組織は生き物。だとすれば企業にもダーウィンの進化論はあてはまるのか

1月11日
2014年仕事始めの週があっというまに終わりました。
新年のご挨拶にたくさんのお取引様が訪問してくださいましたのですが。今年は「明けましておめでとうございます」の後にくる言葉がほぼ各社さま共通しておりまして。それが何かと言いますと。
「今年は激動の年になりますね」
というものでした。で、何が激動かと言いますと。
今週末にマスメディアが騒ぎ出したのでご存じな方も多いかと思いますが。
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NHKニュース→http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140111/k10014424051000.html
日経ニュース→http://www.nikkei.com/article/DGXNASGC1000Z_Q4A110C1PP8000/
要約すると「不適切な保険販売を防止するため再委託を禁止することになった」というものなのですが、これを保険業界に関わるヒトタチではなく一般消費者が観たり読んだりした時にどう受取り、どう感じるのかが気になるところです。
「今まで再委託で保険を販売していた営業マン達はさぞかしエーカゲンな売り方をしていて、クレームが多かったんだろうな。これでそんな輩が排除されてくれれば私達消費者は騙されないで済むな。ヨカッタヨカッタ」

こんな感じでしょうか。各メディアの論調もよく読んでみると微妙にニュアンスが違いますね。各メディアが情報(事実?)をキャッチした時にそれをどんなスタンスで受け止めて、それをどう伝えるか、どちら側に立って表現するかによって、受け取る側(一般生活者)の受取方とその受取方による感情が決まります。
恐らく来週もこのニュースは各紙で取り上げられていくでしょう。
もちろん今後この事案に業界として、また一代理店としてどう対処していくかを早急に検討していくことは不可欠ですが。
少なくとも当事者である我々は「個々のライフプランニングに基づくお客さま固有のニーズをしっかり汲み取った上で、最適な商品をオーダーメイドで設計し、充分理解納得の上でご契約をいただく」という原理原則を継続していくことに集中するだけです。
ご縁をいただき、目の前に座っていただいたお客さまに関心を持ち、そのお客さまの声に、その声の奥にある真のニーズを引き出し、その上で自身や自身の所属する組織の能力をフルに発揮して出来うる限りお客さまの役に立つ商品やサービスをご提案することに邁進するだけです。
委託型募集人、委託型代理店の皆さん。
『最も強い者が生き残るのではなく、 最も賢い者が生き延びるでもない。 唯一生き残るのは、変化できる者である』

かのダーウィンが言ったかどうかは議論の余地があるところですが、今我々が置かれている状況はまさにこの進化論を組織の中でどう昇華し、どう行動するかによって大きくその明暗が分かれる分水嶺にあるということです。
つまり「世の中に必要な生物(企業)は残り、不要な生物(企業)は絶滅する」これが自然の摂理だということでしょうが。
「何がなんでも生き残る」という強烈な意志が生命体(企業)自身にも必要で、それが「変化」へのモチベーションになるということも意識しておくことが大切だということではないでしょうか。
いよいよ「快賊と呼ばれた男たち」の伝説作りが始まりましたね→http://kei-horii.seesaa.net/article/384327888.html
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