億男。果たしてヒトは億万長者になれば幸せになれるのか。
億男。果たしてヒトは億万長者になれば幸せになれるのか。

「人間には自分の意思ではコントロールできないことが、みっつある。何かわかるかな?」
「・・・死ぬことと、恋することと、そしてお金だ。あの日、どんちゃん騒ぎの中で、君が教えてくれた」
「正解。だけどお金だけが、他の二つと異なることがある。それは何だか分かるか」
「分からないよ・・・九十九」
「死ぬことも、恋することも、人間が誕生した時からそこにあったものだ。だけどお金だけが、人がみずから作り出したものなんだ、人の信用を形に変えたものがお金なんだよ。人間がそれを発明し、信じて使っている。だとしたらお金は人間そのものだと思わないか?だから信じるしかない。この絶望的な世界で、僕たちは人を信じるしかないんだ」

今日理由あって映画「億男」を観てきました(上記は小説「億男」の一説です)。

その理由とは。

主人公の一人高橋一生演じる九十九がウチのボンクラツインズ2号(双子の弟)をモデルにしているという噂があったからです(「億男バイカムのモデルはメルカリではなくフリル→https://wonderfulnomadolife.com/movie/380/

というか実はかなり前から映画の取材協力をしてその役を高橋一生が演じると聞いておりました(その時点で親としては悔し死にしかけました(涙))九十九はバイカムというフリマアプリを創ってブレイクし、その会社をエグジット(売却)して億万長者になったという設定なのです。もちろんそのビジネスモデルそのものとその会社を大手企業にバリュエーション(企業価値評価)を付けてエグジットしたところだけを参考にしたもので、顔もスタイルもキャラも雰囲気も月とスッポン提灯と釣り鐘天と地ほどの差がありますのでそこは親としてはっきりと申し上げておきましょう(笑)登場人物にはCEO(高橋一生)の他にCTO(北村一輝)やCFO(藤原竜也)が出てくるのですが、実際の愚息の会社の創業メンバーは目黒の一軒家を借りて共同生活をしていた時からよく知っているので(CTOは1号)、配役を実物に投影しながらそのキャラのギャップを感じながらも面白おかしく鑑賞できました(確かにエンドロールには2号の名前がながれていました)

また、主人公二人は元大学の落研出身で古典落語の「芝浜」がこの物語の重要な要素を占めていることも自称落語家(笑)のワタスとしてはとても興味をそそるものでした(会場はガラガラでしたが)

で、この映画「億男」は『「お金と幸せの答えを教えてあげよう」。宝くじで三億円を当てた図書館司書の一男は、大富豪となった親友・九十九のもとを訪ねる。だがその直後、九十九が三億円と共に失踪。ソクラテス、ドストエフスキー、福沢諭吉、ビル・ゲイツ。数々の偉人たちの言葉をくぐり抜け、一男のお金をめぐる三十日間の冒険が始まる。』というあらすじで、要するに「お金持ちになることと幸せになること」の関係性を物語を通して問いかけるという内容です。

ワタスもFPのハシクレですし、周りにも億男がそれなりにいますし、その億男の運用相談にも乗っていますので、「お金持ち=幸せ者」ではないことは承知しています。では日本に億男はどれくらいいるのでしょうか?

世帯別にみると億男(女)比率は約2.3%。100世帯に2~3世帯はいる計算になりますが、もちろんその富裕層全員が幸せとは言えないでしょう。アメリカのある調査によると年収900万円くらいまでは収入と幸福感は比例的に向上するが、それより上がっても幸福感は上がっていかないというデータもあります。ワタシの知る億男(女)の中でも、幸福感を持てないケースはやはり人間関係のトラブルとそれに伴う家庭不和や相続問題を抱えている人、そして自身の心身の健康状態が良好でない人たちです。お金を稼ぐためにたくさんの敵を作り、その敵を蹴落とし、自身もストレスを抱えながら頑張って頑張ってその地位を築き上げた人もいるでしょう。我欲、自己顕示欲を最大限に発揮して成功した人がその代償として自身の健康や人間関係を壊してきた人は残念ながら幸福感を持てないまま人生の終焉を向かえるかもしれません。

お金は定量であり幸せは定性。お金は量で測れてしまうのでどうしても多いほうがイイという判断になります。でも幸せは個人の価値観であり、人それぞれの心の持ち方なので画一的には測れません。ワタスが「しあわせ」を「幸せ」(土地とお金)と書かずに敢えて「倖せ」(土地とお金と人)と書くのは自分自身という人が心身共に健康で、やりがいやいきがいを持ち、更に自分の周りの家族や友人や社内や地域の人間関係が良好でないと、いくら土地やお金という資産を持っていても幸福感は得られないということを示唆しているのです。そして、どうせなるなら成功者ではなく「成倖者」を支援するFPであり、自身も成倖者になろうと思います。

そのためには、冒頭の主人公のセリフのように、まずは仲間や社員の倖せを信じることが原点なのかもしれませんね。

倖せな億男を支援する将来設計士にご興味あるかたはこちらから→https://www.holos.jp/employ/

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