年末のご挨拶。除夜の鐘を聴く前に神様が人間に白目を与えた意味を噛み締めよう。
年末のご挨拶。除夜の鐘を聴く前に神様が人間に白目を与えた意味を噛み締めよう。

早いもので今年も残すところあと2日。

あなたは張り切って年初に夢や目標や豊富を立てました?そしてその達成度合いはいかがでした?毎年ワタスは「今年叶えたい100の夢リスト」を作成します。仕事、人間関係、趣味、健康、社会貢献、ライフワーク、家族、セカンドライフ準備、資産形成、生活習慣改善、その他諸々と11のカテゴリーに分類し、更に始めるモノ、続けるモノ、捨てるモノと整理して1年に臨みます。

で、その結果はどうだったかというと・・・

打率は3割5分ほどでした。例年なら、恥ずかしながらあきれ返るのひっくり返るでいっそそのまま後頭部を地面に打ち付けて記憶喪失に陥り「え?そんなこと言いました?」とバックれて何食わぬ顔をしながら大晦日には化粧をバッチリ決めて毛皮のコートに身を包み、その下は全裸にガーターベルトのエロエロファッションで除夜の鐘が鳴る知恩院をスキップしながら通り抜けおけら参りで賑わう八坂神社に初詣に行くところなのですが(え?壊れてる?)今年は色々あったのでこんなものと自己肯定して締めくくりたいと思います。

ところで。

夢や目標には色んなモノがあります。大きい夢小さい夢。物欲を満たすモノや心の満足を満たすモノ。自分の為やヒトや社会の為。もちろん何が良くて何が悪いのかを問うつもりは毛頭ありません。本年最後のご挨拶代わりにイイかワルイかという判断ではなく、人間の本能についての考察をしてみたいと思います。

因みにニンゲンは霊長類ヒト科の動物であるわけですが、その動物は二つの本能に司られています。それは「自己保存」と「種の保存」。前者は生きるための本能であり後者は子孫を残すための本能ですね。実は人間以外にも霊長類にはサル、ゴリラ、チンパンジー等がいるのですがヒトだけは特別な存在です。

それは何かと言いますと。

ヒトには「天敵がいない」ということです。その証かどうかはわかりませんがヒトだけが身を守るための体毛に覆われていません。

そしてもう1つ特徴的なことは。

「白目」を持っているというコトです。実はチンパンジーもオランウータンも白目はありません(黒目の両脇は灰色とか茶色)なぜないのかと言うと、白目があると天敵に目の動きを読まれてしまうからです。生き延びるためには目立たず、目の動きを読まれないことがとても重要なのです。

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天敵がいないということは身を守ることにエネルギーを割かずに済みます。実は天敵のいる生物はエネルギーの98%を自己保存に費やし、残りの2%を種の保存(いわゆるサカリの時期のみ)に使っているのです。

では天敵のいないヒトは余っている98%のエネルギーを何に使うのかと言いますと、実はヒトにのみ与えられた三つ目の本能があるのです。ではその生物界の頂点に立つ人間にのみ与えられた本能とは何かというと。

 

「喜ばれると嬉しい」という本能です。

 

「自己保存」「種の保存」そして三つ目にあるのが「喜ばれると嬉しい」という本能。この本能に心当たりはありませんか?

モノやお金を貰った時より、くしゃくしゃの笑顔で感謝された時に感じる喜びや嬉しさの方が大きいと思ったことがあるのではないでしょうか。この本能が目覚めると、自分の欲求として自分の心地よさとして社会に参加していきたくなると。他人や社会に対して何かしてあげることを繰り返していくことで「喜ばれると嬉しいエネルギー」をどんどん放出するようになるのです(ワタスが落語をライフワークとし出したのもこの本能が目覚めたからかもしれません)

神様が人間にのみ白目を与えたのは、天敵の存在を排除し、逆に目によるコミュニケーション(アイコンタクト)を積極的に行うことで人と人が心地よく繋がり合い、お互いに喜び喜ばれるという連鎖で社会や地球や宇宙に貢献していきなさいという想いが込められているということなのではないでしょうか。

今年も残すところあと2日。

白目の意味を噛みしめながら充実した新年を向かえたいと思います。来年は恐らく多分のっけからぶっ飛ぶくらい飛躍の年となることは間違いありません。

皆さま今年1年も独断と偏見のブログにお付合いいただきまして本当にありがとうございました。どうかどうか良いお年をお迎えくださいませ。

堀井拝

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年末年始に人生について色々考えてみようとしている方は→http://www.holos.jp/employ/profile.html

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