11月8日
本日はお日柄もよく、弊社創業以来初の社員同士の結婚式でした。
よってご両家の参列者のかなりの率が弊社の社員。ワタスはご両家の主賓と乾杯という大役を一手にお引き受けし無事滞りなく狙い通りのネタでそれなりの笑いを取ることができたのですが。
今回は社員同士の結婚、それも新郎は昨年大学を卒業したばかりの新入社員Mクン、はっきり言ってまだまだ営業パーソンとしては未知数の中、先輩社員のA子さんと恋に落ち?晴れて結婚と相成ったわけです。式は終始和やかに進行し、後半の新婦のご両親への感謝の手紙、新郎の両親や列席者への感謝と決意の言葉では感動で涙が止まりませんでした。
社員同士の結婚ということは、弊社の存在が無ければあり得なかったということ。今まで弊社はキャリアを中心に組織を大きくしてきたので既婚者がほとんどだったのですが、ここ数年は積極的に若手を採用し、育成に力を入れてきたので若手独身率が上がっておりこれからも社内結婚は大いにあり得ることになります。つまり企業を経営することは「縁を繋ぐ」役割もあるのだということを改めて感じた次第です。また、これから倖せな家庭を築いていくうえでも会社の存在、環境や業績はそれなりにその家庭に影響していくのだと思うと喜びと同時に、経営者として組織を永続的に成長させていくという使命を改めて感じました。
ところで。
この数年、人材教育や組織論の中で「エンプロイ・エンゲージメント(EE)」と言う言葉が良く出てきます。エンプロイーは従業員、エンゲージメントは婚約、約束という意味ですから、日本風に表現すると「愛社精神」と同義に近いかもしれません。そのエンゲージメントが高い状態とは、「その組織で働くことにより自分のありたい姿に向かって成長できるという実感があり、自己実現のための努力が会社のビジョン実現と合致している」と思う社員が多い状態。実はワタスが社内会議で未来戦略を発表した後に必ず最後のプレゼン資料で、
「会社のビジョンや方向性と皆さんの夢や目標を重ね合わすことができますか?」
と問いかけて締めくくります。別に強制はしないけど、一致感を共有できればお互いにハッピーだよねと。まさにこれがEEの高い企業ということです。また、かのベストセラー「日本で一番大切にしたい会社」の著者坂本光司氏によると、ヒトを大切にしている会社は社内結婚の比率が高く、更に子供の数が多いとのこと。これも直感的に理解できます。若くて優秀な人財がたくさん集まる会社でシゴトに夢中になっていれば必然的にそこに愛が芽生え、それがまたエネルギーとなり、更にその結果業績も良いいので給料も高く経済的にも余裕があるので子供の数も多くなるということですね。
社内結婚の数は社員を大事にしている会社のバロメーターであり、EEの高さの証しなのかもしれません。弊社は対外的にも社内的にもヒトを大切にし、縁を繋ぎ縁を活かす組織でありたいと改めて心に誓った結婚式でした。
Mくん、A子さん本当におめでとう。そしてたくさん子供を作って日本国にも貢献してください(笑)