進化生物学的働き方改革論。これからはゴリラ型からボノボ型へ変化する組織しか生き残れない。
進化生物学的働き方改革論。これからはゴリラ型からボノボ型へ変化する組織しか生き残れない。

台風がもうそこまで来ていますので今日はおとなしく家に籠って読書三昧の1日を過ごそうと思っていたら突然上からブログを書けという指令が降りてきたのでおもむろにパソコンを開きまるで恐山のイタコの口寄せのように指を動かし始めた引退後は老齢年金の足らずまいを占師と心理カウンセラーと予防医療診断士と落語のしのぎで埋めようと企てている永遠のアラカン少年@ケーホリーですこんにちわ。
ところで。
先日の木曜日に弊社グループ会社L.T.V.の歓送迎会がありました。L.T.V.は乗合保険代理店向けの顧客管理システムCSBや顧客サポートシステムL-clubを運営するIT系企業。まだ設立して7年目のベンチャーですが、ここ2年程は最高益を上げています。ワタス以外に社員数は11名。今回は2名の入社と1名の退社に伴う歓送迎会でした。

入社者の1名は営業職の山田くん。若干24歳の若者ですがその落着いた喋り口調はワタスをも凌いでおり、今回の転職活動では大手保険会社と大手上場IT企業の内定を断っての入社という変わり者です(笑)

もう1人は管理系管理職として入社した松原さん。創業時から就任いただいている社外役員と顧問が揃って「初めてまともそうなヒトが入社されましたね」と言わしめた(笑)バリバリのキャリアウーマンです(もちろん今までの人たちもまともですので)

そして退職したのはL.T.V.創業メンバーの1人の木下執行役員。

実は彼女は15年程前にホロスプランニングを創業して間もないころに初めて投資をいただいたベンチャーキャピタルの担当でした。その資金をすべてぶち込んで顧客管理システムCSBの開発が始まったのです。そしてその後L.T.V.を創業するときに口説き落として創業メンバーに招き入れました。

実は。

ここ1年で社長をはじめ今回で都合3名が退職しています。ただ退職ですが転職ではありません。3名とも独立で内2名が引き続き仕事に関わってもらいます。今回の木下さんも独立したうえで某企業の社長職を引き受け、同時に弊社も顧問という立場で力を貸してもらうことになりました。

ワタスは思うのです。もうこれからは雇用形態にこだわって組織を運営する時代ではないと。

話の角度を少し変えますが。

進化生物学的に表現すると、ヒトも霊長類サル目に分類される動物です。ある文献によると人類だけでなくすべての生物の婚姻の形態が生態・繁殖のために適応的であるかどうかの一点だけで決まってきたということです。現在の常識である一夫一婦制も農耕集団生活を営むようになった人類にとって単にそれが生存繁殖のために適応的だったからにすぎず(性病の蔓延で滅びるのを防ぐために一夫一婦制となった説)、それより以前のはるかに長い狩猟生活時代は乱婚と考えられるそうです。

因みにサル目では、ゴリラは一夫多妻制、テナガザルは一夫一婦制、チンパンジーやボノボは乱婚と言われています。ヒトが本来一夫一婦制なのか一夫多妻制なのかそれとも乱婚なのかはまたの機会に譲るとして。

今まで企業という生命体はゴリラのように一夫多妻制でした。圧倒的な力で複数の社員を支配する関係です。もちろんそれは双方にメリットがあればこそ成り立つ関係です。進化生物学的に言うとそれは生存繁殖的(企業が持続するため)に適応的だったからに他なりません。ただこれからはどうでしょう。政府も働き方改革実行計画の中で「新たな技術の開発、オープンイノベーションや起業の手段、第2の人生の準備として有効」と兼業副業を奨励しています。

果たして人口減少、高齢化、多様化、AI化の流れの中で一夫多妻のゴリラ型組織が次世代に生き残るために適応的と言えるのでしょうか。もし組織の中の有能な社員たちが、力で支配してきたボスゴリラから解放され、自分にとって魅力的なパートナーたちとも生産活動を行う方が魅力的だと思うとどうなるでしょうか。もし時代の流れの中で、先進的かつ大手企業がどんどん兼業副業を認めだすとすれば、有能な社員であればあるほどヒトはそちらに集まりだし、ゴリラ型組織は取り残されていき、結果その生物(企業)は繁殖できず滅亡する方向に向かうのではないでしょうか。

ワタスはこれからはヒエラルキーも無く、社会的コミュニケーションの手段として性交渉をするボノボ型組織の時代が来るのではないかと思っています。今注目されているティール型組織やホラクラシーも基本ヒエラルキーの無いフラット型組織であり、指示命令が緩く社員の自立を良しとするスタイルです。それに加えて雇用という形態に捉われず、多様化された働き方を許容する組織。社員サイドは今回の木下さんのように起業しながら自らの強みを活かし、貢献したい企業で活躍するワークスタイルです。この乱婚型ボノボ組織の方が進化生物学的にも適応的だと思うのですがいかがでしょうか(笑)

もちろん課題も多いので、弊社もすべてを即許容できるわけではありません。ですが基本「進化とは環境適応力」です。すべからず環境の変化を察知して早く適応するために行動したものしか生き残れないのです。

変化を恐れず、柔軟さを失わず、スピード感を持って、圧倒的な量を追求していきましょう!(あ、最後は社員へのメッセージです(笑))

ボノボ型組織を目指すホロスグループの将来設計士にご興味ある方はこちらから→https://www.holos.jp/employ/

乗合保険代理店の顧客情報活用システムCSBにご興味ある方はこちらから→http://www.ltv-holos.jp/csb/

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