余裕が成長を育む反面追込みが成長に拍車をかける。
余裕が成長を育む反面追込みが成長に拍車をかける。

熊本で発生している地震被害に遭われた皆さまのご無事を心からお祈りします。

4月も半ばを過ぎました。新社会人の若人たちは今はまだ研修中でしょうか。恐らくこれからの3年くらいをどんな価値観や想いを持ってシゴトに関わるか、一日24時間のうちのどれくらいをシゴトという時間に投資するか、そしてどんな上司や同僚と出会うかによってビジネスパーソンとして成長や成功ができるかが決まるのではないでしょうか。先週ネット検索しているとワタスの名前で引っかかった、LINEが運営するキュレーションサービスNAVERの記事http://matome.naver.jp/odai/2145696414775057501を見て驚きました。

「入社前に読んでおきたい!新社会人にオススメの良書7冊」に拙著「そろそろしゃべるのをおやめなさい」が紹介されているのです。

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7冊の中にはライフネット生命の岩瀬社長の「入社1年目の教科書」や佐々木常夫さんの「働く君に贈る25の言葉」そして松下幸之助さんの「道をひらく」など錚々たる企業家やベストセラー作家の中の1冊に入っていたのです。

因みにワタスの本は既に廃版なのでアマゾンの中古本でしか買えません(涙)でも本もある意味「出会い」です。人生を変えるような恩人がいるように恩本があるのです。拙著を恩本だと思ってくれた方がいるかどうかはわかりませんが読書もまた成長を加速させるきっかけになることは確かなので若人にはこれからたくさん本を読んでほしいものです。

ところで。

ヒトは余裕があるほうが成長するのか追い込まれたほうが成長するのかどちらなのでしょう?

私の経験値では両方があります。経営者として理想なのは前者。事業計画がスムーズに進捗しているときは、心の余裕、時間の余裕、お金の余裕があります。この「余裕」があるからこそ新たな事業や人財投資や教育投資や労働条件アップができ、それがあるからまた好循環の成長スパイラルに入れるわけです。謂わば経営とはこの「余裕」を生み出すための経済活動といっても過言ではありません。

国家レベルでも同様で国民に余裕があれば戦争も起こらず(仕掛けられる可能性はあり)、豊かな生活に加え、文化や文明が発達していくのです。

しかしながら。

その余裕を生み出すために行動しても計画通りに進むとは限らず、そのGAPを埋めるために個人も組織も計画以上の行動を起こす必要が生じるのもまた現実です。ヒトはそのときどう思考しどう行動するのか。

まずは諦めるという選択をするのか追及するという選択をするのか。それによって行動が変わります。どちらがいいか悪いかは価値観次第です。ただどちらの思考と行動が成長できるかという視点で行くと、これは後者、諦めずにやれる方法をいくつも考え、そして考えるだけでなく即行動を起こし、周りも巻き込み、限られた時間の中で動き続けることで得られる体験をすることではないでしょうか。

ワタスも過去に、余裕をもって計画的に行動しながらもその成果が予定通りに進まず、諦めようかどうしようかと迷いながらも、あと一人、もう一人とお客様に会いながら、諦めずに行動し続けたことで目標のほうから近づいてくるような紹介や相談が舞い込んできて、結果その期を締めたときには目標の120%くらいの実績を収めた経験が何回もあります。

それはロジック(論理)を超えたマジック(不思議)な現象という感覚に近いものです。

恐らくこのマジックは上から指示命令されたストレスの中で行動していれば起こらなかったのではないでしょうか。置かれた状況を愉しみながら、もしくは「無」に近い状態での行動がキーなのかもしれません。

「金持ち喧嘩せず」

余裕(マネーリッチ、タイムリッチ、メンタルリッチ)が更なる成長を育み、「万策尽きたとき諦めないという妙案がある」最後まで諦めず、愉しみながら行動し続けたことで目標の方から近づいてくるという、マジック体験を積んでいくことでヒトは更に成長していくものではないでしょうか。

皆さん、余裕が持てる状態になるまではマジックを信じてとことん自分を追い込んでいきましょう(笑)

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