秋の夜長に良書の薦め

10月24日
今日の日曜の過ごし方。
ゆっくり寝て昼前に当社のU部長夫妻が立ち寄ってくれてその後スロージョグで5キロほど走りその帰りに友人の寿司屋に顔を出したら練習中の尺八を持ってきて初めて吹いてみたら全く音が出ずそれから彼がはまっているロードレーサー(自転車)に乗って近所のコースを走る羽目になって疲れ果てて家に帰り昨日買った本を読みながらソファでうとうと寝てしまい先ほどむっくり起きておもむろにブログを書いております。
その本ですが。
ホリーマンブラザーズ2号(双子の息子の弟)の薦めで買いました。
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       小さなチーム、大きな仕事 37シグナルズ 成功の法則
37シグナルズとは二つの大陸に散らばった十数人のメンバーだけで数百万人のクライアントを抱えるソフトウェア会社。
創業者ジェイソンは、「会社が大きいほうがいいなんて幻想だ。今日では誰でも自分のアイデアを元にビジネスを始められる。高価な広告枠、営業部隊、オフィス、いや会議も事業計画もいらない。小さな所帯でシンプルに迅速に臨機応変に―それで僕らは成功している」と。
いわゆる起業して経営して拡大して成功するというビジネスの常識的プロセスを真っ向から否定した手法で成功したソフトウェア開発企業の実話。
この本を読んで「俺の今までの事業成功の概念は何だったんだろう」と考えさせられました。
42歳で起業するとき、ワタシは元々拡大成長モデルを絵に描きました。
大の男(ほんとはちっちゃい男ですがもうやだ〜(悲しい顔)が覚悟して起業するからには、でっかい事を成し遂げようと。
組織拡大や売上拡大は市場からの評価の証明であるから、評価され続ける限り大きくなることが当り前であると。
ビジネスモデルに共感を得て投資家から資金を調達し、自分の成し遂げたい世界に照準を合わせ、その約束を果たすべく実行していくんだと。
プロセスを悲壮感でやるのではなく愉しみながら実践し、指示命令をしないという新しいマネジメント手法を確立していこうと。
今でもこの考えは変わっていませんしもちろん間違っているとも思っていません。
でもこの本のような一般的な仕事や組織の概念を覆す経営スタイルにもいたく共感できます。
というか「常識を変える」という活き方そのものに共感を覚えるということでしょう。
そういえば先週に読了したのが。
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         「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」橘玲著
彼の著作は常にシュールで世の中の観方や情報や表現方法が好きですべて読んでいるのですが、サブタイトル「無能力主義のすすめ」、帯に表現されている、『必要なのは「やってもできない」という事実を受け入れ、それでも幸福を手に入れる、新しい成功哲学である。』というキャッチに引かれて今回も新作が出てすぐに購入しました。
両書に共通していたことは。
「好きなことを仕事にすること」と「常識に捉われず自分のスタイルで独立すること」
このようにまとめてみるとワタシの今までの活き方もまんざらではないかなと思えます。
不況という先の見えないトンネルに入って久しい日本ですが。
お上や所属する組織のせいにして不平不満を言ってても何も変わらないので。
秋の夜長にまず読書するのも良いですし。
やはり小さな一歩でも良いのでまず行動に移すことが必要ですね。
あ、もちろん組織の中で一人では成し得ないダイナミックなビジネスにチャレンジしたいというのも全然有り。
要は「今」の状況が主体的で充実しているかが大事なことではないかと思います。
今週は定時株主総会にオーナーズカンファレンスとイベントが目白押し。
小さな身長で大きな仕事にかかりますパンチ
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