告白。実はワタス、癌宣告を受けました。vol.16
告白。実はワタス、癌宣告を受けました。vol.16

前回までの振り返り

コロナウィルスの感染者が後を絶ちませんね。もう身近な誰かが罹患しても不思議ではない状況です。もちろんワタスがいつ罹患しても不思議ではありません。今年の夏休みは自粛するしかありませんが、因みに夏休みには空気の澄んだ夜空に瞬く無数の星を見上げることが大好きでした。子供の頃は三重県の田舎(伊賀神戸)で見た星空、学生の時は与論島で見た星空、大人になってからはマウイ島やハワイ島で見た星空、眼を閉じれば今でもその眩い星空が目にうかびます。

ところで。

スピリチュアルカウンセラーから今年の夏は「ライオンズゲート」が開きます、というメッセージが沢山来ますよね(え?ワタスだけ?)いったいそれはなんじゃらほいと言う事で調べたら、

ライオンズゲートとは、「地球が銀河の中心になった時に、大きく開かれる聖なる扉のこと」とのこと(妖しい・・)8月9日(一昨日)をピークに12日に完全にクローズされるらしく、古い価値観や制限から解放され、宇宙の無限の豊かさを受け取るタイミングであると。地球、オリオンベルト、シリウスという天体が一直線に並び、地球は銀河系の中心に配置され、地球、人類が三次元から五次元へとアセンション(次元上昇)するというのです(更に妖しい・・)

ライオンズゲートが開く時。あなたの神意識を目覚めさせ『本当の自分 ...

これがホンマかウソかはわかりませんが、今コロナ禍により価値観の見直しを余儀なくされる真っ只中ではありますから、この物質世界と霊的世界を繋ぐスピリチュアルな扉が開いている間に自分のこれからの活き方を見直してみるのもいい機会かもしれませんね。あ、獅子座のワタスはライオンズゲート(獅子の扉)が開こうと閉じようと、既に活き方の見直しを余儀なくされています(笑)

ということで、霊感は全くないけど霊的なことは昔から大好きな末期ガンと向き合う経営者@マッキー堀井ですこんにちわ。

前回は抗がん剤の副作用の勃発とコロナ感染の疑いから、その日の夜に会社の意思決定の権限委譲を幹部に依頼し、エンディングノートと遺言書を書いたところまででした。

 

告白。実はワタス、癌宣告を受けました。vol.15

それではVol.16の始まりです。

ブログアクセス数が跳ね上がる

5月1日。副作用に苦しむ最中、僕はブログで末期ガンのことをカミングアウトした。

社内的にもコンセンサスを取り、まずは社内周知をしたうえで5月1日に公開することを決めていたからだ。しかしその直前から体調が急変しだし、約14年間最低週に1回以上は更新していたブログが遂に止まってしまっていた。それでもなんとか落ちている気力を振り絞り、前日の4月30日に事前告知という形でブログを書いた。

事前告知。どうやら一世一代のドラマがはじまるらしい。

更新が止まったことで何人かの読者が心配してメッセージをくれた。

「気を取り直して来週から新たなドラマが始まりますのでよろしくお願いします!」

と返信した。まさかその新たなドラマが、僕が末期ガンを宣告された話しだとは思いもしなかっただろう。

5月1日。満を持して僕はブログ上で末期ガンをカミングアウトした。目的は自宅療養を余儀なくされた自分が、会社や社会に役に立てることがないかと考えた時、その治療プロセスやその時々の感情をリアルタイムで発信していくことで、少しは役に立てる情報発信ができるのではないかと考えたからだ。僕はマスメディアに取り上げられるほど一般的な著名人ではないけれども、14年以上パーソナルメディアで情報発信してきた。そのパーソナルメディアのプロフィールには、

「皆さんこんにちは。ホロスグループ代表の堀井です。
日常にあるちょっとした出来事や体験で気付いたことにユーモアをブレンドし、独断と偏見に満ち満ちたコラムやブログを書いてます。お気に召す方は是非無料のサプリとしてご愛用ください(笑)」

