企業も式年遷宮を見習え。天武天皇は超一流のプロデューサーである。

9月2日
昨日は朝3時に家を出発しワタスの母方のルーツ伊賀の神戸神社のコネ?で伊勢神宮の第62回式年遷宮お白石持ち行事に「特別神領民」として参加をして参りました。
この「特別神領民」という言葉。神領民とは神宮と深い関わりを持って暮らす伊勢のヒトのことを指すのですが、その特別ヴァージョンということで「特別な神の所領に住まう民」ということです(わかるヒトしかわかりませんが個性心理学上の太陽(チータ・ライオン、ゾウ、ペガサス)にはたまらないくらいモチベーションの上がる言葉です・・)
最終日の昨日は地元奉献団(ほうけんだん)十団と神社関係者のコネで参加した特別神領民の計約1万8千人が参加(延22万6千人が参加)。伊勢の街中が白装束で溢れ、御木曳(おきひき)と言われるお白石を載せた奉曳(ほうえい)車を「エンヤー」の掛け声とともに綱を引き外宮入口付近まで進めていきます。その後神域に入ってからは、一人ひとりが白布に「お白石」を包み、遷宮後は立ち入ることの出来ない新宮の御垣内、真新しい御正殿の近くまで入らせていただき、その持参した「お白石」を奉献させていただくのです。
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聖域である御垣内(みかきうち)に入ると荘厳な新しい正殿が現れ、新しい木の香りが一面に広がり、本来は決して足を踏み入れることのできない正殿間近にお白石を置かせていただきました。少なくてもこれから20年間は私が置かせていただいた石がここに(神の近くに)在るのだと思うと感無量でした。
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それにしてもこの式年遷宮という行事。飛鳥時代に天武天皇が企画され、その後1300年もの間継続されている一大イベントですが、この20年に一度の「神さまのお引越し」は一体何のためにどのような意図で企画されたかについては諸説があります。
・宮大工の技術を絶やさずにすむよう技術伝承が目的という説。
・資金調達、経済活性化という説。
・神道の精神として常に新たに清浄であること(「常若(とこわか)」)を求めたためという説。これはつまり建物がいまだ使用可能の状態であっても、老朽化することは汚れ(ケガレ。気枯れ)ることであり、神の生命力を衰えさせることとして忌み嫌われたため、建物を新しくすることにより神の生命力を蘇らせ、活性化することになると考えられたのではないかということです。
これを企業経営に置き換えると。
・組織として「遷宮」のような一大イベントを企画することは、そこに携わる社員の技術(スキル)やロイヤリティを承継されることができる。
・やり方次第ではスポンサーや協賛を募ることで資金調達ができ事業の活性化に繋がる(4年に一度のオリンピックも同じ)
・建物を刷新(引っ越しとか改装とか什器備品の入れ替え)を行うことで場を清め、更に場のエネルギーを活性化させ(いわゆる風水)結果運気をヨクすることができる。
どうです?ビジネスの世界にもドンズバ当てはまりますよね。
事実当社が創業以来、年に2回継続しているイベント「オーナーズカンファレンス」は、定期的に開催することで目標の共有や表彰だけでなく、その発表のために結果を出すという達成行動に影響を与えたり、組織を活性化する役目を果たしたり、更にそのイベントそのものを企画運営するというコト自体が社員教育に大きく寄与しています。
更に今回いただいたヒントとしては、いわゆる中のヒト(神領民)のおもてなしがとても素晴らしく伊勢神宮を愛する想いが端々に伝わってきました。神宮という存在ももちろん大切ですがやはりスタッフという「人」の対応がそのイベントの評価に大きく影響するということですね。また、イベントの楽しさや有益さを伝えることでたくさんの外のヒト(特別神領民)まで巻き込む企画力や有難さをどう演出するかがポイントではないかと感じた次第です。それがファン作りであり、その結果がお客様を増やす、即ち企業を発展成長させることに繋がるというコトだと思います。
神聖な神の行事をビジネスの発想に繋げるワタスはなんて罰当たりなヤツでしょう。でもワタス的にはできることなら直接天武天皇に降臨していただき、式年遷宮を企画した本音をお聞きしたいところです。天武天皇は今の世なら小山薫堂さんや佐藤可士和さんや秋元康さんを超える超一流のプロデューサーになられていたかもしれませんね(不謹慎ですいません・・)20年後、もしワタスが生きていればまた参加したいと思います。

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