自助の日。人生100年時代に必要なリテラシーとは何か。
自助の日。人生100年時代に必要なリテラシーとは何か。

今週のサマリー

今週は京都を起点に火曜日には東は東京に移動し一旦京都に戻ってから今度は西は福岡そして北九州へと移動して昨晩また京都に辿り着いた多分前世は売れないドサ周りの旅芸人だったに違いない代表取締まられてこき使われて絞り取られて使い捨てられて最後は真っ白な灰になって人生の終焉を向かえる予定のあしたのケー@ホリーですこんにちわ(ちょっと壊れかけてるかも・・)

今週の東は主に保険業界関係のお仕事が多く、生命保険協会さまとの定期情報交換会や保代協の臨時理事会、そしてその生命保険協会さん主催のシンポジウム「人生100年時代に必要なリテラシーと金融業界の役割」にご招待を受けたので行って参りました。

西へは弊社福岡オフィスと北九州オフィスへ表敬訪問し、ミニカンファレンスを開催。今年は恒例エリアカンファレンスを更に個別コミュニケーションを大事にしたオフィス単位のミニカンファレンスという企画に変更してワタスも全国行脚をしているのです。

地方に行く愉しみは何と言っても食べ物ですね。昼はごぼう天うどん、夜は焼き鳥屋さんに〆の長浜ラーメン、翌日は北九州のソウルフード?シロヤベーカリーのオムレットを差し入れにいただきました。

生まれて初めて食べましたが、美味しかったですよ。

ところで。

5月28日は何の日か知っていますか?

自助の日

らしいです(笑)

恥ずかしながらワタスも知りませんでした。実は生命保険協会さんが創設した記念日で。

案内によると、自助の日は「自分らしい人生を送るためにはどうすればよいかを考える日」だそうです。パンフレットには、「5月28日(いつつば)は自助の日。人生100年時代が到来すると言われている中、健康で自分らしい人生が送れたら100年の人生は幸せなものになる」とし、その象徴として五つの葉に希望、知恵、財運、健康、愛という意味を込めてシンボルマークとされています。

時を同じくして。

5月22日付けで金融庁の金融審議会「市場ワーキング・グループ」がまとめた「「高齢社会における資産形成・管理」報告書(案)」が公開され、波紋を呼んでいます→https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/market_wg/siryou/20190522/01.pdf

これは老後の生活を営んでいくための「資産寿命」をいかに延ばすかをまとめたものですが、そこでは、「年金だけでは満足な生活水準に届かない可能性がある」とし、「老後は年金だけに頼らず自助努力を」と呼びかけられています。

この「自助努力せよ」というフレーズが日本国民の怒りを買ってしまったようですが、個人的にはそんなことは既に織り込み済みで、むしろそれを安倍首相のように支持率維持のため?に曖昧な安心感を与えるような発言をするよりは、余程誠意ある発表ではないかと思っています。

そもそも自助とは、他人の力によらず、当事者である自分の力だけで課題を解決することを指しますが、この「助ける・解決する」方法は他にもあります。それは、互助、共助、公助です(自助を加えて4助)

互助とは、当事者の周囲にいる近しい人が、自身の発意により手をさしのべること。家族や友人、そしてご近所。これらの方たちが、自発的にかかわることです。沖縄の模合や頼母子講等は互助の精神を仕組み化したものですね。

共助とは、もう少し範囲を広げ、地域や市民レベルでの支え合いのこと。非営利団体や協同組合などによる事業やボランティア活動。つまりシステム化された支援活動のことを指します。

公助とは、行政による支援のこと。さまざまな公的なサービスにより、個人では解決できない生活諸問題に対処することです。

このように、社会を支えるインフラは日本においてもそれなりに存在します。ですが、やはり幸せの価値観はひとそれぞれです。その個々の価値観を満たすことが社会インフラ(公助・共助・互助)だけでは難しいなら、そこは自助でもってライフプランを描き、知恵を絞り、資産形成や健康管理にも取り組んでいくことが必要なのです。そしてその中で情報の非対称性が高い(売る側と買う側の知識差が大きい)金融商品での資産形成は、自助(自己責任)でもってそのリテラシー(情報や知識の活用能力)を向上させることが大切であり、そのプロセスで信頼できるアドバイザーを選ぶことも不可欠であると思うのですよ。