と書いていた。そんな僕が、自身の身に突然起こった大事件を隠して、ごまかすように違うネタでお茶を濁すのは自分に納得がいかなかった。ブログを読んでくれた方々がちょっと勇気が出たり、ホットしたり、やってみようと小さくても行動変容に繋がったり、ただクスッと笑ったりすることで元気が出る無料のサプリとして読んでもらえるカテゴリーとして情報発信することは、自身の使命のような気がしたのだ。

タイトルは、「告白。実はワタス、癌宣告を受けました」とし、不定期連載で小説的なテイストにコラムを付記する形に決めた。カテゴリーは「肺がんステージ4と向き合う」とし、敢えて「闘病」という言葉を使わないことにした。これは、自身の中で、「ガンと闘う」というイメージがしっくり来なかったからだ。ウィルスのような外からの侵入者ではなく、あくまで自身の中で発生したものなので、闘うというよりはガンを創ってしまった自分の何かを改善していくことが必要ではないかと思ったからだ。

そしてアップした結果。

ブログのアクセス数は想定以上に急上昇した。通常の約10倍。リンクしたfacebookのイイネの数も一気に1,500を超えた。特別のプロモーションはしなくても、ただコンテンツに特異な注目が集まればどんどん情報が拡散していくことを身をもって体験した。

気力との闘い

ガンとは闘わないけれど、自分の気力との闘いには勝たないといけない。身体に異常反応が次々と襲い掛かり、食べ物も水も受付けない状態がいつまで続くのか。

抗がん剤を止めたことで副作用はいつかは治まるはずだった。ただし、これはガン増殖とのトレードオフ(何かを達成しようと思えば何かを犠牲にしなければいけない)なので、早く副作用が治まり治療を開始しなければ増殖が始まるかもしれない。その恐怖との闘いでもあった。折しもコロナウィルス感染の脅威がピークに差し掛かっている中、外出をしてコロナに罹患することも厳に避けねばならなかった。

標準治療はある意味副作用との闘いでもある。標準治療に依拠しない治療法も併用をしながら、なんとかこの難局を切り抜けたいという想いが募った。ヒーラーと呼ばれる人の力も借りた。ガン封じでいただいたお札を祀り、朝晩と神仏への感謝の祈りも捧げた。原因不明の胸の締め付け痛を治める方法として、足の裏を木の棒で思い切り押してもみた。足の裏には内臓のツボがあり、そこをグリグリと痛みを堪えながら押し続けると少し心臓辺りは痛さが緩和されるような気がした。痛さを別の痛さで緩和させているだけかもしれないが、何か打開策はないかとできることは何でもやってみた。

そもそもこの痛みの原因は何かを突き止めたかったが主治医に聞いてもわからないという返答しかもらえない。自分で調べると腫瘍崩壊症候群という言葉がでてきた。これは、

「腫瘍細胞の急激かつ大量の崩壊により細胞内物質が急激に細胞外に放出され、その代謝産物量が生体の処理能力を超えた結果起こる症状で、抗腫瘍効果が高い分子標的治療薬の登場によって固形がんの治療でも警戒が必要になりつつある。」

と書いてある。これかどうかは分からないが、腫瘍が急速に崩壊することで起こる痛みであれば、何かが効いている証拠であり、ここを耐え抜けば好転に向かうはずだ、と思った。僕の身体の中にできた腫瘍は確実に崩壊してくれていると信じることにした。

そして何より、ブログに公開したお陰で今度は社員以外のたくさんの人たちから応援のメッセージが届きだしたのだ。古くからの友人や疎遠になっていた知人、保険業界関係者、親戚や全く存じ上げない人たちが、僕のブログを見てSNSやメール、手紙、電話、中には遠くから直接家の前まで駆けつけてくれる後輩もいた。身体に良さそうなお見舞いの品や末期ガンを奇跡的に治した人が書いた書籍などもたくさん送られてきた。

萎えそうな気力を奮い立たせてくれたのは、またもや心が通った人たちからの応援のエネルギーだったのだ。

その後この副作用の痛みが消えるまでに約1ヵ月を要することになるが、それでも何とかこの難局を乗り切ることができた。改めて僕は祈りのエネルギー、人様からの応援のエネルギーが活きる力を授けてくれることを再認識することになった。

