先週オンラインライブトーク番組「ホケンブリア神殿」の2回目を開催しました。
この番組は私がモデレーターになり、「保険の神」をゲストに迎えてその方の生き様やノウハウを引き出していく、まさにカンブリア宮殿の丸パクリのような番組ですが決定的な違いがあります。
それは。
宮殿ではなく神殿です・・
今回はゲストのインパクトが強烈だったこともあり、エントリーはなんと1,200名を超えました。無料とは言え、恐らく保険業界では過去最高の参加数だったのではないでしょうか。もしこれがリアルな会場を手配していたとしたら関東なら横浜パシフィコの大ホール、関西なら大阪フェスティバルホールあたりを大枚叩いて借り切らねばなりません。もちろん参加される方々も移動コスト(交通費と移動時間)をかけての参加となりますから双方のコストメリットは莫大です。
それが双方コストゼロなのですからビックリポンです。おまけに、コストだけではなくオンラインを効果的に活用する人たちは、この番組を見た後に、チームになって今回の感想や自身の及ばなかった気づきを共有しあい、アクションプランにまで落とし込んだりされています。
いわゆる、「反転学習」というやつをzoomで自主的にやっていたりもするのです。
因みに今週にも1本オンライン講演をしますが、それも参加告知2日で定員の500名が満席となり、250名を追加で募集したところ、それも即刻埋まったそうです。いずれにせよ、オンラインセミナーはリアルよりはるかに集客も参加もしやすいということです。
実は今回は私自身もかなり「数」に拘りました。
当初は500名に目標を置き、メンバーにも「やるからには500を目指そう」とハッパをかけました。当初はメンバーも「それはちょっと無理やろ・・」的な反応でしたが日がたつにつれ増えていく参加数に驚きと喜びが隠せず、それと同時に「これは失敗するわけにはいかない」と気合が入りだし、元々設定していた打合せ以上のリハを重ねるようになり、最終日にあと数名で1,200名に届くということになり、メンバーが自主的に「プロモーションを追加で出しましょう」とSNSにアップするまでになり、結果的に1200名を軽く超えるところまでエントリーをしていただいたのです。
もちろん、コンテンツそのものがそのターゲットに刺さる内容なのかが重要なのは言うまでもありません。告知する媒体や訴求力のあるタイトルのフレーズ等テクニカルな部分も必要です。また、そのコンテンツの活用方法を事前に案内しておくことも集客に繋がります。例えば今回は、このコンテンツが社員教育として活用できることを代理店経営者に伝えることで、所属する営業社員全員にエントリーをしてもらえた代理店も結構あります。
いずれにせよ。
これはオンラインに限ったことではありませんが、「数」に拘ることで「質」や「モチベーション」が上がることを体験できたことは今後の組織の成長にとても大きな影響を与えたように思います。
講演や研修に限らず、日常の会議や打ち合わせ、商談もほとんどがリモートに変わりましたよね。私もそのほとんどを在宅ワークで行うようになりました(1200名のオンラインセミナーですら在宅です)。このような変化のお陰でまず移動時間が無くなりました。1年前までは毎週京都東京間を最低1回、多いときは3往復もしていたので、労働時間の軽く2割くらいは移動時間に費やしていたのです(今から思えばアホですな)。
それによりどうなったのかと言いますと。
逆に面談数が増えました(笑)恐らくそういう方は多いのではないでしょうか。1月も既に終盤ですが、去年のスケジュールを開いて比較してみると、面談数は2割程増えています。それは物理的に今までの移動時間が面談に充てられていることもありますが、それ以上に大きいことは面談の精神的なハードルがかなり下がったことによるところも大きいと思っています。
リアルに訪問するより極めて容易く面談のセッティングができてしまうのです。「軽くズームで情報交換でもしませんか?」とメールを投げるとほどんどの方が「いいですよ」と返事がきます。リアルとリモートで面談の質が違うという意見もあるとは思いますが、それよりも今まで簡単に会おうとしなかった人たちとコミュニケーションすることのほうに数段価値があると感じます。それにより、関係性が強化されたり、新たなビジネスに発展しようとしている面談も生まれています。
ひょっとして。
占星術でいうところのこれからの200年に渡る「風の時代」とは、移動時間不要の風の如くリモートでコミュニケーションできる時代のことを指しているのかもしれませんね(笑)
これはプライベート然りです。
朝起きるのが早くなったせいもありますが、今まで出社に要した時間をウォーキングや瞑想、朝食作りに充てたり。
夕食を普通の人と同じ(笑)時間に摂るようになった分、その後の時間のゆとりが生まれています(韓国ドラマにはまったりしています・・)
もちろん、リアルな会食ができなかったり、ここぞという面談やイベントやカンファレンス等リアルに軍配が上がるシーンも間々あるのは確かです。でもそれを差し引いても日常のオンラインワーク&ライフは私にとって価値があると思っています(私の場合は特に突然の末期ガン宣告もありましたので)。
もちろん。
経済への影響や孤独感による精神疾患の増加により「昔はよかった。」「これからどうなるんだろう。」そう思うのも無理はありません。特に飲食業の方々は死活問題ですから置かれている立場によって受け取り方は様々でしょう。
「ああしとけばよかった」後悔は過去から来ます。
「こうなったらどうしよう」不安は未来から来ます。
残念ながら過去から来る感情は既に終わったこと、今更その事実を変えようがありません(感情は変わりますが)。未来から来るものはまだ実態がないもの。起こるかどうかは不確定なことです。でも人はその両方に囚われながら生きてしまい、その後悔と不安の間で「今」を見失ってしまうのです。もしその両方に囚われて「今」を思い切り生きていけないとしたらそれはとても平安で倖せな状態とは言えないでしょう。
とにかく「今ここ」にある状況の中でできることをするしかありません。できればその中で楽しみ見出していくことで活路は開けていくのではないでしょうか。
オンラインの風はコロナウィルスのような「流行」ではなく、恐らくこれから200年続く「当たり前」の入り口に過ぎないのだと思います(もちろん知らんけど・・)
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