期待値を超えろ。我々は保険金を払わない代理店を目指します。

6月15日
昨日全国の保険代理店が集う一大イベント「リングの会」に参加してきました。
普段業界のイベントではスピーカー側が多いのですが今回は学ぶ側。たくさん貴重な情報をいただきました。特に昨年のリングの会でパネラーとしてご一緒させていただき、今ではビジネスパートナーとしてお世話になっている増島弁護士のセッションはとても参考になりました。増島先生は金融業法のスペシャリストであると共にアーリーステージのITベンチャー企業への支援も積極的に行われており、普通の弁護士さん?とは異なる視点でのコメントをいただけます。またその示唆が13年前の創業時から私が思い描いてきたビジネスモデルととても重なるのです。
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今般の法改正では、意向把握や推奨理由、情報提供義務が募集人に課され、確実にセールスプロセスに今以上の時間を要するようになります。また、マネジメント全般では体勢整備義務が課されることで代理店は今まで以上にお金(人件費やシステム構築費)がかかることになります。
つまり、その分生産性を上げなければ確実に収益が悪化するのです。そしてその生産性を上げる方法は、規模を大きくしてそのコストを吸収するか1人当たりの生産性を上げるか、はたまた保険以外の事業で収益を上げるしかありません。
増島先生は代理店生き残りのヒントとして、専門分野でもあるITベンチャーを引き合いに出され、
「ITベンチャーの世界ではアプリのビジネスが成長していますがそのモデルの根幹はユーザー数。」
つまりいかに早くたくさんユーザーの数を集められるかが肝だと。そして、
「実は保険代理店の強みもユーザー数と関係構築ができていること。人生の経過と共に訪れる様々なライフイベントのタッチポイントを把握できることにあるので、その仕組みをしっかり作れるかがこれからの保険ビジネスのイノベーションです。」
また、更に増島先生は、
「保険商品に規定しない。皆さんは保険を売っているのではなく安心を売っているはずです。だとすれば、その商品は保険以外もあり。安心のプロになればいいのです。」とも。
実は私が13年前独立を決意した時、最もやりたかかったサービスがこの部分です。
堀井計の午睡へ→http://www.holos.jp/index.php?page=lifecolumn_list&menu_year=2014&menu_month=06&exptitlename=2014-06
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