令和時代の資産形成術

基調講演は、かの有名なメディアアーティスト落合陽一氏。最近では彼が経営するピクシーダストテクノロジーズが総額48億円の資金調達をしたというビッグニュースもあり、富に注目されている御仁ですので是非ライブで聞いてみたいと思って楽しみにしていました。テーマは「令和時代の社会課題と産業構造転換」。内容はあまりのクリエイティブかつインテリジェンスの高さにほぼ付いていくことができませんでした(笑)

落合氏曰く、令和時代のお金の集め方は多様化しており、お金を集めるためにはフォロワーがどれだけいるかがお金より先に必要であると。そのためには新たな発想や視点、自分が本当に好きなことへの投資を行い、その道で尖がりファンを増やすこと。その先には資金調達の様々な手段が待っているということだと理解しました。

そういう意味では、この歳になってもワタスは世間的にまだまだ何者でもないので、自分モデルを確立するためにこれから何ができるのかを考える貴重な機会をいただきました。

とは言え。

現実的に老後の将来不安を自助(自己責任)で賄うための資産形成術をアドバイスする立場にある金融事業者は一般生活者の方々にどんなアドバイスをすればいいのでしょうか。

金融リテラシー向上に向けた金融業界の役割

後半は金融業界の重鎮揃い踏み(銀行協会、証券協会、生命保険協会、信託協会の会長、日銀情報サービス局長)によるパネルディスカッション。

国際比較として、欧米に比べて日本人は金融リテラシーが10%程度低いという数字がでています。冒頭開会の祝辞で遠藤金融庁長官も「金融リテラシー向上を最重要課題と位置付けている」と発言されていることを受け、金融業界総力を挙げて日本国民のリテラシー向上をはかること、そのための販売サイド(金融事業者)のリテラシー向上をどう高めていくのかがディスカッションされました。

もちろんワタスも金融事業者の端くれであり、CFPとして実際に顧客から相談を受ける立場であり、また、長年にわたり様々な投資商品に手を出しては失敗し、痛い目に合いながらも何とかそれなりに資産を増やしてきた一投資家でもあります(笑)

せっかくなのでほぼ参考にならないとは思いますが少しだけワタスの投資手法を公開させていただきます。

財産3分法はリスク分散の基本

ワタスは32歳で保険業界に転職した際、入社研修時に自らのライフプランニングを作成しました。その時に作成したライフプランニング表は残念ながら手元には残っていないのですが、その当時作成した数々の夢を実現し、そして豊かな老後を送るためににはどれくらい稼ぎ、その中からどのくらい貯蓄をしていく必要があるかを算出し、その通りに積立をしてきました。起業するまでは(笑)

42歳で起業してからは、想定外の支出の連続で当初のライフプランニングはもろくも崩壊しました。コツコツ積み立てていた学資替わりの養老保険もその時を待たずして事業資金に充当を余儀なくされ、万一時と老後の生活費の為の終身保険に至っては契約者貸付けをしたまま返済できず、つい最近まで残債が膨らみ続ける始末でした(笑)

その借金地獄を救ったのは一か八かの不動産投資です。金融業界のプロはどうしても金融商品の中でそのポートフォリオ(資産分散)をアドバイスする傾向にありますが、ワタスはその実体験から個人的には分散投資の基本である「財産三分法(現金、株式、不動産)」による資産形成を推奨することが多いのですよ。

分散投資は「安全性」「換金性(流動性)」「収益性」という3つの尺度で選択割合を決めていくのが基本です。低金利化の日本においては機関投資家の代表でもある生命保険会社も一般勘定資産運用に不動産投資の比率を増やす傾向にあります。資産デザイン研究所の内藤忍さんも著書やメディアで借入をうまく活用した実物資産(不動産)による運用をポートフォリオに組み込むことを推奨されています。実はワタスも実践者であり、むしろその比重を高めることで死の淵から生還した典型なのです(笑)

