寂寥。あの流通革命の旗手が競合の軍門に下ったことで感じたこと

3月28日
ダイエーがとうとうイオンの軍門に下りましたね。
元ダイエーグループ出身のワタスとしては寂しい限りです。
当時は小売り業で日本一、流通革命の旗手として一世を風靡した大手企業がここ数年どうして凋落の一途を辿ったのでしょうか。
元々急成長していた当時も実はあり方(コンセプト)ややり方(戦略)に課題があったのかもしれません。カリスマが去り一旦勢いを失った後、経営陣が刷新しても上昇できなかったのはどこに問題があったのでしょうか。
規模は全然違えども、ダイエーやイオン、イトーヨーカドーのように流通革命により急成長した企業が台頭し、その後その立場が入れ替わっていくプロセスを見ていると、我々保険業界の今後にも重ね合わさり、これからこの業界はどう変化していくのだろうと客観的に考えつつも、主体的にどうしていこうかということが頭の中を離れません。
ただ、流通小売業と保険流通業では根本的に異なることがあります。
それは前者はスケールメリットを顧客に対して価格転嫁し還元できますが、後者は価格転嫁、つまり保険料を下げることは保険業法上できません。いくら規模を拡大しても安さの訴求はできないのです。
それでも規模を拡大してきたのは、価格に関して言えばお客様の為ではなく、代理店が経営を維持、成長させるために必要だったということです。
「では大手乗合代理店は顧客の為になってないのか」というとワタスは決してそうは思っていません。
お客様に提供する価値は何も価格だけではないからです。
全国に多種多様な保険商品を顧客ニーズに合わせて選べる乗合代理店というチャネルを広げたことで、保険営業の概念はGNP(義理人情プレゼント)スタイルの訪問営業中心の世界から気軽にコンサルティングを受けて納得した商品を選択できるスタイルに変わりつつあります。
そのチャネルが拡大してきたことでメーカーである保険会社もシンプルでわかりやすい商品を開発するところが増えてきました。
日本経済が低迷している中、雇用促進や内需拡大にも少なからず寄与していると思われます。
そして更にワタスが思っていることは。
規模拡大で得た利益を何でお客様に還元すればいいのかということです。
保険料を下げるという行為でお客様に還元することはできなくても、違う方法で還元し結果喜んでいただくことは何かと言うことです。
答えは二つ。
1つは人材投資。どこまでいっても保険ビジネスは人次第。つまり人の質を上げるための教育に時間とコストをかけ、専門知識とコミュニケーション能力に長けた終身担当、オウンエージェントに相応しいプランナーをたくさん熟成養成することです。
そしてもう一つはお客さまに寄り添い、長期間にわたるサポートをするための仕組に投資することです。
保険は加入時点はあくまでお付き合いの始まりにしかすぎず、保険金支払という「納品」までサポートしていくことが本来のミッションです。その予測できない長い期間に渡り担当者と企業(代理店)は責任持ってフォローをしていくことが求められます。
実は当社は「L-club」という会員組織を立ち上げ、ご入会いただくことで生涯に渡るサポートをしていくことを決め、今既に実験段階に突入しています⇒https://l-club.jp/
このクラブはT-POINTとも連携し、個々のライフイベント毎に適時コミュニケーションを行いながら、担当者が網羅的にフォローしきれない顧客との関係性をメールやWEBを活用しながらグリップしていく仕組みです。
当社はお客様の為に担当プランナーのクオリティアップと生涯フォローの仕組に投資しながら。
       人.jpg 187778_152080334864421_7932305_n.jpg
競合の軍門に下ることなく。
規模だけを追いかけるのでもなく。
業界におけるユニークな存在としてキラリと光る企業で有り続けたいと思います。
そして。
お客様に喜ばれ、感動を提供し続けるMAGICAL COMPANYであり続けたいと思います。

カテゴリー:日記のブログをもっと読む