プロの噺家に学ぶ。人生という舞台の主役を射止めるための思考と行動とは

3月16日
齢53歳にして初めて高座に上がりました。
「高座」というのは寄席などで演芸をする者のために設けた一段高い席のこと。
当社イベントスペースLAC-座で落語会を企画した時からワタスもいつかこの高座に上がりたいなと思っておりました。
文化的趣味が皆無のワタスが一度はピアノに挑戦して頓挫し、何か一つは長く続けられるライフワーク的なものを持ちたいとも思っておりました。
で、密かに三代目桂春蝶氏に弟子入り?し稽古をつけてもらっていたわけです(といっても述べ1時間程度ですが)
実は15年程前にもチャレンジしたことがあるのですが当時も挫折しており今回は再挑戦でした。
なぜ今回は曲がりなりにも何とか初舞台を踏めたかと申しますと。
それはゴール(3月16日に高座に上がる)を決めて出ると約束したからに他有りません。
どうやらワタスは切羽詰まらないと行動に移せないタイプのようです(今頃気づいたんか・・)
ど素人の気まぐれな我儘?にもかかわらず、プロの噺家が稽古をつけてくれて、演者の名前を書いた「めくり」と言われる名札までプロに制作してもらい、更には囃子方と言われる三味線や太鼓を奏でるプロまで手配してくれたわけですから後には引けません。
で、移動中の新幹線でテープを聴いたり、出張先のホテルやクルマの運転中に一人で練習してたのですが、本番が差し迫った頃にはかなりリアルに感情移入しながらやっていたので、信号待ちでふと横を見たら隣のドライバーが変なオッサン目線でこちらを見ていてかなり恥ずかしかったりもしましたが。
皆さんのご協力の元に何とか無事初高座を終えることができました(マクラもほぼ狙い通りに笑っていただけました)
桂春蝶さんはじめ、着物を借りたばかりか着付けまでしていただいた弟子の紋四郎くん、そして当社スタッフの皆さんには改めて感謝感謝です。
お蔭様で53歳にして一つの夢が叶いました(大げさ?)
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で、今回の経験で感じたことは二つ。
一つはプロの所作の美しさに感動しました。
楽屋裏で三名の噺家さんと準備から後片付けまでご一緒させていただいたのですが、風呂敷から出された着物、帯、長襦袢、手拭、扇子の納められ方、着物を着て帯を締める動作、演目が終わって着物を脱いで畳んでまた風呂敷に収める時の畳み方納め方。
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そこにはあの星飛雄馬のライバル左門豊作がマスコットバットを放り投げずに丁寧に地面に置くような?仕事師としての道具にたいする畏敬の念が込められていて、その一連の所作振舞いが美しいのです。こんなところを多分噺家の神様はちゃんと見ていて、運とかチャンスを与えてくれるのではないかと思ったわけです。
これを我々ビジネスに置き換えると、ペンや手帳、鞄、名刺入れ、電卓、朱肉、プレゼン用のポインター、PC、これらの道具が無いと仕事ができないわけですから、常に丁寧に畏敬の念や感謝の念を持って扱うことがプロのビジネスパーソンであり、営業の神様を味方につけるポイントなのではないかと思うわけです。
そしてもう一つは、やりたいことや今までやれなかったことや現状の不満や文句や他者批判等を抱えたまま何も行動に移さず死んでしまうときっと後悔するので、まずは主体的に自ら宣言し行動に移すこと。そうするとまさに今回の様に舞台が整いだすのだということを実感しました。
人生の舞台も同じですね。友人や家族、会社の上司や部下や同僚や仲間との関係を大切にしながら、まず自ら何かを発信することで賛同者や協力者が現れ、さざ波が大きな波に変化していくように動きが起こり、そして舞台が整っていくということです。
サミエル・ウルマンの青春の詩の一節。
青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。
優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心,こう言う様相を青春と言うのだ。
年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。
歳月は皮膚のしわを増すが情熱を失う時に精神はしぼむ。苦悶や、狐疑、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。
年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。
曰く「驚異えの愛慕心」空にひらめく星晨、その輝きにも似たる事物や思想の対する欽迎、事に處する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。

そう、いくつになってもあなたの人生の舞台は常にあなたが主役なのです。

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