今週は昨日のオバマ大統領の広島訪問という世界にとっての歴史的大ニュースと本日からの保険業法改正という保険業界にとっての歴史的大ニュースがありました。
一昨日のオバマ現役大統領の広島での演説は、核兵器のない世界へ向け大きな1歩を踏み出した歴史に残る演説でしたね。オバマ大統領の任期はあと8か月。後に次ぐ大統領が彼の意思を継ぎ、本当に核なき世界実現のためリーダーシップを取ってくれることを祈るばかりです。
また、本日からの保険業法改正は保険業界人にとってはまさに歴史的転換点となることでしょう。それは恐らく3年先、5年先の未来から過去を振り返ったとき、生き残っている経営者はあの時覚悟を決めて体制整備に取り組んだ当時の決断に胸をなでおろし、既に消滅した代理店の元経営者はなぜあのときその重要性を認識せず本気で体制整備に取り組まなかったのだろうと後悔の念にかられることでしょう。
ところで。
そんな歴史に残る大きなニュースではありませんが、今週はワタスにとっては心に残るニュースが2つありました。1つは研修講師。最近はめっきり減りましたがそれでもご指名でオファーがあるときで日程が合えばお引き受けしています。今週あったのは某大手金融機関の役員研修。そこに受講生として参加されたのが女性の常務の方だったのですが、実はこの方は10年以上前に当時この企業の営業マン数千人の中からトップセールス1%を選抜した富裕層特化部隊を作られたときのお1人で、不肖ワタスがその審査員兼研修講師という大役を仰せつかっていたのです。そして10年の時が流れなんと常務に抜擢されていたのです。
今回講師としてご挨拶をさせていただくと、常務も私のことを覚えていただいており、更に「いつもブログ楽しみにしています。」と。研修事業を始めて12年、ブログも書き続けて丸10年を超えました。トップセールスが10年の歳月を経て常務にまで登りつめ、その昇進時研修と役員研修をワタスが担当し、更に継続して書き続けてきたブログを愛読してくれていた人がいるということが素直に嬉しかったのです。研修もブログも継続してきてよかったと改めて思ったのです。
そしてもう1つは落語です。昨日は恒例の落語会で4か月ぶりに高座に上がったのですが、これも初めて丸4年が経ち、今回で古典の持ちネタは10本(+創作1本)になりました。最初はノリで旧知の仲の春蝶君(師匠)にお願いして初高座を踏んでからよく続いたのものです。正直高座に上がる直前は今でも頭の中が真っ白になり、このまま上がって大丈夫かと不安でいっぱいになります(昨日もそうでした)決してこの緊張感が好きでもなんでもないのですが、それでもやはり練習量は自分を裏切りません。高座に上がって客席を見下ろすと不思議に落ち着いて噺せるのです(割と本番に強い)
今回も噂を聞きつけて25年以上前サラリーマンだったときの上司や後輩が見にきてくれました。師匠からもお褒めの言葉をいただき嬉しかったのですが、それより何よりたくさんのお客様に笑っていただけるのが嬉しいのです。
「笑い」に基本理屈は必要ありません。笑いは国境や人種や派閥を超えて癒しや許しや緩みを人々に提供します。緊張するオバマ大統領に対して坪井さんから交わした笑顔の握手。その笑顔に思わずオバマも笑顔で応えた瞬間を見て改めてそう思いました。いつも先に微笑む勇気があれば世界はもっと平和になるに違いありません。
心に残る2つの小さなニュースは私に「継続力」と「練習量」の大切さを教えてくれます。でも必ず結果が出るのがわかっていてもそれが出来ないヒト、出来ないコトが多いのはなぜでしょう。ワタスの場合、ブログも落語も誰からも指示されるわけではなく自分の意思で続けていますが、仕事含めそれ以外で挫折してしまうこともないわけではありません。きっとそれは大好きじゃないのか本気度が足らないからに他なりません。いや、本気でやれば好きになるものでも本気度が足りないからなのだと思います。世の中の結果を出したいすべての皆さん、本気になってやると決めたことを継続し練習を重ねていきましょう(自戒を込めて)
そしてそのモチベーションはやはり「喜ばれると嬉しい」という人間のみに与えられた本能だと再認識した今週の出来事でした。
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