リーダーになった時に伸び悩まないための処方箋

3月23日
あなたはいきなり畑違いの業界や環境でリーダーになったことがありますか?
ワタスは今から遡ること11年前、保険業界とは全く畑違いのマーケティング会社の取締役ゼネラルマネージャーとして営業部隊のリーダーを経験したことがあります。
当時最も東京で最先端だった?晴れた日には富士山が見える恵比須ガーデンプレイスタワーの高層階のオフィスに着任した日、朝礼で挨拶をしながら部下の顔ぶれを見て、「みんなお洒落で時代の先端を走る仕事のできそうな若者たちばっかりやなぁ」と感じながら、「門外漢の俺に彼らをマネジメントなんてできるやろか・・」と不安がよぎったことを覚えています。
事実優秀な若者が多かったのですが、その中に部内でも異色でちょっと尖った若者がいました。
スマートでいかにも仕事のできるタイプ。育て方によってはかなり伸びるタイプであると感じる一方で、プライドもそれなりに高そうなのでマネジメントする側にはそれなりの度量がいるとも感じました。
例えるなら、切れるハサミや包丁程使いこなすのには技術が必要ですし、早い馬程乗りこなすのは難しいというところでしょうか。
結局その彼は私が退任して起業するタイミングと同時に、予てからやっていたアメリカンフットボールのプロコーチの道を歩むことを決断し。
そしてそれから11年。
頻度は少ないものの要所要所でコミュニケーションしながら彼の活躍ぶりを見守ってきました。
結果が出ないと選ばれないという厳しい環境に身を置くことで自己成長に磨きがかかり、以前からのスマートさに加えて、年齢を重ねた分人間味が増し、今では日本代表チームのコーチとして活躍する一方で、ビジネスパーソンとプロコーチの経験を活かして人材教育の分野でもその頭角を現し、企業研修の講師としても大活躍をしています。
彼の名は延原典和くん。そしてこの度著書を出版されました。
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「リーダーになって伸びる人、伸び悩む人」日本実業出版社
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ワタスも営業現場の一線で活躍するトップセールスをマネジメントするという世界で生きてきましたが、彼もまた第一線で活躍する現役トッププレーヤーをまとめ、全日本クラスのトッププレーヤーとの関係性に苦労しながらも結果を出してきたその実体験をベースに、要所にトップマネジメントの著名人の言葉をわかり易く引用し、更に心理学や脳科学の理論で裏付けながら、リーダーとしての在り方ややり方を非常にわかりやすく解説されています。
1章ではいきなり「ノブコーチとはやりたくない」「ノブコーチとアメフトをやっていても楽しくない」「ノブコーチを変えてほしい」と選手から直訴され、クビを言い渡されるというカミングアウトから始まるのですが、ワタスも過去にビジネスの世界で同じように直訴され、大量の離脱者を出した経験をしているだけにその時の辛さがとても理解できます。またそこから這い上がるために取り組んだ事例もとても共感できると同時に、勉強になるフレーズやビジネスにも活用できるノウハウがたくさんありました。
スポーツでもビジネスでもボランティアでも共同体でも町内会でも。
これからリーダーを目指すヒト。リーダーになりたてのヒト。そして今リーダーではあるものの思うようにメンバーが動いてくれないヒト。更にはリーダーを育てるリーダーのヒトタチのための、常に手元に置いておきたいお勧めの1冊です。
あの頃この本がでていたら、門外漢のワタスももうちょっとまともなリーダーになれたのになぁ・・
         スマートとは一生縁の無い寸足らずリーダーに同情の↓を
                
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