その他金融商品においては、変額保険での定期積立を30年近く(世界株式に分散)、ドル建ての年金商品も10年以上前からやっていますし、株式投資、投資信託、確定拠出年金、ビットコイン、ロボアド等々金額の多寡はさておき、多岐に渡りそのパフォーマンスを実体験してきました。これらを総合してランキングするとすれば、

①不動産投資(キャピタルゲインもインカムゲインも圧倒的)

②変額保険(ドルコスト平均法の効果を実感)

③投資信託(10年くらいマイナスだったものが長期据置きでプラスに転換)

恐らく凹んでいるのは株式投資(現物)で、これは過去からのレコードは取っていないものの、売り買いのタイミングを常にウオッチしながらの投資は、仕事への集中度が削がれることもあり自分には向いていませんし、恐らく通算では結構損をしているような気がします(株式投資でも自社株投資は別格。命懸けで資産の大部分を投資しています(笑))

もちろんこれらはすべてリスクのある商品です。特に不動産は手持ち資金の範囲で物件を購入するのではなく、借入リスクを取りながら、更に運用リスク(物件の値下がり、空室リスク)も取る覚悟が必要ですので、目利き力と慎重な判断両方が必要です。上記はあくまでワタスの実体験ベースの話しなので、何がイイかは個々のライフプランや価値観、リスク許容度によって個々に異なるのは言うまでもありません。

まとめ

上記実体験を加味して一般論として資産運用をアドバイスするとすると、当然換金性の高い現金は緊急予備資金として一定額は確保の必要があります。株式は現物で持たず、できれば手数料の低いパッシブ投資、INDEXや日経平均連動商品、世界の株や債券に連動するものが無難ではないでしょうか。円のみに資産を集中させることもリスクです。海外、できれば米ドル比率は許容範囲で高めておいてもいいでしょう。将来の万一時を想定した相続発生時のトラブル回避や税効果も勘案したうえで、積立投資も兼ねた変額保険も一考の余地は充分にあります。

保険商品は運用という側面もありますが、本質的にはプロテクション機能であり、他の金融商品には無い機能があります。最近では保険商品はプリベンション(事前予防)機能を重視してきました。これは、万一時や就業不能時に安心を提供するという保険本来の機能(プロテクション)に加えて、いつまでも若々しく健康で長生きすることが幸せのベースだと考えると、健康であればあるほど保険料が下がるというモチベーションを提供する商品は他の金融商品では充足できない価値ある商品というべきでしょう。

もちろんiDeCoやNISA等税制優遇されている商品は最優先に活用すべきですし、金融庁が推奨する長期分散積立という考え方は素直に受け入れ、なる早やで一定金額を積み立てることをお勧めします。

そして不動産投資ですが、これはイイ物件情報を入手できるか、その情報提供者は信頼できるかがかなり重要なファクターです。まずはその信頼できるアドバイザーを見つける(信頼できる人からの紹介が無難)ことから始めてみてはいかがでしょうか。目利きさえ誤らなければ、レバレッジ(他人資本の活用)を効かせた不動産投資は、家賃収入という安定した月給?を運んでくれるのですよ。

さて。

人生100年時代に必要なリテラシー(情報や知識の活用能力)は何でしょうか。

個人的には健康リテラシーがベースにあり、その上に生きがいリテラシー(個々の価値観により様々)と金融リテラシーを乗せましょう。生きがいリテラシーは、まず好きなこと夢中になること、やりがいや生きがいを感じる分野に集中して時間投資をしながら仲間資産を増やすことです。仲間資産というネットワークを活用することはある意味金融資産より価値を持つのではないでしょうか。

そして金融リテラシー。個人的には健康で仲間がいればお金が無くても(流石にゼロは厳しいですが)幸福感を味わえる人はそれなりに存在すると思います。ですが、お金がそれなりにあることは、自由度や人生における選択肢が広がることでもありますので、あるに越したことはないのもまたお金です。そのためには自ら学ぶこと、少額でもいいのでリスクを取って実践すること、そして信頼できるアドバイザーを持つことが必要だと思うのですがいかがでしょうか。

人生100年時代。

最期はあしたのジョーのように真っ白な灰になって燃え尽きましょう!(よく考えたら誰でも火葬場で焼かれて真っ白な灰になるな(笑))

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