ところで。
去る11日、弊社伝統の恒例行事HOLOSカンファレンスを開催しました(「前ふりもないのにところでから始めるてどーゆーことやねん!」と思ったあなたは完全にワタスの術中にはまっています(笑))
今回で33回目の開催です。元々このイベントを企画したのは14年前。まだ募集人が7名しかいませんでした。当初はお金もありませんし、規模も小さかったので保険会社さんの会議室をお借りしました。徐々に規模が大きくなると会場は公共施設になり、そして数年前からホテルのイベント会場での開催に変わりました。当時から一貫してやり続けてきたコンセプトは3つ。それは、
① オープン(情報開示)
② ビジョン(目指す方向性を示す)
③ カルチャー(企業文化を醸成する)
経営が苦しい時もこのイベントだけはこだわりを持って継続してきました。長年生きてきて、それなりに経営者としてのキャリアも積んできて、つくづく思うのは「やり続ける」ことの大切さ。
最近ではこれを「GRIT」と言うそうです。
ペンシルベニア大学の心理学教授アンジェラ・ダックワース著の「GRIT~やり抜く力」という書籍が最近のビジネス書ベストセラーになっています。
彼女によると成功者を調査した結果、その要素は才能ではなくGRIT、つまり「やり抜く力」がある人だと結論づけているのです。その「やり抜く力」とは情熱と粘り強さであり、情熱は興味と目的によって支えられていると。昔からたいして人より秀でているものもなく、その割には常に珍しいモノや新しいコトに目移りしてしまう私ですが、歳を重ねるごとにそれなりのGRITが身についてきたのかもしれません。
話を戻します。
弊社は元々完全歩合型の委託型募集人を組織化する規模拡大モデルでの事業展開をしてきたのですが、当初から取扱保険会社の数や代理店手数料の多寡、ロイヤリティの安さだけで人を集める組織にしたくありませんでした。それよりも内発的な動機、つまりその組織に所属する意義や楽しさや将来のビジョンがイメージできる時間と場を創ることで募集人のロイヤリティを高めたいと思ったのです。
その為にも、その会議の参加者には社内だけでなく、保険会社や株主等ステークホルダーにも参加してもらい、我々の組織にどんな仲間がいて、どんな結果を出し、どこを目指そうとしている組織なのかを定期的に開示し、内外から応援のエネルギーを貰おうと考えました。
特に、③の企業文化については、その会議が醸し出す空気感が組織の縮図であると考え、「ユーモア」「笑い」をかなり意識しました。実は弊社の本社エントランスには「ユーモアビズ」という社是?を掲示しています。これは「夏はクールビズ、冬はウォームビズ、そしてホロスは年がら年中ユーモアビズです」と常に「笑い」を大事にしていますというメッセージ。
そのメッセージを体現するためにも堅苦しい、プレッシャーを与えるような会議体ではなく、リラックスできて面白くて為になる、終わったあとにモチベーションが上がる会議にしたかったのです(堀井計の午睡に続く)↓
http://www.holos.jp/holostyle/?t=1289
ばか者軍団の一員になりたい方はこちらから→http://www.holos.jp/employ/orientation-session.html