暴力から魔力へ。果たして体罰という外発的動機付けでニンゲンは成長するのだろうか

9月18日
また高校で体罰がありましたね。
監督と選手、先生と生徒、先輩と後輩、社長と社員、上司と部下、親と子、親分と子分。
権力のあるモノがその力を誇示して下位のモノをコントロール(支配)しようとすることは一般的にはよくあることです。それがエスカレートすると体罰という行動となり、それが表沙汰になると世間は大いに叩きにかかるわけですが、身体的暴力だけでなく精神的暴力、いわゆる言葉による暴力も実は見過ごすわけには行きません。むしろそちらの方が陰湿で、ダメージが大きい場合も往々にしてあるわけです。
体罰がムチなら報酬はアメ。いわゆる飴と鞭を使い分けながらやる気にさせようとする手法を外発的動機付けと言います。それに対して自らが目的や理念を持ち、自主自律的にやりたいこと好きなコトに没頭して行くようにハタラキかけることを内発的動機付けと言います。
教育指導する立場のモノが愛を持って外発的指導をする場合もあるかもしれませんが、恐らくそれは最もチープで安易でかつ効果を生まない(短期的にはあるかもしれませんが)手法ではないかと思うのです。
内発的な動機付けを行いながら成果を出すことは、教育指導側のスキルが入ります。即効性が無いので常に結果を問われる立場なら焦ることもかもしれません。もちろんスキルだけでなく、相互に信頼関係を構築しておく必要もあります。「このヒトのためなら」とか「こんなヒトになりたい」という魅力や能力や人間力も備えなければなりません。
これからの指導者は大変ですね。企業においても誰もが豊かな暮らしを望み、出世や昇給のために汗水を垂らして働いた高度経済成長期のマネジメントでは通用しません。
実は高校での体罰がニュースになった今日、京都で某私立高校の理事長が主催する交流会で講演をさせていただきました。テーマは「人生成倖の秘訣。コミュニケーションスキルと運の話」。理事長はじめ名門高校野球部のコーチ、企業経営者等指導する立場のカタガタばかりが参加されました。
それなりの気付きを提供できたのではないかと願っているのですが、やはり聞くヒト(受講者)より話すヒト(ワタス)の方が気づきは大きいものですね。90分の講演をしながら自らのマネジメントや活き方を改めてブラッシュアップする必要性を感じました。
ところで明日は8年くらい前から継続させていただいている某大手金融機関の研修。今回はインストラクター向けの研修です。すべては当時出版した1冊の書籍から始まりました。この内容をご評価いただき、研修が始まり、研修会社を作りました。
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ワタス含めこの会社に関わってくれたヒトからたくさんの受講生までコミュニケーションスキルを磨くことで人生が変わったヒトは数知れません。
言葉の暴力から言葉の魔力へ。権力のマネジメントから魅力のマネジメントへ。ロジックからマジックへ。
以上取り留めもない自らに向けた備忘録でした。

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