読書法。あなたは紙派?電子派?

今日は母の日につきあなたのおふくろの味は何ですかという質問をテレビでやっていてワタスの母は20年以上前に他界しているのでかなり記憶の彼方ではありながら最初に思い出したのが春巻きだった庭に咲くジャスミンの香りを嗅ぎながら珈琲を飲みつつパソコンに向かうあと何回親に会うかを考えて親孝行を考える会代表@堀井ですこんにちわ。

ところで。

ゴールデンウィーク中に4冊ほど本を読みました。基本読書はあまりジャンルにこだわらず気にとまった本を適当に買って読む方なのですが。実は少し前に電子書籍に切り替えて読んでいたのですが、最近また紙に戻しました。出張が多いので紙は持ち運びがかさ張って重いので電子書籍に切り替えたのですが、ニンゲンが古いせいかどうも頭の残り方が薄いような気がしていたのです。また、ワタスの読書の目的に、講演やプレゼンのネタにインプットする場合が多いのですが、その場合は記憶に留めたいフレーズをiPhoneのメモに転記するクセをつけており(おかげでフリック入力はかなり早い)、電子書籍の場合、そのiPhoneで読んでいるので、メモを使えないのです(別のデバイスで読めば解決するのでしょうが)

恐らく使いこなし方が下手くそなだけで、ちゃんとIPADとかを読書専用にして電子書籍の使い方をマスターすれば、いちいちiPhoneのメモに転記しなくても引っ張り出したいフレーズや情報をそのままその書籍から出し入れができるのでしょう。

当面は紙とスマホのミックス戦法でいくしかありませんが、どなたかスマートな電子書籍の使いこなし方を一度レクチャーしていただけませんかね?

因みにGWに読んだ本(読みかけ含む)は、「石原慎太郎の天才」「森岡毅氏のUSJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?」「USJを劇的に変えたたった1つの考え方」「橘玲の言ってはいけない残酷すぎる真実」

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「天才」は稀代の天才政治家田中角栄の人生を過去反田中の急先鋒だった石原慎太郎が自伝風に描いた快作。「言ってはいけない残酷すぎる真実」の著者橘玲氏はマネロンやタックスヘブン等ファイナンス系の本がワタスの仕事の情報源でもあり、そのシュールな切り口と分析力がお気に入りの作家で、過去のほとんどの本を読んでいます。

4冊はそれぞれに面白かったのですが、森岡毅さんが卓越したマーケティング戦略でUSJをV字回復させ、ついにはあの東京ディズニーランドを超えたノウハウ本はとてもエキサイティングで勉強になりました。普通新規事業を成功させる確立は20%あればイイ方ではないでしょうか。あのユニクロの柳井さんでもその書籍「1勝9敗」の中で「10回新しいことを始めれば9回失敗する」と言われています。それを森岡さんは97%の成功率という驚異的な数字を叩き出されています。そしてその成功は「マーケティング思考」であり、彼は「マーケティング思考は全ての仕事の成功確率をグンと上げる」と喝破され、事実USJを短期間で急成長させているのです。

この本を読み、弊社もまだまだマーケティング思考が弱いことを痛感すると同時に、もっともっとその思考を身に着け、個々が主体的に考え抜く組織になることで伸びる余地は充分あると感じた次第です。

角さんのような「天才」にはなれないでしょうが、「残酷すぎる真実」を受け入れて、森岡さんのようなマーケティング思考を身に着けながら、更なる自己成長を目指したいと思います(ご興味ある方は是非ご一読を)

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