4月29日
ゴールデンウィーク。
快晴
ドライブがてらに三重県の伊賀に行ってきました。
実は母方のルーツです。
伊賀神戸にある神戸神社(神の戸びらと書いて「かんべ」と読みます)。
今でも親戚が神主をしています。
この神社は元伊勢とも呼ばれ、日本書紀によれば、第10代崇神天皇の時代、皇居でお祭りをしていた天照大神を他の場所に移すことになり、皇女・倭姫尊(やまとひめのみこと)が場所探しの旅に出ることに(2000年以上昔の話です)。
最終的には伊勢に落ち着くことになるのですが、その前に4年間この地に滞在し、天照大神を祭っていたことから「元伊勢」と呼んでいるそうです。
最近では境内がヒーリングスポットとして話題を呼んでおり、全国から参拝や御神水を汲みに来るヒトが耐えないそうです。
私も10数年ぶりに境内に入り、囲まれた縁台で一休み。
う~ん、確かに気持ち良い(ような気が・・)
精妙なエネルギーに包まれ癒されていくのがわかります(ような気が・・)
元気を貰い、伊賀の銀座通りへ。
さすが忍者の里。
街中忍者だらけです。
聞けば江戸時代、この城下町で母方の祖先はかなり大きな薬問屋だったとか。
ぶらぶら歩いていると、何気に目に留まった古い豪奢な建築物。
「栄楽館」(楽しく栄える館)とあります。
今は生涯学習のための施設として開放されており、文化人の集合場所として活用されているらしい。
吸い寄せられるように門をくぐって、中の案内文を読んでビックリ
そこにはなんと
明治時代は料理旅館として営業されていたらしいのですが、それ以前は、江戸時代から続いた生薬問屋だったのです
「こ、これは間違いなくご先祖さまが住み、生薬問屋を営んでいた場所であ~る」
きっと神戸神社の神さまが案内してくれたに違いない
直感的にそう思いました。
(そういえば、子供の頃、母が「昔このあたりでご先祖さんが薬屋さんをしていたのよ。すごく大きなお屋敷だったみたい。」と言っていたのを思い出しました。ホントにそうかはわかりませんが・・)
そのお屋敷は無料で拝観できたので、ゆっくりと感慨深く、ご先祖への感謝を込めて中を見て歩きました。
ルーツを探す旅は、私の活きる意義、ビジネスへの使命を探す旅でもありました。
神とコミュニケーションする神主(母の母方)。
健康、命にかかわる生薬を扱う商人(母の父方)。
今は生涯学習の拠点となっている栄楽館。
神さまとご先祖さまが応援してくれている
そんな確信を得た大変有意義な一日でした