春うらら。この世は誰のために存在するのか。
春うらら。この世は誰のために存在するのか。

春うらら

うららうららうらうらでぇ♪うぅららうぅららぁうらうらよ♪うぅららうららうらうらの♪この世はワタスのためにある、へい!

見出しに「春うらら」と打ち込んだ途端、山本リンダの大ヒット曲「狙いうち」のメロディが頭の中で踊りだした・・・純白のブリーフで祇園白川からスキップしながら八坂神社をくぐりぬけ、円山公園の枝垂れ桜と地面の隙間をリンボーダンスで通り抜けたい衝動に駆られた、末期がん経営者@ケーホリーですこんにちは・・・

ちなみに。

ワタスは地元にある伏見港(ふしみこう)の桜並木が大好きです。

かつて、かの坂本龍馬もこの桜並木をおりょう(竜馬の妻)と一緒に歩いたんだろうか・・・と想像しながら歩むと、自然とテンションが上がっていきました。少々辛いことや厳しい状況に追い込まれていても、諦めずに前進していこうという気にさえしてくれます。

3年前の思い出

実は3年前のちょうど今頃、この場所で下の写真を撮りました。

思い起こせば「がん宣告」を受ける直前でした。人間ドックで異常を指摘され、その後のCT検査で限りなくガンだと予測を受け、その後の精密検査を経てあとは結果を待つだけという、いわば「まな板の鯉」状態でのお花見でした。

実は、来年またここで桜を愛でることができるかな・・・と内心思っていたのでした。(そうみればどことなく悲壮感が漂っているような気も(笑))

期待もむなしく精密検査の結果は【肺がんステージⅣ】。すでに両肺からリンパ、副腎、腰骨にまで転移しており、主治医には・・・

「ステージⅣはもう治りません」

・・・と、無表情で言われました。その時ワタシは心の中で決めたのです。

「医師が治せんのなら自分で治すしかないやん」

診断初日に下された死の宣告を素直に受け取ることなんて、ワタシには出来なかったのです。調べれば当該対象の5年生存率は4.8%。少なくとも5年後に、この4.8%に入ることが人生の目標の一つになりました。

それからは人体実験の繰り返しです。

標準治療はそれなりに受けながら、別の4人の統合クリニックの元で治療を受け、自らも細胞環境デザイン学(分子整合栄養医学)を学び、食事、治療器、漢方、サプリ、瞑想、断食、滝行、早朝ウォーキング等、あらゆることにチャレンジしてきました。

あれから3年が経ち、無事同じ場所で写真が撮れたことは感謝しかありません。

たくさんの人たちに心配をかけ、励まされ、貴重な情報をいただきました。治ったかと思えば再発の兆候が表れ、そのたびに新たな治療法を探し出しては、自身の人体実験を取り入れて凌いできました。

そして今、体調は非常に良好です。

今となってはこの貴重な体験は、自分の人生にとって必要・必然だったのではないかとさえ思います。その後、書籍を出版し、ワタシのがん体験セミナーは延べ1万人くらいの方に受講いただきました。未だに週に何人かのがん患者やそのご家族からの相談をいただきます。

諦めない心の大切さ

相談内容はワタシの取り組んでいる治療内容、治療器具、食事、生活習慣を聴かれることがほとんどですが、一様にお伝しているのは「諦めない心」の大切さです。


W杯予選「三苫の1ミリ」然り、WBC準決勝「メキシコ戦のサヨナラ勝ち」然り。奇跡の逆転劇を生み出した原動力はすべからず「諦めない心」ではないでしょうか。

ワタシは子供の頃、何をやっても続かないケツ割小僧でした。そんな自分に嫌気が差し、高校くらいからは継続することを心がけるようになりました。社会人になって初めて就いた会社で忍耐力を学び、起業してからは何回も挫折を味わい、何回もしぶとく乗り越えてきました。

3年前の末期がん宣告は流石に「もうあかんかも」と思いましたが、未だしぶとく生きています(笑)。

誰の人生にも乗り越えるべき時に、乗り越えなければならない時があります。しかし、諦めずに行動を起こし続けていれば目標の方から近づいてきてくれる瞬間があるのです。

その感動を一度味わえば、ヒトは諦めないクセが出来上がるのではないでしょうか。

 

優勝を目標に日々苦しい練習に励むスポーツ選手。

第一志望の大学に入学できなかった学生さん。

入りたかった会社に就職できなかった新入社員。

左遷されてしまったエリート会社員。

いつも予算が達成できない営業パーソン。

死の宣告を受けた末期がん患者。

長年上場を目指しながらその夢が叶えられない経営者。

 

それぞれが、それぞれの立場で日々「決断」し「行動」をしなければなりません。やるのも諦めるのも最後は自分の意志次第。諦めない。明らめない。あきらめない。

4月という新年度に際し、自分の人生は常に自分で決めていくという想いを強く持ち、自分らしい素敵な人生をスタートさせていきましょう。人生は誰のものでもありません。

人生は・・・うらら・うらら・うらうららです。
すべての人の、すべての人生にとって、この世はワタシのためにあるのです(笑)

 

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~あなたらしい素敵な活き方応援します~
      堀井 計

 

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