12月6日
先日コラム「堀井計の午睡」を書きながら自分の思考や行動パターンを整理する機会を得た。
(やはりアウトプットは大事ですなhttp://kei-horii.seesaa.net/article/238521651.html)
継続して良かったことがたくさんある反面。
惰性で継続しているだけであまり意味をなさないこともあるのではないかと。
あの時踏ん張って継続していたから今があるということと。
あの時思い切ってやめる決断をしたから今があるということもあります。
例えば。
創業以来継続しているオーナーズカンファレンスという社内イベントは社風構築やロイヤリティの醸成、社員教育という位置づけなどで大いに意味があったと思うわけですし。
10年前高額報酬を捨てて某保険会社の支社長職を辞める決断をしなければ当社は存在しなかったわけです。
もちろん同時に継続と決断の二つの現実を体験できるわけないので、どちらの選択が良かったかなんて所詮わからず、でた結果をどう受け止めるかしかないのですが。
つくづく経営とは続けるか止めるかの意思決定だと思ったわけです。
実は昨日のボードミーティングで。
最近入社したI女史が「この会議の運営において一つ提案がありますので聞いていただく機会をください。」と。
彼女なりに数回出席したうえでの改善案を提案してくれました。
その時ワタスが感じたことは、「数年前から毎週月曜に定例化しているこの会議も社内やグループ間での情報交換や提案の場としてそれなりの意味を成していることは間違いないが、確かにひょっとしたら惰性でやっている部分もあり、その惰性的運営を誰も問題だと感じていなかったのではないか・・」ということ。
新しい血を入れることはその惰性にメスを入れ、組織の活性化にも繋がる可能性が大いにあるなと思ったわけです。
更に、継続しながらもその中味を常にブラッシュアップする意識と行動を取れば惰性には陥らず、より良いものに仕上がっていくということでもあるとも再認識したわけです。
そして。
常識や既成概念は常に新参者が打ち破るのが世の常でもあるので、常にその意見を取り込む素直さと、自らがまだまだ新参者という謙虚さと、それでも続けると決めたことは何が何でも続けるという強い意思を併せもたねば経営者は務まらんと改めて感じた師走の月曜なのでした。
皆さんも2012年の幕が開ける前までに。
何を継続し、何を断ち、そして何を始めるかを決めてみてはいかがでしょうか?
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