革命の歴史。保険業界大変革期はいつまで続くのか。
革命の歴史。保険業界大変革期はいつまで続くのか。

今週のサマリー

新元号令和に伴う大型連休が終わり日常の生活が始まった初めての1週間。

連休中は退職代行サービスへの依頼が急増しているというニュースがあちこちで流れていましたね。昔から5月病という言葉はありましたのでこのタイミングで会社を退職することは珍しくはないのでしょうが、それを自分で申し述べるのではなく、代行業者に依頼しなければ表明できない若者?が増えていることに時代の変化と日本の未来に若干の不安を感じずにはいられない元々は人見知りで引っ込み思案の経営者@ケーホリーですこんにちわ。

今週は振替休日の月曜からの東京出張に始まり、その後火水は京都で会議や打合せ、その後木金とまた東京に移動し会議や商談というほぼ平常通りの1週間でしたが。

その後半の中の一大イベントに不肖ワタスが長年理事長を務める一般社団法人保険乗合代理店協会の定時総会がありました。

保代協の歴史

生保の乗合代理店が規制緩和により生まれたのは今から23年前の平成8年(1996年)。

その後乗合代理店は徐々に勢力を強め始め、顧客ニーズの高まりを追い風に規模拡大全国展開モデルを展開しだす代理店が勃興しだしました。今はもうなくなりましたが保険会社はトップレベルで業績に貢献した代理店の経営者を海外で表彰するというのが通例であり、各保険会社の表彰式で出会う常連経営者はそのイベント中に仲良くなり、情報交換を行うようになりました。

そしてその急成長を牽引してきた代理店経営者たちが、「そろそろ乗合代理店の成長発展のために公式に業界団体を創らないか」という話しが盛り上がったのです。

一応当時から弊社も急成長代理店の1社であり、海外表彰の常連でありましたのでワタスの所にもその話が回ってきたのですよ。業界の重鎮から。冒頭にも触れましたが基本ワタスは人見知りの引っ込み思案ですから自らそんな大それたことを起案したわけではありません。

で、平成19年、今から12年前に第一回設立準備委員会が開催され、その発起人として名を連ねることになりました。当初は任意団体でスタートし、名称も乗合保険代理店協議会でした。発起人の中から重鎮のお一人が理事長になり、ワタスともう一方が副理事長になりました。

その後9年前の平成22年には一般社団法人化し、3年前の平成28年に今の保険乗合代理店協会と「協会」に名称を変更したのです。

因みに当初からのスローガンは、

「会員がお客様に対して、永続性を持って最善のサービスを提供することを第一とし、あわせて保険業界、代理店の成長・発展に寄与する」

なぜか設立2年を待たずしてワタスが理事長になることになり、それから12年間理事長職を継続し現在に至ります。

今は乗合代理店は来店型ショップの台頭とともに市民権を得てきましたが、まさに「保代協」は日本国内における乗合代理店の勃興から急成長期を経て、その後平成28年の改正保険業法施行前後からの大変革期突入までの歴史とともにその最前線を最先端で歩んできたのですよ。

では、この3年前から始まった大変革はいつまで続くのでしょうか。

大変革の歴史

ここ数年、ほぼ毎年数社の全国展開する乗合代理店の創業経営者が自らの手で急成長させてきた会社を大手企業に全株譲渡する事例が後を絶ちません。リスクを取って起業し、手塩にかけて10億、20億の売上にまでした会社を手放す理由はどこにあるのでしょうか。

もちろん理由は個々で様々でしょうが、共通する理由の中には、未来への不安があることは否めません。

今回の総会で基調講演をしていただいた日本損害保険代理業協会の栗山アドバイザーのお話の中に、「イギリスで起こった第一次産業革命は何年起こり続けたか」という話しがありました。その答えはなんと70年。

1760年から1830年の70年もの期間を経て、当時人の手でおこなっていた作業を、蒸気機関を動力として機械化し、作業能率を大幅に上昇させることに成功したのです。

因みに日本の大変革といえば明治維新。この近代化への一連の流れを作った大変革の期間については諸説ありますが、一般的には1853年のペリー来航を発端とし、明治政府による近代国民国家の基礎ができあがるまで、私見を交えれば西南戦争の終結とすればその期間は約23年ということになります。

保険業界の大変革を世界や日本の大変革に例えるのはいささか大げさかもしれませんが、それでも市場規模40兆円、関わる募集人100万人超という決して小さくない産業構造が大きく変わろうとしている訳ですから、3年やそこらでは終結するわけではなく、おそらくデジタル革命の激流にも飲み込まれながらまだ数年は続き、その後は全く異なる世界になっているのではないでしょうか。

2019年度の取組み

新年度にさしかかるにあたり、会員への満足度調査を実施したところ、前期と比較して約20%満足度が向上していました(65%→84%に)

そのコメントを一部抜粋させていただきますと。

・取組姿勢が大きく変わり、会員に伝播しました。

・適時適切な課題変更が実行された点がよかった。

・様々な来賓の方による講演と情報提供があり、業界における動向把握ができた。

・保険協会への提言も保代協ならではの参加メリットになっています。

要因は、隔月の定例会の内容を刷新したこと。特別ゲストを招いたり、会員の中から人選したりしながら、その時々の旬なネタをセミナーやパネルディスカッション方式で企画開催したこと。そのテーマをベースに毎回グループディスカッションを行い、アウトプットの機会を増やしたこと。

更に、顧客本位の生産性向上委員会と募集品質向上委員会という二つの委員会を立ち上げ、会員相互の情報交換や生保協会と連携し業務改善提案にまで進展できたことなどがあります。

会員の声を大切にし、適時内容を見直し、変革を推進していくことで満足度が向上したことは、運営サイドとしては嬉しい限りです。

今年度はその基本方針を踏襲しながら、成功事例を更にブラッシュアップして、より会員への満足度向上に取り組む所存です。

まとめ

総会にはご来賓として社団法人生命保険協会さまから森事務局長並びに日本損害保険代理業協会さまより栗山アドバイザーにお越しいただき、熱いエールをいただきました。

新メンバーとして、

ニュートンフィナンシャルコンサルティング 山縣理事

トラスト                 黒河理事(初の女性理事)

副理事長に、

ファイナンシャルアライアンス 松村副理事長

アイリックコーポレーション  勝本副理事長

参与として、

TSLABO  長坂参与

を加え、

(理事長:堀井・副理事長:水野・理事:皆川・富永・三浦・足立・監事:石橋・顧問:滝本・事務局長:徳澤は継続(敬称略))

心新たに新体制で臨む所存です。

この業界に誇りとやりがいを持って働こうとする若者たちを一人でも増やし、乗合代理店業界の成長発展に力を貸してもいいと思える代理店経営者の方や。

この大変革期を乗り越え、事業の持続可能性を模索されている代理店経営者の方も。

是非「保代協」への入会をご検討ください。

健全に競い合い、そして高め合いながら成長していきましょう(オー!)

 

保代協入会はこちらから→http://www.hodaikyo.com/member/index.html

 

 

 

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