果たして不格好経営という超カッコイイ経営手法は真似ることができるのか
果たして不格好経営という超カッコイイ経営手法は真似ることができるのか

先日読了した百田尚樹氏著「永遠のゼロ」に号泣し。

そして今日読了した南場智子氏著「不格好経営 ~チームDeNAの挑戦~」にシビレました。

どのくらいシビレたかというと正座を1時間しながらフグの肝を食べた後に電気風呂に入ってとどめに夏の夕立で木の下で雨宿りしていたらその木に雷が落ちたくらいのシビレ具合です(もうオマエは完全に死んでいる・・・)

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もちろんワタスは南場さんとは面識はありませんが、実は少しだけご縁があるとすればうちの娘(俗称ボンクラツィンズ2号こと双子の息子の弟の嫁であり愛孫ミオしゃんの母)が以前こちらのカスタマーサポート部門に勤めておりまして(その節はうちの娘がお世話になりました)、また久しぶりにこのブログに登場したボンクラツインズ2号は1号とともに1年程前にITベンチャーとして起業し、半年ほど前にフリマアプリ「Fril」(http://fril.jp/)を立ち上げ、既に売上は当社に肉薄する勢いであることからもはやボンクラという称号は使えなくなるばかりか逆にボンクラオヤジと反撃されるのではないかと密かにビビっているのですが彼らから同業界故に漏れ伝わってくる南場さんの話にはとても興味を抱いておりました。


それにしても久々です、ここまで付箋を張り倒したのは。


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規模感は違えども不肖ワタスも創業者という立場でそれなりにヒトモノカネに奔走してきた経験があるだけに著書内の出来事はとてもリアリティを持って感じることができますが、それがウィットに富む抜群の文章表現力が南場さんのキャラとして伝わることで、どんな大変な事件も明るく前向きに乗り越えてきた企業であり、メンバーなんだろうと想像ができてしまいます。


たくさんの付箋の中から今のワタスの置かれた心理状況や組織状況を踏まえてシビレたパートを備忘録として抜粋しますと。

「私は苦しい時に二つのことを意識する。1つはとんでもない苦境ほど、素晴らしい立ち直り方を魅せる格好のステージだと張り切ることにしている。そしてもう1つは必ず後から振り返って、あれがあってよかったね、と言える大きなプラスアルファの拾い物をしようと考える。うまくいかないということは、負けず嫌いの私には耐えがたく、単に乗り越えるだけでは気持ちが収まらない。おつりが欲しい、そういうことだ。」


「会社はよいときもあれば苦しいときもある。自身がどのような状況であれ、他者に偽りのない尊厳と感謝の気持ちを持ち続け、その気持ちに基づいて行動する会社こそが真の一流企業だ。中略 DeNAが創業時からいかにもがき苦しみ、いかに多くの人に支えられ、助けられてここまで来たのかを知ってもらい、謙虚な気持ちを忘れないでもらうことも本書を執筆した動機の1つである。」


「ベンチャーと創業社長は通常べったりセットで認識されるが、会社は私の寿命や能力を超えて隆々と発展していかなければならない。そしてその後も、常にその時点でベストな人物がトップを担うべきである。」


「事業リーダーにとって、正しい選択を選ぶことは当然重要だが、それと同等以上に「選んだ事業を正しくする」ということが重要となる。決める時も実行する時も、リーダーに最も求められるのは胆力ではないだろうか。」


「会社の雰囲気がすこぶる良いのは「任せる」ことをことさらに徹底しているからではないかと感じている。(中略)
1、全員が主役と感じ、ひとりひとりが仕事や成果にオーナーシップを感じるようなチームの組成、仕事の単位となっているか。
2、チームの目標はわかりやすく、そして高揚するに足る十分に高い目標となっているか。
3、チームに思い切った権限移譲をしているか。信じて任せているか。
(中略)実はかなりのバランス感覚が必要だ。これらがうまくできているときは目標達成の純粋な喜びと高揚感で組織が力強くドライブされていくため、細かい点は気にしなくても上手くいく。そして上記のうち、最も難しいのが3つ目の「信じて任せる」ということ。論理ではなく、勇気が必要だからだ。」

これ以上ネタバレすると出版社からクレームになるかもしれませんのでこの辺で。
これからの人生、趣味や遊びではなく、とにかく「志事」でシビれたいビジネスパーソン必読のお勧め本です。

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