南国で蠢く社長の思惑。任すことは論理ではなく勇気だ!
南国で蠢く社長の思惑。任すことは論理ではなく勇気だ!

先週から今週にかけて毎年恒例になりましたが某保険会社さん主催の海外セミナーに参加してきました。

日本を代表する保険代理店経営者がハワイで集い、その保険会社の社長初め経営陣と共に情報交換やバズセッションを行うのですが。このセミナー、その正式行事もさることながら参加者が都合5日間も南国の開放的な環境下で行動を共にし、特に食事会やその後の懇親会ではお酒も入るので皆が本音で語り合う場となり、過去にもこの場から様々な業界を変えるような変革の種が生まれてきました。実はワタスが長く理事長を務めています一般社団法人保険代理店協議会もこの海外セミナーから生まれています。

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ワタスはここ数年もっぱら自費参加で弊社役員に随行しながら参加していますが、保険会社の代表や日本を代表する代理店の代表らと深いコミュニケーションができる機会は早々ありませんので、例え自腹でもその時間価値は充分にあると思っています。

ただ、根っからの貧乏性かつ臆病者のワタスは日常のシゴトの場を離れることがいつもとても気になります。私は社会人になってからというもの、ヒトより長くシゴトをすることで実績を得てきたクチなのです。人並みの能力しかなければ時間をかけて人並み以上になるしかないと思って行動してきたエリートとは程遠い典型的な叩き上げ派です(笑)

また、私の人間としての成長レベルはまだまだ自我が成熟しておらず「後期自我」*のレベルと思われ、働いていないと潜在意識が落ち着かないのです。でも決して自分のコトもシゴトも嫌いではありませんが(むしろ大好き・・)、自分自身の真の倖せのためにも、いつか、できれば近いうちにこの不安感を消滅したいと思っています。今はまだまだ身体的にも元気ですし、年の割には若く見られるので、遂油断してしまいますが、今月には57歳になりますので、一般的にはもし私がサラリーマンなら定年退職までカウントダウンが始まっています。出来る限り早く権限移譲を進め、私の存在価値を消していく必要性を感じているのです。

そういえば、著名なコンサルタントの神田昌典さんも、部下を育てるためには経営者は長期休暇を取ることを著書の中で薦められています。経営トップが敢えて手も口も出せないところに自分を追いやることで(と言っても今ではメールでどこにいてもリアルタイムでコミュニケーションできてしまいますが)結果その方が組織が成長するということです。

昔の諺に、子供を成長させるためには「可愛い子供には旅をさせろ」とありますが、これは差し詰め「可愛い部下のためには自分が旅に出ろ」ということですね(笑)

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少し切り口を変えますと、この旅の効用としてもう一つあるのは「視点や発想を現場から少し離れて観てみる」ことではないでしょうか。

日常のルーチンから離れる。主観的に近視眼的に捉え行動している自分から少し離れて客観的鳥瞰的にシゴトを観てみる。今回の場合は、そこに他の経営者の価値観や成功事例や戦略等を聞きながら自分の在り方ややり方を棚卸してみることも大きな効用の一つなのです。ただし、気を付けないといけないことは、新しい発想や戦略を想いつき、それをまた自分が起案してコトに当たると現場を混乱させてしまう可能性があるということです。

「せっかく社長がいなくて上手くシゴトが回り出したのに帰ってきた途端にまた新しいことをやらされたら現場はたまったもんじゃない!」

と思われて当然ですよね(笑)旅に出る目的として「任せる」ことと「新たな発想を練る」ことは矛盾するのです。どちらを優先するかはその組織の状況次第ではないでしょうか。私がベターと思うのは、1年のスパンの中でそれを切り分けるという考え方です。未来を構想するための旅を1回と組織を成長させるための旅を1回、目的を分けて半年に1回のペースで戦略的に旅に出るという考え方です。これを年初に予めセッティングしておくのです。

弊社の株主でもある「お金と幸せの専門家・本田健」さんも著書の中で、

・50代はどう攻めていくかで決まる。
・健康は自分で作るもの。
・時間=命と考える。
・年相応なことはしない。


とアドバイスされています。因みに私のハワイの一番の愉しみは何といっても40代後半から始めたサーフィン。基本年に一回しかしませんが、それでも年々波に乗れる回数や長さが伸び、少しターンもできるようになりました(相変わらずゴルフは下手くそのままですが)普段は休日でも海外にいてもシゴトの事が頭から離れることはありませんが、流石に波に乗っている時は自然と一体となり「無」の状態でいられるのです。

弊社が更なる成長をするためにも、年齢不詳、歳不相応、身心健康ちょっとアホ、遊びで攻めてシゴトは控えめ、渋くて可愛く、ヤンチャで真面目な、お洒落で妖しい支離滅裂のこんな活き方をしたいと思われる57歳を目指す所存です(笑)

MAY I HOLOS YOU?
~あなたらしい素敵な活き方応援します~
堀井 計

*後期自我と成熟した自我:トランスパーソナル心理学者ケン・ウイルバーが提唱する意識の進化サイクル。「後期自我」は自分の内面、意識をペルソナ(社会的仮面)とシャドウ(無意識化に自分の欲求を抑圧)に分離する。現代社会においては後期自我の意識レベルが俗にいう成功者のモデル(戦うことで安心感を得る)である。「成熟した自我」は後期自我の進化レベル。自己内部の意識、ペルソナとシャドウを統合する。葛藤の無い真の幸せを感じるレベル。21世紀の経営者は成熟した自我のレベルを求められるという説がある。

 

堀井計の午睡↓
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