退き際の美学

5月29日
ベンチャー関連のカタガタは周知のことでしょうが。
あの交流サイト「モバゲー」であまりにも有名なDeNAの創業社長「南場智子」さん(49歳)が突然退任された。
その理由が。

「夫が病気になり、経過は順調ではあるが、私の生活スタイルを変えることが必要になった。私は社長業は全力投球が求められる職務と考えており、最終的に退任を決めた。社業を最優先できないのは社員にも申し訳ないと考えた」

なんともオトコマエな潔さ・・
南場社長はワタシより年齢も若い上、何より比較にならないほどエリートであり、事業規模も知名度も社会に対する影響力も大きい創業経営者ですが。
もうすぐ53歳を迎える壮年発展途上創業経営者も(ワタスのことあせあせ(飛び散る汗)それなりに退き際を考える時があります。
それは常々ワタシより有能な経営者が表れ(もしくは育った)た時、ワタシよりプランナーや社員やお客さまをハッピーにできる経営者と認識できたときは潔く身を引くべきだと思っていたわけです。
もちろん何かの理由(南場さんは夫の介護)で事業に専念できなくなった場合も同様です。
と、このニュースで改めて思っていたらこれまた尊敬するネットベンチャーの雄、サイバーエージェントの藤田晋社長が自身のブログで全くもって共感するコメントを発信されました。
創業社長の引き際は本当に難しくて、私も常にそれを頭のどこかで意識しています。
実際、私の知っているたくさんの成功した起業家も、幸せでなさそうな引き際の人のほうが圧倒的に多いです。
会社が倒産したり、業績が悪化したり、不祥事の責任取ったり、内紛が起きたり、クビになったり、逮捕されたり。。

そして。
『幸せな引退をしたい』と。
自分の引き際は、時期や年齢では決めていませんが、
1.自分の成長が止まったとき。または自分より社長をやったほうが良いと思える人材が育ったとき。
2.自分がハングリーさやスピード、柔軟性などを失ったとき。
このいずれかに当てはまったときだと考えてます。
1は自分の成長が止まってない場合は、誰かに追い抜かれるイメージです。
2はネット業界の社長には年齢関係なく必須条件です。

1、は全く同感ですし2、もネット業界に関係なく必須条件だと思った次第です。
ただ・・
ご両名とワタシが決定的に違うところは恐らくご両名共十二分な資産をお持ちなはず。
よって辞めても生活に困られることなど毛頭ないでしょうが、ワタシの場合は到底そんなこと無いのである意味ワタシの方がはるかに勇気がいるような気もします。
(その時は誰か雇ってくれるかな・・・)

ま、いずれにしても。
いくら若作りしても加圧トレーニングで鍛えてももうすぐ53歳という事実は変えようもなく、油断していたらアッと言う間に自分自身が介護される年齢になるわけですから。
健康に留意しながらも「権限委譲を進める」ことと俗人力ではなく「組織力(チーム力)を強める」ことがワタシの重要なミッションだということを再認識した大雨の日曜日なのでした手(パー)
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