綺麗なひとはやめている。できるオトコはどうしてる?

2月20日
『綺麗なひとは、やめている』まずは1つ「100日間断つ」ことから始める美容思考術(幻冬舎)読了しました。
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え?おっさんのくせに綺麗になりたい?
まあなりたいと言えばなりたいですが(笑)実は著者の楊さちこさんはもう15年以上前からお世話になっている友人で。
彼女は日本人なのですが南京中医薬大学で学ばれ、中医学博士となり、日本に中国の伝統医学である中医学を広めるべく奔走されている中医学の第一人者。
当社イベントスペース「LAC-座」のこけら落としにはゲストにお迎えしセミナーを開催させていただきました。当時のブログ→http://kei-horii.seesaa.net/archives/20111022-1.html
なぜなら、ワタスも「未病先防」(病気になる前に、未然に防ぐ)が重要視されている中医学の考え方が「保険ビジネスの世界でもただ保険金を支払うことがすべてではなく支払が発生しないように我々がサポートすることが究極のサービスであり差別化である」とかねてから考えていたこともあり楊女史の活動にいたく共感させていただたからであります。
著書の中では何度も「中庸」が大事だと説かれているのですが、この中庸とは「偏(かたよ)らない心、とらわれない心、こだわらない心」のことを言います。また「漢方100日」というのはヒトは100日あれば変われるということで健康を保つために何か新しいモノを続けるのであれば最低100日は続けようという意味だそうです。
ワタスも若かりし頃は尖がってるほうがイケてると思っていたものが歳を重ねるごとにことにこの「中庸」と言う言葉の重みを実感しています。健康もビジネスもつまり何事もエーカゲン(良い加減)が大切だと言うことでしょう(え、違う?)
そして新しいこと始めるにも思い切って止めるにも最低100日は継続しないと何も結果は出ないということもとても納得がいきました。
特に身体に悪いとわかっていて中々やめられない習慣を断つことと、ビジネスにおいて優先順位が決められずに効果が無いのにダラダラ継続していることを断つことができないことは思考領域が共通していますので、楊流に言えば綺麗なひとと、仕事ができるオトコとは行動レベルでは同じだということになるのではないでしょうか。
ただし本書は決してストイックな活きかたを推奨しているのではなく。
「何かを1つだけやめてみるだけなら簡単にできそう」
「いつから何を始めても遅すぎることは無い」
「普通にとらわれずもっと自由であるべき」
とあくまで「中庸」という穏やかな価値感が根底に流れています。
老若男女にかかわらず、とにかく綺麗になりたいかたにはお勧めの1冊ですね。

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