12月11日
もうやめて10年以上になりますが、その昔ヨットに乗っていました(単なるミーハーですが何か)
カートップできる小型ディンキーから始め、その後某大学の探検部が所有していた大型ディンキーを譲ってもらい、最後は10人乗りのクルーザーを友人と共同所有していました。
琵琶湖のヨットハーバーに艇を保管していたのでもっぱらクルージングは琵琶湖で、本格派からは程遠かったのですが草レースにも時折出場したりしておりました。
向かい風に40度~45度で進んでいくのをクローズドホールドと言うのですが、船が大きく傾くのをハイクアウトしながら(沈しないように身体を外にだしてバランスをとる)走るのがスリリングで。
特にウサギが飛びだし(風が強まると湖面に白波が立ち始め、その白波がウサギが飛び跳ねるように見える)、マストを繋ぐワイヤーも振動でウィーンという音が鳴り出すと、俄然気合いが入り、波しぶきを浴びながら風に向かっていくのが大好きでした。
逆に追い風で進んでいくのをランニングと言うのですが、これは風と同方向に進んでいく分あまり風を感じませんので少し頼りなく感じます。
でも実は感じないだけでスピードそのものはこちらの方が速いんですね(多分・・)
またランニングで走るのは技術的には一番難しく、ワイルドジャイブって言うのですが下手すると帆が反転しバランスを崩して沈(転覆)してしまいます。
で、何が言いたいかと申しますと。
今強風下(大変化中)の保険業界の中で、当社をはじめとする大型乗合代理業というビジネスモデルは明らかに追い風ですすんでいるなと感じるわけです。
先日某保険会社さん主催の表彰式に招待されたのですが、改めて勢いが我々のようなモデルに傾いていることを実感しました。
本来は逆風に立ち向かうほうがスリリングで面白いのかもしれませんが、明らかに今はランニング(追い風)で走っている状態。
もちろん風を読んで行動してきたことが功を奏しているのだけれど。
もちろん下りエスカレーターを駆け上がる労力よりも登りエスカレーターを更に駆け上がる方が速く目的地に着けるのだけれど。
油断するとバランスを崩して沈してしまうリスクも孕んでいることをヨットで体験しているので。
乗組員は気を緩めずにそれぞれの役割をまっとうしてつかあさい
名ばかり船長のワタスもせっかく吹いてくれているこの風を逃さずに。
前方や海底の障害物に目を配りながらも自然の流れと一体となり。
ホロス丸を全速前進させていこうと思います。
いざこのまま一気に大海原へ
調子が良いほど臆病者に変身する昇進正銘のちっちゃい社長は誰↓