです。

双子の息子ネタ

その後の奴らはそれぞれに再びニュージーランドのワタスの友人の家に転がり込んで働きだしたり、起業を支援する大阪創造館でバイトしたり、ビジネスプランコンテストに応募したり、とうとう4年生の時には二人して東京のITベンチャー企業にインターンシップとして住込みで行ったまま、そのまま1年帰ってこなくなりました(笑)その様子は10年以上前から書いているワタスのブログのネタとしてしばしば登場しています(まだフリマアプリを開発する前)

ドラ息子2の就職戦線に思うこと(2006年3月6日のコラム)↓
http://fphoken.jp/holos/columns/toBviewer.aspx?id=1067&p=1

2006年5月28日ブログ

親の命令は絶対だ!

「ヤンチャであれ、そしてハングリーであれ」と嘯くクソボンクラ双子のコメンスメント(2012年3月31日ブログ)↓

https://kei-horii.com/2012/03/31/261529415-html/

その後は本人たちも様々なメディアで発信しているように、日本初のフリマアプリを開発し、後発で出てきたメルカリにパクられ抜かれ、そして会社ごと楽天に売却しロックアップ終了と共に晴れてニートになりました(笑)

何を隠そう奴らの起業当初の創業メンバーたちが寝食を共にして働いていた通称ファブリックハウス(住居兼仕事場)はワタスが東京出張時の宿泊を兼ねて借りた目黒の一軒家。東京ではずっとワタスもそこで寝泊まりしていましたので、無収入で真夜中までサービスの開発をし続ける若者たちに飯を食べさせたことも1度や2度ではありません。ですが成長するITベンチャーのスタートアップを間近で見られたことは良き思い出でもあり、何よりワタス自身が大いに刺激にもなりました。

遺伝子と環境

ここ数年、ボンクラツインズたちの名前が売れ出してからよく聞かれることがあります。今回も奴らが退任あいさつと共に新しいサービスをプレスリリースしたことでその投げかけが増えたのでこのブログを書いているのですが、それは「やっぱり親(ワタス)の遺伝子なんですかね?」と「一体どんな育て方をされてきたのですか?」です。その時のワタスの答えは、

「知らんがな!」

です(笑)実はワタスの親父も経営者(醤油屋)でかつなぜか税理士業も片手間でしていました。その親父(お爺さん)も経営者でした(醤油屋の創業者)。ルーツを辿ると三重県の松坂で江戸屋という旅籠を営んでいたそうです。母方のルーツも三重県の伊賀で薬問屋を営んでいたようです。妻の父も経営者(ガソリンスタンド)でしたし、実兄も経営者(外車ディーラー)です。確かに先祖代々からの経営者の遺伝子が脈々と流れているのかもしれません。では育て方はと言いますと、

育てた記憶がありません(笑)

ずっと仕事ばっかでそんな余裕がありませんでした。余談ですが、ワタスは数十年教育やマネジメントという仕事に携わっていますが、「こいつは俺が育てた!」と胸を張って思える部下は1人もいません。もちろん過去には出世したり、独立したり、トップセールスとして数千万稼ぐ営業パーソンもたくさんいます。でもそれはあくまで本人が「育った」のでありワタスが「育てた」のではないと思うのです。しいて言えばきっかけを作ったに過ぎないということでしょう。

植物に例えると、種は遺伝子。土や水や太陽の光は環境です。いくら遺伝子がよくても環境が悪ければその種から芽がでて茎が伸び、花が咲き実が実ることはありません。種にとっては土も水も太陽も、そこにあって当たり前のことかもしれません。それはある意味人間にとっては空気と同じで普段はあることに気づかないもの、それが環境というものです。

父親は仕事ばかりして家にはいないけれども、決して辛そうではなく楽しそうなことが当たり前。ビジネス書や小説がいつでも本棚に並んでいるのが当たり前。家に経営者とか芸人とか怪しげでちょっとイカした大人が来てはアホみたいな話もするけど真面目に仕事の話をしたり、時には夢を語るのも当たり前。環境とは日常の「当たり前」に触れながら無意識に価値観や行動に影響されることではないでしょうか。

子供は、「親の言うようには育たず、親のするようにしか育たない」ということです。

起業家として成功させるための教育法

結局、このタイトルの答えですが、もし親が起業家ならば親自身がその楽しさを日々の言動や行動や態度で示し、挑戦する姿を見せ続けることでしょう。ただそれで充分ではないでしょうか。では親が起業家でなかったら。これは仮説ですが、その場合は戦略的に本棚に起業家の本をたくさん並べるとか起業家の映画を観に行くとか、起業家の友人がいれば子供との接点を演出するとかして子供の無意識にカッコいい起業家像を刷り込んでいきましょう(笑)そして常に本人に言い聞かせるのではなく、独り言のように囁くのです。「ザッカーバーグはカッコいいなぁ。孫さんは凄いなぁ。ジョブズみたいになりたいなぁ。」と。憧れの存在が未来を創るのですから。また、よくプロスポーツ選手の世界では、石川遼君や大坂なおみ選手のように親は素人でありながら、幼少期からどっぷり関わりながら人生を賭して一流選手を育てた父がクローズアップされていますが、恐らく彼らは自らも半端ない努力をされたのでしょう。起業家の場合も、もし幼少期から育てるとすれば、確率論からすれば親が半端なく関わってでも名門私立学校に入れるべきでしょう。起業家の親子たちがたくさんいる環境を当たり前にすることは、家以上の情報量で自然ににマインドセットができると思われます。

エピローグ

ワタスもボンクラツインズも俗にいうそんなエリートたちとは程遠い人種です。有名私立の一環コースで人脈を培ってきたわけでもなく、秀でたスポーツの実績があるわけでもなく、もちろん一流大学を出たわけでもありません。恐らく共通することがあるとすると、リスクを恐れずチャレンジする少しばかりの勇気と、仕事そのものにやりがいや楽しさを見出す能力、そして人よりたくさん仕事をすることです。嫌々ではなく、嬉々としてかけた時間は決して自分を裏切ることはありません。特に20代から30代の成長期にそんな仕事に出会うことがその後の人生に大きく影響することは言うまでもありません。

ワタスは今年還暦を向かえましたが、仕事量だけはまだまだ奴らに負けないつもりです(笑)

起業家を生み出す環境で働いてみたいかたはこちらから➡https://www.holos.jp/employ/

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