40年に渡り6600社の経営者・従業員の生き様を見てきた男が掴み取った「ゆるぎない真実」とは

7月1日
昨日は大祓いの日。穢れを取り除き調和を祈願し、心身を浄化する日ということなので、常日頃穢れまくっているワタスも心身を浄化しようと断食を行い、今朝36時間ぶりにお粥をいただき今年後半のスタートを清らかに迎えている大雨の日曜日@堀井ですこんにちわ。
あの日本で一番大切にしたい会社の著者坂本光司さんの近著「強く生きたいと願う君へ」を読了しました。
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生まれた時から未熟児でチビだった割には負けん気はそれなりに強かったワタスは強くなりたいと願って高校生の時に空手を習い始め、その後ボクシングやキックボクシングも経験しましたがこの著書は肉体的に強くなりたいと願う君に贈る本ではありません(わかっとるわむかっ(怒り)
『本当に強い人は、何があっても他者を責めません。そして例外なくどんな時でも弱者に優しい。そうでない者は、たとえ一時「勝者」であっても、必ず滅びるのです。』
これが筆者が40年間にわたり、6600社の経営者・従業員の生き様を見てきてつかみ取った「ゆるぎない真実」だということです。
また、筆者は中小企業経営を専門とする研究者であり、現場主義を貫き、数多くの経営者と接し同じような業種、規模、ロケーションにありながら、景気状況に左右されず長期的に立派な業績をあげている会社があるという現実を見て「なぜその差が生まれるのか?」を観察し、一つの原則を見出したと。
それは、企業の長期的な業績は、経営者やリーダーの「人間性」や「生き方」をそのまま反映するということ。そして最大のポイントは「自律心」と「利他の心」だということです。
社員や取引先、お客様をはじめとする関係者を幸せにしたい、世のため人のためび役に立ちたいという「利他の心」を軸にしながら、他者に依存、追随せず、自分の頭で考え、自分の足で歩き続ける。そんな姿勢を貫く経営者やリーダーのいる会社は持続的に成長するのだと。
「人を責めない」「自律」「利他」。

これらのメッセージは頭の中では重々理解していても現場現実では中々実践ができない課題でもありますよね。
実は当社でも同じようなメッセージを社内の至るところで発信しています。
HOLOSを創る10の価値感より→他責より自責。自らに原因を求め、自らの行動を変化(へんげ)せよ。
経営ビジョンより→個々の価値観を認め合い、全員が「経営者思考」で行動できる自律型社員を養成しながら成長し続ける企業。
今年度スローガンより→SUPER傍楽きMAX!!(傍楽く→広義でいう利他の心)
そう、敢えて明文化するということは今できていないことの裏返しです。
ついつい自分のことは棚に上げて環境や他者や他部門のせいにする。いつも誰かに依存して自ら考え行動しない。これは自分の仕事じゃないし評価や実績に反映しないと協力しない。
短期ではなく長期的に自社を成長させたければまずは経営者が意識し、実行しないといけない最重要テーマだということでしょう。
でもそこに着眼し、自身や自社に取り込み、行動指針として常に目標にしていくことで行動習慣に落していこうとしているだけまだワタスは救われているような気がしますがどうでしょう(自画自賛・・)
強く生きたいと願うあなたにお勧めの一冊です。
      弱くはないけど強くもなくむしろ面白く生きたいと願う社長に共感の↓を
               
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