4月28日
京都が世界に誇れるモノは数あれど。
その中でも自信を持って誇れるお店
なんと元禄(江戸中期)時代より330年間。
それも単品メニューのみで繁盛し続けているお店があります。
その単品とは。
「すっぽん」です。
「すっぽん」といえば謂わずと知れた「大市」さんです。
⇒ http://www.suppon-daiichi.com/
メニューはまる鍋コースのみ。すっぽん以外の具は一切無し
単品も極めれば、商圏は日本どころか世界に広がります。
世界中の政界や財界、芸能界の重鎮が訪れます。
実はこの秘伝の味を守り続ける17代目当主の堀井六夫さんは。
ワタシが母親のお腹に入っていた頃からの知合いです。(50年以上)
かつてはウチの親父がやっていた醤油屋の番頭さんで。
後にウチの醤油屋が傾いて奥さんの実家に入られたのです。
当時はお店兼住居でしたので、家族同然の付合いをしており。
ガキん子のワタシはこの何でもできる「むっちゃん」が大好きで金魚のフンみたいに後をついて回ってたものです
小学校低学年のワタシに。
プラモデルを作ってくれたり・・
自転車を改造してくれたり・・
パチンコに連れて行ってくれたり・・
クルマの運転を教えてもらったり・・
それから40年。
ワタシも京都で1代目当主?としてシゴトをしているのですが。
最近当社に入社した宮嶋さんがむっちゃんの姪っこということが判明し
ビックラこいて挨拶に行ってきました。
普段は敷居が高くておいそれと行けるお店ではないですが。
「計。よーきてくれたなぁ。」って歓待していただき(すっぽんドリンクをご馳走になりました・・)
流石にすっぽんパワーのせいか大変元気なご様子。
久しぶりに店内を案内してもらいました。
中はなんともいえない風情があって。
330年前の歴史を堪能しながら食するすっぽんの味は格別なことでしょう。
そういえば昔、某保険会社の支社長時代に。
「すっぽんコンテスト」と称して
一流のモノを一流の店に招待するということでモチベーションアップを図ったことを思い出しました。
(当時全国2位になったのはすっぽんのお陰かも)
当社も5月より第4クォーターに突入するので。
久しぶりにやってみますかねぇ・・
みんな、大市さんですっぽん食べたいよなっ
当時の憧れの存在むっちゃん
刀傷の残るお店の前でお孫さんとご満悦のむっちゃん
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