12月9日
ここ1週間メディアは海老蔵事件一色。
昨日松竹さんから無期限謹慎が言い渡されました。
舞台に穴をあけただけでなく、テレビCMにもたくさん起用されていましたからその損失額は相当なモノでしょう。
特にテレビCMは即売上に結び付けるだけでなくブランドや商品イメージを定着させるためのイメージ戦略という側面も大きいので、今回のようなイメージを損ねる事件(今のところ被害者ですが)を起こすとしばらくスポンサーはつかないでしょう。
で、無期限謹慎と聞いた一般市民は「いったい無期限ていつまでやねん?」
と思う方も多いのではないでしょうか?
よく「無期懲役って一生刑務所か?」って思うのと同じですよね。
因みに無期懲役の平均在所期間は21年くらいとか。素行が良ければ仮釈放されたりして死ぬまでにはならずに釈放されているわけです。
興業の世界では無期限謹慎はかなり重い処分になるのでしょうが誰も一生謹慎とは思ってないでしょう(えーとこ半年くらいとか)
それに引き替えビジネスの世界、例えば当社が属する金融業界は監督官庁の管理下にあるので業法違反をすると、最悪は免許剥奪とか業廃とかで一生その仕事には就けなくなります。
興業の世界はお金を払って愉しむために足を運ぶ世界。つまらなければ次は無いものの、入場料は基本前払いで「お金返せ」にはなりません。
金融の世界はお金を預かって増やしたり保障したりする世界。約束が履行されなかったり適正な募集行為を逸脱すると「金返せ」に加えて厳しい罰則が科せられます。
保険業界のタレントプロダクションを標榜する当社も。
多くの異能タレントをマネジメントする当社も。
お客様から贔屓にしていただくための芸を磨く(知識や情報を吸収し、コミュニケーションスキルを磨く)ことはもちろんのこと。
信用を裏切らないために節度ある行動(コンプライアンスの徹底)を取り。
断腸の思いで発表された松竹さんのように無期限謹慎を言い渡したくないので。
当社プランナーはじめスタッフ一同は。
酒に溺れることなく、心して忘年会シーズンを乗り切るようにお願いします(オマエもな)
一昔前は宴会芸を磨くことに命を懸けていた無期限謹慎候補NO1社長は↓