決意表明。まもなく業界が変わる。名称も変える。

熊本地震が発生して早1か月が経ちました。未だ余震も続いている中まだまだ被災者の方々は落ち着けるような状況ではありません。ここに謹んでお見舞いを申し上げます。不測の事態に備える社会インフラを提供する保険業界は、まずは被災者の方々への迅速かつ確実なお支払いに全力でお応えするとともに、未だ理解や知識が不足している一般消費者の方々のために適切な保険加入への啓蒙活動を推進していくことが使命であると改めて再認識する今日この頃です。

さてさて。

いよいよ改正保険業法の施行まで残すところあと16日に迫ってまいりましたが保険業界に身を置く方々におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。実は去る5月12日は一般社団法人保険代理店協議会の定時総会でした。任意団体として活動を開始してから丸9年、社団法人化してから6年が経過しましたが平成28年度も不肖わたくしが理事長に就任することに相成りましたのでここに謹んでご報告させていただくとともに保険業界の成長発展のため小さい身体ではありますが更に身を粉にして粉にしすぎて肉体は消滅してその粉だけが世界中に霧散してあれ?堀井はいつのまに消えてなくなったんだろうと皆さんの記憶からも消滅しあとにはシークレットブーツだけが遺るくらいはたらく所存ですのでどうぞよろしくお願い申し上げます(後半は意味不明・・)

総会の話に戻りますが、前年度に引き続き今回も金融庁監督局保険課の課長さまが来賓としてお越しいただき、祝辞を頂戴いたしました。前年度の活動でも金融庁総務企画局さんとのコラボセミナーを地方で開催したりと、今般の業法改正に向けての啓蒙活動に一定の理解を示していただき、業界内の組織としての存在を認知いただけた証といえましょう。

2016-05-12 16.47.25.jpg

今般の業法改正はここ15年で急成長してきた広域展開型乗合代理店という業態が現行法にそぐわないという現状を鑑みた適正化措置でもあり、今まで保険会社に求められていた体制整備義務が代理店や募集人にも課されるということはそれだけ社会的なポジショニングが上がるということであります。そしてこれからは有象無象で拡大してきたこの業態が、よりまっとうな企業体に変化してくことで消費者はもとより社会から信頼される業態に変わらなければ存続できないというメッセージでもあります。

保代協も設立当初は、その成長ノウハウを共有する、オフェンスにフォーカスした差別化戦略や効率化に向けたシステムや業界標準化に向けての取り組みを中心に行ってきましたが、法改正の機運が高まるやいなやディフェンス的な適正化、体制整備の取り組みに活動をシフトチェンジしました。差別化の前にまずは市場からの撤退を余儀なくされないための適正化、健全化が優先だったということです。

よって今期のスローガンはシンプルに、
「今般の保険業法改正をチャンスと捉え、全会員一丸となって、
更なる健全化に取り組み、乗合保険代理店の社会的地位を向上させていこう。」
としました。

また、方向性承認として決議されました今回のトピックスとして当団体の名称変更があります。これは、新しい業法改正が施行され、新しい代理店が世の中に認知されることが求められる中、そろそろ協議会から協会へと飛躍する「時」が来たという決意の表明であります。その新名称は、

「一般社団法人保険乗合代理店協会(IIAA)」です。

IIAA漢字.jpg

正式な名称変更はそれなりの準備を経て改めてご案内することになりますが、この乗合型の総合保険代理店という業態が今以上に日本に定着し、一般消費者からも社会からも信頼され、次世代の若者たちがこの業態を魅力に感じて働きたいと思える、そんな業態というより業界に昇華できるようなサポートができる協会にしていきたいと思います。そう、本気で思い、本気で自社を改革しようと行動する代理店経営者で組織を拡大してく所存です。

全国の乗合代理店の皆さま、生損保保険会社の皆さま、保険業界に携わり業界全体をより健全に発展させていくことに賛同する皆さま、新しく生まれ変わる「保険乗合代理店協会」を何卒よろしくお願いいたします。

保代協にご興味ある乗合代理店の方はこちらから→http://hodaikyo.org/blocks/index/00010

カテゴリー:日記のブログをもっと読む