5月25日
昔々。
多分小学生の頃。
何かの漫画で(多分空手ばか一代・・)。
三年殺しという技が中国拳法にあり。
その時は致命的ダメージは与えないけれど。
あるツボを攻撃することで三年後に死に至らしめる技があると知り。
「な、なんちゅう恐ろしい技があるねん。やっぱ中国4000年の歴史は凄いわ」
と恐怖を覚えたことがあります。
その後更に。
中国拳法の達人となると、死に至らしめる年数を自由自在に設定できるとも聞き。
「こ、こんな奴と喧嘩したらえ、えらいことなるわ。絶対その時はすぐ誤ろ」
と心に固く誓った思い出があります。
そんな超ヘタレなワタシが。
まさか10年殺しをマスターすることになろうとは。
実は先週末。
当社のホームページへの問い合わせで。
「突然のメールで失礼いたします。
堀井さんは覚えていらっしゃらないかと存じますが、私は堀井さんのことをよく覚えております。
貴社のことを知ったのは少し前で、堀井さんのお名前を拝見してすぐに分かりました。
で、さらにこの度、○○○株式会社とのお繋がりを知り、あまりの偶然、というかご縁を感じて思い切ってご連絡いたしました。
10年前、私が京都の烏丸御池の井門明治生命ビル(だったかな?)の○○○○に勤務していたとき、同ビルの堀井さんのところに何度か営業に伺い、渋い個室に招きいれてくださり、いろいろとお話をしてくださいました。
今では私も、独立して働いております。(以下略)」
というメールをいただきました。
当時ワタシは某生命保険会社の支社長。(個室があったんです・・)
名前とURLが書いてあり、その方が今経営されているHPのプロフィール写真を拝見してスグに思い出しました。
で、ワタシも懐かしいので返信したら。
「昔、仕事漬けでうんざりしている感のあった私に、
『優秀な人間は仕事とプライベートが切り別れているのではなく混ざっていて切り分けられるものではない』
とおっしゃってくださったことが、私が一番覚えている堀井さんとの
思い出です。そのときはよく分からなかったのですが、今の私は確かにそうなっていて、それが自分にとっては心地良くもなりました。」
と返ってきました。
実は・・
当時元気ハツラツの新入社員の彼女が、経営者の素養があると見抜いたワタシは。
そのツボに究極の言霊突き(コトダマヅキ)を打込んおいたのです(アチョ~
)
当時はまるでピンとこなかった彼女が。
丁度10年の時を経て、経営者になってその意味の重要性を体感したのです。
これぞまさに10年殺し、いや10年活かし・・・
(あえて言うことないでしょうが「ネタ」です。スイマセン)
その彼女、偶然か必然か今は教育研修会社の社長です。
自分は何を言ったか忘れていようとも。(ホンマ無責任な奴やで)
一瞬一瞬の出会いを大切にして。
本気で関心持ってメッセージを伝えていれば。
いつか時を経て共感できることがあるんだなぁ。(ここは当然相田みつを調で・・)
再開する日が愉しみです