11月29日
進化生物学を研究する。
北海道大学の長谷川准教授らの発表によると。
働きアリを「よく働くアリ」と「ほとんど働かないアリ
」に分けて。
それぞれの集団(コロニー)を作り直しても、一定の割合で「働き者」「怠け者
」に別れるらしい。
これは。
ある一定の集団では。
働かない者を排除して精鋭部隊だけを組織しても。
その中で働かない者が出現し。
逆に。
窓際族のような集団を作っても。
全員がグダグダにならずその中で働く者と働かない者が出現するということ。
長谷川准教授の見解では。
誰も働かなくなる時間を減らし、安定した労働力を保つ集団維持の戦略で。
働きアリも疲れて休息するが、「働かないアリ」がいるほうが、集団全体で「誰も仕事をしなくなる時間」が減ることがコンピューターの模擬実験でわかり。
「幼虫や卵の世話は少しでも中断すると集団全体の死につながる。そのため、わざわざ働き方に差がでるような仕組みをとっているのではないか」
らしい。
かなり不思議で面白い
変化したアリさんたち(今まで働いてたのに働かなくなったアリさんやその逆にアリさんたち)には。
それぞれに意思や意欲があるのだろうか。
それともマネジメントするリーダーの存在があるのだろうか。
はてまた見えないナニモノか(Something Great?)にプログラムされている何かがあるのだろうか。
ニンゲンの組織でも。
常に全員がよく働く精鋭部隊を作ろうとしますが。
恐らく古今東西そんな組織は難しく。
やはり。
働かないヒトの存在にも意味があるのかもしれない。
でもニンゲンには間違いなく意思があるので。
そのヒトがその状況で満足しているのか。
変わりたいけど変われないのか。
そこんところを長谷川准教授には。
その変化した当時者のアリさんたちの。
インタビューも発表して欲しかったなぁ・・
(無理に決まってるやろ)
本人が幸せならそれはそれでいいけど。
(組織としては微妙ですが)
もし変わりたいなら。
もちろん本人の意思と行動次第ですが。
それを全力でバックアップする組織でありたいものです
アリさんインタビューを聞きたいヒトは↓