3月24日
保険営業は厳しい世界だ。一般的に1年で半分くらいが退職し、2年で更にその半分以上が辞めていく。辞める理由は簡単だ。
売れないから食えない・・
食えない理由は、この世界はフルコミッション(完全歩合)が通常だからだ。ところで弊社には直販チャネルという部隊がある。この部隊は完全歩合ではなく固定給。比較的若手でキャリアも浅く、前職の保険会社でも実績が残せなかったか、完全に業界経験無し。新卒もいる。目下そのメンバーは21人だ。
因みにこの部隊の命運はマーケット開発と教育にかかっている。とりわけ「教育」がとても重要だ。今までも弊社研修会社や実績ある役員や上司たちが研修を継続してきたわけだが、それでも売れるようになる者もいれば売れない者もいる。これが現実だ。でも決して悲観しているわけではない。その中から著しく成長している者も少なからずいるからだ。実は今日もある講師が研修を本社で行っている。
その講師の名前は「永岑和真」。
著しく成長している1人だ。業界経験はまだ2年半。年齢は28歳。弊社に来る前のキャリアは専属代理店で僅か1か月。ほぼ弊社の純粋培養者だ。その彼がほぼ紹介のみで月間生産性100万円を超え、今研修講師として先輩や上司を前に登壇している。そして今僕はその研修にオブザーブしながらこのブログを書いている。
正直彼の成長ぶりに目を見張った。元々高いインテリジェンスに加えて、諸先輩からノウハウを謙虚に学ぶ姿勢と惜しみなく共有できる度量もある。講師としてのレベルもかなり高い。同じ現場目線で謙虚にかつ堂々と講師を務めている。もちろん受講者の生産性が上がるかどうかはこれからだけれど、少なくとも僕のようなロートルが中途半端な思い付きでアドバイスするよりは彼のようなモチベーションもスキルも高く、かつ現場で日々お客さまに向き合い結果を出している者が教えるほうが信頼感もあり効果もあるに決まっている。
弊社は元々スーパーカー(業界のトップセールス)の次のステージ(専属から乗合へ)としてより快適に走ってもらえるようなインフラビジネス(商品、システム、バックオフィスを整える環境整備業)としてスタートさせた事業を、それに加えて数年前からクルマそのものを作る(一から育てる)メーカーになろうと決意し7年以上が経過し。今それが自走を始めている風景を目の当たりにして正直とても嬉しい。これはもちろん今までからずっと業績やノウハウで支えてくれている全国の将来設計士の皆さんのお蔭だし、僕は彼らの大切なお客さまをスムーズに次世代にバトンタッチさせることが恩返しになると信じている。
プロフェッショナル集団である全国の将来設計士たちと伸びしろ満載の直販部隊が融合する弊社は最強の組織になる。最強とはたくさん売る集団でなく、たくさんお客さまに商品やサービスや存在そのもので感動を提供できる集団のことだ。
俺たちはどうせ上手く行くに決まっている。ありがとう。
只今将来設計募集中です→http://www.holos.jp/employ/orientation-session.html