先週の日曜日のことですが高校の同窓会がありました。ワタスは御年57歳ですから高校を卒業してなんと39年になります。
いつの間にそんなに月日が流れたのでしょうか・・・
当時ワタスが通った高校は京都府立桃山高等学校(通称桃高)という地元の公立高校で中学の中でも比較的賢い生徒が行く高校でした。めっちゃ賢い生徒は私立の洛星高校とか洛南高校特進クラスに行きましたがワタスはそこまで賢い生徒ではありませんでした(笑)ですが滑り止めの高校を受験することなく公立1本で受験しなんとか受かることができたのですが、当時の桃高はそれはそれは自由な高校でした。
通学は私服OKのバイク通学もOKで授業もサボり放題。朝から学食もやっていていつでもご飯が食べられアイスキャンディも売っていましたし、朝一で休校表が職員室近くの掲示板に貼りだされています。よって品行方正だったワタスはTシャツ短パンビーサンでモンキー(ホンダの原付バイク)に乗って通学し、そのまま職員室の掲示板に直行し休校表を見ては「ラッキー!」と叫び、そのまま近所の溜まり場のサテンやパチンコ屋や雀荘に行くのが日課のようなアホ高校生だったのです。環境とは恐ろしいものですね。ワタスは高校だけでなく家庭もホッタラカシの環境で育ったものですから、もしこんな自由な校風でなく、厳格勤勉な環境で育っていたら恐らく東大に行って官僚になってその後政治家になって今頃は天皇陛下になっていたかもしれません(アホです)
ところで。
同窓会ですが、全学年約400名中100名強の同級生たちが出席しました。懐かしい顔がいっぱい!と言いたいところですが、7割くらいは判別不能・・頭、顔、体系、ほぼ原形を留めていない状況にびっくりポンでした。プログラムには物故者名簿が記載されており、もちろん知った名前もそこにはあり胸が痛みましたがその数は19名。57歳にして約5%が亡くなっていることになります。果たしてこの数は多いのでしょうか少ないのでしょうか?因みにこれを厚労省の第21回簡易生命表を元に18歳が57歳まで生きる確率を計算してみると、男性で6.3%、女性で3.3%、男女平均すれば4.8%になるのでほぼ統計値と合致しました(参考http://tknottet.sakura.ne.jp/pension/LivingProb.php?AGE=18&SEX=M&Calc=%8D%C4%8Cv%8EZ)
冒頭30秒の黙とうから始まった同窓会ですが、その後は昔話や近況話で大いに盛り上がりました。振り返って思うのですが、基本このような会に参加する人たちは身心的にも金銭的にも元気な人だと思います。その中でも3名ひときわ顔や身なりや醸し出す雰囲気に元気を感じる奴に目が留まりました。そこで話しかけると、一人は親の後をついだ社員数150名程の機械メーカーの社長、もう一人は日本の魚類研究の対一人者として活躍する博士に、更にもう一人は社員数7000名を超えるメーカーの常務になっていました。これはワタシの目が確かだったという自慢ではなく、地位や肩書きが大事だということでもなく、ヒトは歳を重ねるごとにその生き様、活き様がすべて外(外見や発する雰囲気)に表われるということ。今が充実し、倖せなヒトは見ただけでわかるということです。
次の桃高同窓会は還暦の60歳に決まりました。18歳から60歳までの生存率は男性91.8%、女性95.9%、平均93.85%。物故者予測約25名、物故者名簿に6名追記される計算になります。その追記者にワタスの名前が無いことを皆さんどうか祈っておいてください(笑)ヒトからどう見られるかということではなく、自分自身が今の今より60歳の今の方が更に最倖と思える人生を歩んでいきたいと思います。
カテゴリー:日記のブログをもっと読む