~続く~

スピリチュアルをどの程度信じれば良いかの個人的価値観

蝉の鳴き声が真っ盛りですね。最近は毎朝の瞑想がワタスの愉しみの1つです。庭先に出るといたるところで蝉の大合唱が聞こえてきます。恐らく鳴き声から察するにアブラゼミかクマゼミかミンミンゼミ辺りでしょうか。ワタスはその鳴き声を聴くのが大好きで時間を忘れるくらいずっと聞いていたい人なのですが、最近では蝉の鳴き声を耳障りだと感じる人が多いようです。

心臓に悪い…地面に転がる『セミ爆弾』トラップの見分け方 – grape ...

実は、蝉の声に多量に含まれている超音波成分が健康に良いという話しがあるのをご存知ですか。これはワタスがリスペクトする杏林予防医学研究所の山田豊文所長のfacebookの受け売りです。セミの鳴き声には人の耳で感知できない遙かに高い音(いわゆる超音波成分)が含まれているらしく。その「音」についての話しを少しまとめさせていただくと、

「20kHz以上の高周波成分は、ヒトの耳には聞こえないのですが、様々な健康効果を有していることが広く知られるようになりました。その効果は、免疫活性の改善、ストレスホルモンの減少、基幹脳の脳血流増大、脳波α波の増大、より大きな音量で音楽を聴く、認知機能が向上する、音をより美しく感じる、同じ映像がより美しく見える、などというものです。音源がたとえ、うるさく聞こえるクマゼミであったとしても、それを聞くことによって様々な健康効果が得られるだけでなく、クマゼミに、もっと大きな声で鳴いてほしい、たいへん美しい鳴き声だ、目に見える光景の全てが皆美しい…、などと、感性そのものもプラスに変化してしまうということです。こんなに良いことは、他にはなかなか無いのではないでしょうか…。夏本番ですが、この時期にしか享受できない大自然の恵であるセミ声シャワーを、思う存分、浴びようではありませんか。

夏の蝉、秋の鈴虫の鳴き声等、自然の音には様々な領域の音が必ず含まれています。そしてそれらは聴こえる聴こえないに拘らず、細胞が生命活動を正しく進める為に、欠かす事の出来ないものなのです。最も大切な事は、音は空気を媒体とした弾性波であり音の運ぶメッセージは全て振動という物理現象の中に埋め尽くされていて生命の側の受信も振動の受信から始まるという事です。それ故に音や音楽の治療効果は想像以上に高いという事を理解する事です。」                                  

ということです。何が言いたいかと言いますと、人はつい自分の耳で聞こえること、眼に見えること以外は信じない傾向にあります。でも実際には蝉の鳴き声のように人間の可聴領域を超えている音は存在していて、それを信じ、かつ理論的に健康効果があることがわかると、蝉の鳴き声シャワーを一杯浴びようと思うワタスのような単純な奴もいるのです(笑)

スピリチュアルな話しはこれに似ていると思いませんか?自分の五感で感じるもの以外を信じるか信じないか。

実はワタスの周りには不思議な能力を持っている人が結構いて、それも霊が見えたり、守護霊と会話したり、地震を予知したりとバリエーションに飛んでいます(笑)すべてのヒトが本物かはわかりませんが、可聴領域に個人差があるように、超能力?があるヒトがいても全然おかしくないと思っています。ワタスは霊感はありませんが、体調の悪い人に「手当て」をして良くなった人は結構います。それは気のせいかもしれませんが、それでも気を送ることで治ったと言われれば、そんな力があるのではないかと過信してしまいます(笑)課題があるとすれば、スピリチュアルの話しの先がお金儲けに繋がっている場合ですね。藁をもすがる人が際限なくお金を使ってしまうこともよくある事実です。また、善意の主観で勧めてくる人も少なからずいらっしゃいます。その時どう判断するかですよね。これはまた改めてワタスの価値観をどこかで書きたいと思います。

あ、もちろんワタスの体調は、たくさんの方々からの応援のエネルギーが抗がん剤に勝るとも劣らない特効薬だと確信しています。信じるものは救われる(笑)

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