11月25日
週末の3連休は紅葉真っ盛りの伝統と革新の街京都に円安効果も手伝って世界各国から訪れる人出もピークになるのでその喧噪を避けるためにも京都から脱出し東京で過ごした一見タイ人実は京都生まれの京都育ち@堀井どすえどすですこんにちわ。
昨日はワタスのおばさん(母親の姉)が階段から転げ落ちて奇跡的に手首の骨折だけで済んだということでお見舞い方々訪問してきました。おばさんには昔から随分お世話になりました。サラリーマン時代には出張時に夜中に泊まるところがなくなり同僚数名と押し掛けたり、42歳で独立した当初お金も無かったので暫く居候までさせていただいていました。で、なぜ奇跡的かというと。
御年98歳だからです。
実はワタスのおばさんは強者揃いで以前にもブログで書いた通称タミーも凄いのですが(http://kei-horii.seesaa.net/article/403604095.html)トミー(トミ子おばさん)はそれよりまして凄いのです。何が凄いのかというともちろん階段から転げ落ちても軽傷ですんだこともさることながらこの歳でコーラスに通い自宅でピアノのレッスンも習い歩行速度は一般人とそん色なく記憶力は最近のことから昔々のことまでスラスラと出てきます。
今回も試しに関東大震災のことを聞いてみますと。
「当時は京橋に住んでいて近所のお友達といた時にグラグラときたのよ。その時は大丈夫だったんだけど、あとから火が出て家は燃えちゃったの。大八車に家財道具を載せてあちこち逃げたのよ。で、結局田舎の伊賀神戸(三重県の里)にしばらく疎開してたの。」
実に今から91年前の出来事です。ヒトがいつまで生きられるかは神のみぞ知るということですが、その計らいで長生きさせていただくことができたとしたら、どうせならボケずに若々しくそして愛されながら歳を重ねたいものです。トミーと接していて感じることは、
「のんびりしている。くよくよしない。いつも明るい。天然ボケである。サバサバしている。よく食べる。足腰が強い。趣味がある。」
東京という地で関東大震災や太平洋戦争という国家の大惨劇を乗り越えてきた昭和(大正)の女性は相対的に強いのかもしれませんが、それでも性格や活き方はとても大事だと思うのです。ワタスも8つのうち今はシゴト的にのんびりはしてられませんし、人工的にボケるときはありますが天然ではない(はず)のでパーフェクトとは言えませんがタミーとトミーの活き方を見習いたいと思います。