東京オリンピックに浮かれる前にまず自らが出来うる共感の段取りを学び取れ

9月10日
まだまだ興奮冷めやらぬ東京オリンピック招致決定のニュース。
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株価も上昇し日本国中が明るいムードになっていることはとても結構なことですし、経済アナリストや評論家がその市場規模を3兆とも150兆とも発表していますので、それに期待を寄せ獲らぬ狸の皮算用を初めている企業経営者も多いことでしょう(ワタスもその一人・・・)
もちろん千載一遇のチャンスをものにすることはとても大事なことです。
ですが、その話題は俄か評論家も含め色んな所でこれから話題になるでしょうから敢えてワタスはここでは触れません。むしろワタスは今回の結果に対する今後の期待や予測ではなく、この結果をもたらした日本団の戦略について考察し、この成功事例を自身の生活やビジネスにどう活かすかに焦点を当ててみたいと思うわけです。
で、既知かと思いますが今回日本が選ばれた勝因は二つ。
1つは当日の最終プレゼンテーター達。それぞれがそれぞれの持ち味で素晴らしい感動的なプレゼンテーションをスマイル、身振り手振り、リズム感を大事にしながらやり遂げましたよね。本当に見事でした。ニュースでも言われていますがその陰にコーチの存在が有りました。つまり相手を感動させる、心を動かすプレゼンテーションにはその想いの強さもさることながらそれ相当の技術が必要で、その技術の習得にはそれなりのトレーニングが必要だということです。
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これはワタシタチが日々の生活やシゴトのシーンでも常に何かの提案(プレゼンテーション)を行い、相手の心を動かし、気持ちよく「Yes」を貰うことで想い通りの人生が歩めることと同様です。
「もうちょっと小遣いを上げてほしい!」「今度の旅行は海外に行きたい!」みたいな些細なことでも感情のままお願いするのではなく、どうしたら目の前のヒトの心を動かすことができるのかと考え、練習したうえでプレゼンテーションする方が決まる確率は上がるというコトですね。
そしてもう1つの勝因は「ロビー活動」だと言われています。
このロビー活動とは、元々はユリシーズ・S・グラント大統領の時代に本格化し、ヘビースモーカーだった彼はホワイトハウスでの喫煙を妻に禁止されていたので、付近に存在するウィラード・ホテルのロビーで葉巻を楽しんでおり、彼がしばしばこの場所に出没することを知った関係者がニコチンの助けを借りて上機嫌な大統領への陳情をこのロビーで行うようになったことがロビー活動の語源はこれにあるとされているのですが。
本来の意味は「特定の主張を有する個人または団体が政府の政策に影響を及ぼすことを目的として行う私的な政治活動」なのですが、広義の捉え方としては「水面下で信頼関係を構築すること」とも言えます。
今回、もし鈴木大地さんらロビーストが水面下で信頼関係構築を行っていなければ、いくら当日のプレゼンテーションが素晴らしくても勝利をモノにすることはできなかったのではないでしょうか。
これも日常で振り返ると同じことが言えると思いませんか?
組織内でも対顧客でも、日頃からの信頼関係構築にどれだけの時間やコストを割くか、何より常に相手に関心を持ち常に相手を理解し、いかにラポール(信頼の架け橋)を強めておくかを意識して行動しているかがとても大事だということです。特に大きなモノを動かす時(大口契約や一大プロジェクトの意思決定など)は当日のプレゼンテーションだけではやはりハードルは高く、きめ細かな根回しやネゴシエーションを積み重ねておく必要があると言うわけですし、これは彼女や奥さんに何かをお願いするときも同様で、日頃から見返りを期待せずに与えることを重視していれば少々の無理にも応えてくれるでしょう。
東京オリンピックに浮かれるのもイイですが。
7年後も10年後も20年後も常に人生の選択権を自身の手で持ち続けたいなら、今回の日本チームの勝因の中からまず自らができるところを引張りだして、実践することから初めてみてはどうでしょうか。
ワタスもプレゼンのブラッシュアップと日頃のコミュニケーションの見直しを始めたいと思います。

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