今週は京都から始まり東京に移動して三島に研修講師に赴き再度東京に移動してから最終的に京都に戻ってきた売れない旅芸人@ホロス亭エロスこと堀井計ですこんにちわ。
毎週どこかに移動しているのですが、よく移動中は何をしているのかと聞かれますのでお答えしますと、ほぼ会社にいるのと同様のデスクワークが中心です。ですが時と場合によると執筆をしたり落語の練習をしていることもあったり朝早ければ寝てることもあったり、もちろん読書をすることもあります。
読書はビジネス本や小説や駅中の本屋さんで衝動的に雑誌を買うこともしばしばあります。で、今週特集タイトルに惹かれて購入したのが「クーリエ・ジャポン」。その特集とは、
「成長できる」「幸せになれる」21世紀の「ホワイト企業」
更にもう一つの特集が「臨死共有体験」「慢性的デジャブ」・・科学では説明できない世界の超常現象(妖しい話はまたの機に・・)
で、これは買わない手は無いと勇気を振り絞って800円をモバイルスイカで支払いました(生粋のケチです)
実は弊社では最近社員数が法改正で激増したこともあり、この「ホワイト企業」への取り組みを水面下で進めています(まずは従来のスタッフ系から)。あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、因みにホワイト企業の定義は「社員の幸せと働きがい、社会への貢献を大切にしている企業」。マネジメントは指示命令を極力無くし、社員一人ひとりの自主自律を促すスタイルを追求します。
今、企業経営は100年来の「合理主義経営学」が役目を終え、次世代の経営に向かっており、ホワイト企業はその象徴。ただ、まだどこにもその模範はなく学問的にも未知で、志を持つ経営者が現場で創り上げていくしかないのが現状です。ワタスは元ソニーの上席常務である天外伺朗先生が主宰されている天外塾に入塾し目下勉強しながら少しずつ自社内で浸透を目指しているのですが、天外先生は合理性を追求したアメリカ式の経営学は終焉を向かえており、人間性を追求したほうが結果生産性が高まるという理論を展開されています。
同様にクーリエの特集では「タレントの時代」の著者でもある気鋭のコンサルタント酒井崇男氏がトヨタの繁栄とソニーの凋落を例に、ソニーは米国式経営を導入したことが混乱に拍車をかけたと。
そして一時期ビジネススクールのMBA(経営学修士)がもてはやされた時期があったが今では最早役に立たたない企業が多く、トヨタでは簿記2級の資格保持者と同等、アップルなど創造的な企業は、採用や人事評価にも勘案していないと述べられています。
ホワイト企業のモデルをクーリエではトヨタやグーグル、ネットフリックスやスタバ、パタゴニア等が紹介され、天外塾では岐阜の未来工業、高知のネッツトヨタ南国さん等がベンチマークされています。これらはどの企業も高収益を生み出しており、それがホワイト企業的マネジメントの結果なのか、高収益の構造ができたからこそホワイト企業的マネジメントが導入できたのかはわかりませんが、業績のみを追求するブラック企業が社会から退場を余技なくされるご時世であり、お金(企業業績も個人の報酬も)より人間らしさを追求する「ホワイト企業論」はこれからは企業経営のスタンダードになっていくことは間違いないのではないでしょうか。
ワタスは必ずや近未来に21世紀を代表するホワイト企業として弊社が世界に紹介される日が来ると信じています。そのためにはまずは今以上にワタスがシゴトを放棄し(これ以上放棄するんか)戦略的に存在感を消滅させ(もう既に無いという噂も・・)ひたすらホロス亭エロスとして芸を磨くことでその世界が訪れるのではないかと思っています(よってワタスが来週から暫くいないのはこういう意図があるということを理解してくださいという言い訳のブログでした(笑))
一緒にホワイト企業で倖せになりたいヒトはこちらから→http://www.holos.jp/employ/
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