教訓。スルガ銀行と日大アメフト部に共通する問題の根っこは何か
教訓。スルガ銀行と日大アメフト部に共通する問題の根っこは何か

問題の根っこ

昨日の土曜日は愛孫みおしゃんの運動会で前日東京で仕事だったのでそのまま泊まって応援することにしたら小学生たちの一所懸命な徒競走や組体操に感動しアイビリーブインフューチャーが流れた時には不覚にも目頭が熱くなった自分の小学校時代の運動会の思い出は真剣に応援団で旗振りをしていた友達めがけて悪ふざけで小石を投げていたらそれが一番怖い先生に見つかって後ろから腕をつかまれ運動会場から引きずり出されてボコボコに怒られたことしか思い出せなかった元神川小学校児童会おちゃらけ副会長@ケーホリーですこんばんわ。

クライマックスの選手リレーを興奮して見ていて頭をよぎったことがあります。

そりは。

「この子供たちの明るい未来は俺たち大人が責任をもってバトンを渡せるかにかかっているんだよな~」とふと思ったのですよね。

ところで。

今メディアでは日大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題に非難が集中しています。

また。

スルガ銀行のかぼちゃの馬車やゴールデンゲインなどのシェアハウスオーナーへの不正融資問題が世間を賑わせています。この二つの事件に共通する問題の根っこは何かというと。

勝利至上主義、利益至上主義が招いた結果ではないかと思うのです。

宿敵にとにかく勝つためには手段を選ばず、明らかな反則タックルで相手を怪我させることを指示した監督とコーチ(本人は否定していますが)

とにかく利益を最大化するために、顧客の資産データを改ざんしてまで融資実行を繰り返したスルガ銀行(間もなく金融庁立ち入り検査報告や第三者委員会が詳細を明らかにするでしょうが)

建前と本音の狭間

因みに、スポーツマンシップとは。

『アマチュアスポーツマンが必ず身につけていなければならないとされる競技精神。フェアプレーの精神と同義で,「公明正大に,全力を尽くす」ことであり,結果的に「負け」ても可とされているが,あくまでも「勝とう」とする努力の精神をさす。競技する相手,審判,競技規則への敬意と尊敬の念はスポーツする者にとって最も大切と考える理想主義がこれを支えている。』

とあります。あくまでフェアプレイで全力を尽くすことで、勝つために手段を選ばないことではありません。一般的にスポーツを通して鍛えられてきた子供たちは社会に出ても重宝されますが、もしそれが「反則してでも勝て」と教えてこられた子供たちばかりだとしたらどんな社会になるのでしょうか。

因みに、スルガ銀行のミッションとは。

『「ライフ アンド ビジネス ナビゲーター」として<夢をかたちに>する、<夢に日付を>いれるお手伝いです。対話を通してお客さまの思いを把握し、寄り添い、夢を叶えてさしあげたい。2016年4月に刷新したビジュアル・アイデンティティには、このような強い気持ちがこめられています。昨今の金融業界は、あらゆるものが多様化・複雑化する激動の時代です。そんな中、時代の荒波にのみこまれることなく、独自の高付加価値サービスを創造し、ご提供し続けていきます。お客さまにとって、最高の夢先案内人を目指して。更なる進化に向け、私たちは挑戦し続けます。』

一見すると素晴らしいミッションです。顧客の夢を叶えて差し上げるために、銀行側がリスクを取って融資を実行し、かつ企業の利益も確保する。他行ではできない商品やサービスを提供することで森長官からも高い評価を得ていたスルガ銀行が一転して信用を失墜させ、株価は事件発覚後約半分(約2500円から1250円)に、時価総額で約2900億円を無くしたことになります。

ミッションとは事業の進むべき方向や「目的」のこと。「目標」はその距離です。この目標必達が本来の目的より優先し、顧客の夢を叶えるより、企業のエゴや担当役員の評価を優先し、不正に走ったり社員に無理強いをさせるという構図は過去にも東芝やVW、電通にも共通することです。

子供たちに胸を張れる大人になろう

「長期」に渡り顧客からの信用を積み上げていく考え方や行動のベースはミッションやビジョン、つまり「目的」ですがその結果を指標化し、「短期」で評価されていくのが目標、つまり業績です。

「長期」を優先するか「短期」を優先するか。常に経営者はこの葛藤に頭を抱えます。

いかに長期の目的からぶれずに短期の目標を達成するか。目標を常に達成することにより自己も成長し組織も成長していくこともまた事実です。

そのためには。

お題目に留まらない企業理念の浸透、人間力を伴ったリーダーシップとチームワーク力、年度計画策定までの入念で詳細な準備(計画力)、決めたことをやり遂げる業務推進力、長短両面を押さえた社員教育の徹底、暴走を止める組織内牽制機能の確立等などが必要でしょう。

「人間の心は結構弱い。」

そう思い、間違いを起こさない仕組みを作ることです。

この2つの事件をただの外野として「批判」するのではなく、どの組織にも、誰の心にもある葛藤と受け止め、大切な「教訓」として自社の経営に活かしていきたいと思います。

そして。

日本の未来を背負って立つ子供たちに対して、胸を張って活きられる大人であり続けたいと思います。

 

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