ゴルフコンペから学ぶ。教育の本質とは何か。

9月21日
昨日は社内の若手ビギナー中心に組成されている裏ゴルフ部主催のゴルフコンペに参加し見事過去最高スコアを叩きだして意気揚々と帰宅したら財布入りのボストンバッグをクラブハウスの玄関前に忘れていることに気づき慌てて電話しても既に営業が終了していて連絡がつかず仕方ないので今朝4時半に起床して現地に向かいビビりながらスタッフに確認したらちゃんと保管してくれていて事なきを得たプロゴルファー猿に顔だけは似ているゴルフ開始歴34年の大バテレン?ゴルファー@堀井ですこんにちわ。
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ところで。
ワタスのゴルフデビューは22歳。新卒で就職した会社がスポーツ用品販売のチェーンストアだったこともあり、当時いきなりクラブを半強制的に買わされ練習もしたことないのにいきなりコンペに出さされもちろん散々な結果でした。それから現在に至るまでもほとんど練習場に行くことなくお付き合いのコンペに年数回行くだけというパターンを繰り返してきたので当たり前田のクラッカーで上手くなるはずもなく100を切ったことがない筋金入りのへっぽこゴルファーです。
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            ワタスはゴルフに向いてない顔(-_-)          
それでも根は負けず嫌いなので少しは上手くなりたいという感情はもちろんあったのですが、どうしてもその時々の優先順位でそこにかける時間を割くことがなかったわけです。ですがここ数年行く頻度が上がるにつれ、重い腰を上げようかと昨年から始めた「今年叶える100の夢リスト」の中に「ゴルフのスコア100を切る」を設定したのです(去年は未達・・)
で、昨日の結果は100こそ切れませんでしたが前半53、後半52の105でこれでも過去最高スコア。全く練習しない割にはバーディも1回、パーも2回取れて自分なりにはそれなりに満足行く結果でした。ただしこれには原因があります。
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             ワタスはゴルフに向いている顔(^◇^)
それは。
同じ組にシングルプレイヤーのK部長がいて、コトあるごとにアドバイスをくれたことです。
クラブを振る前に「力抜いて右足を曲げないように意識して」とか「もう少し左を向いて」とか「少しスライスしますからカップの左を狙いましょう」とか。打った後も「いいですいいです」「全然問題ないです」「じゃあ次も気を緩めずに行きましょう」と励ましのメッセージを貰うことでプレイへのモチベーションが上がります。もしこのアドバイスが無ければ恐らく10打くらいは更に叩いていたのではないでしょうか。
ということでゴルフもシゴトもコーチや指導者の存在はとても大事だと再認識したわけですが。このラウンドの中でK部長がワタスにしてくれたことことを「教育」の原則に照らし合わせますとそりは「指導」と
「育成」に分解されます。
「指導」とは技術や知識を与えてあげること。
スィングの仕方、手首の返し方、グリーンの見方とかですね。シゴトで言えばコミュニケーションスキルやPCソフトの使い方とか独力でもできないわけはないけどより効率的にレベルアップするにはやはり教えてもらう方が早く確実だと思います。
「育成」とは相手をやる気本気にさせること。
プレイに対して常に励ましや評価を貰うことで「関心を持ってくれている」「僕にも可能性がある」「愉しかったのでまたやりたい」「もっと上手くなりたい」と思えるかどうかですね。これはシゴト上の育成も全く同じです。今回のK部長の教育はワタスにとってはこの「指導」と「育成」が兼ね備えられたとても素晴らしいモノでした。
ではこれをシゴトの現場に更にフォーカスするとなぜ上手く機能しないのか(決してK部長にフォーカスしているわけではありません・・)
それは日頃から信頼関係が構築されているかどうか、とその前段階のそのヒトが「好き」かどうかです。「指導」にはやはり指導する人の実力の裏付けが必要です(シングルプレイヤーとかトップセールスとか)ただ教え方が長嶋監督のような?感覚的な方法では具体的にどうすればいいのかわからないので実績に加えてわかりやすい教え方が必要だということです。そして「育成」はまずそのヒトを好きになってそのヒトに関心を持ってあげることから始まります。その上で「彼(彼女)なら必ず上手くなる。必ず成功する。」と信じてあげること。その想いが態度や言動に現れ「こんなヒトになりたい」「このヒトのためにもやろう」とやる気が漲り本気になってゴルフ(シゴト)が面白くなりそれとともに成長していくのではないでしょうか。
ゴルフもシゴトもあくまでやるのは本人次第。ですがそこに関わる仲間の存在がとても重要と再認識できたとても有意義なゴルフコンペでした。あ、ワタスが年内に100切れるかどうかはK部長次第ですから(こんな心がけでは到底無理・・・)

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