先日ツィンズ2号ん家に行ったとき(双子の息子の弟の方)。生意気にも読んでいた本が面白そうだったんでワタシも買って読み始めたところ。
ブログ読者の「ハルさん」がコメントで薦めてくれた本が偶然にも同じ本だったのでビックラこきました。
http://kei-horii.seesaa.net/article/121120226.html#comment
不況をものともせずに成長するユニクロの社長柳井正氏の「一勝九敗」(新潮文庫の男の学校フェアです)
刊行は2006年なので少し古いものの、今読んでもビジネスの基本が実録で掲載され決して古さを感じません。やはり基本は時代を超越するのでしょう。ハルさんもコメントしてくれてますがビジネスは10個やれば1個成功すれば大したものだと。
そして9個の失敗の中に必ず成功の「芽」がある。
卓越した成功者はこの「芽」を見逃さない。一見失敗のようでもこの「芽」に気づき、育てる「眼」を持てば失敗とは言えません。ワタシがこの本の中で特に印象に残った柳井社長のコメントは。
『一番いい会社というのは、「社長の言っていることがそのままそのとおりに行われない会社」ではないかと僕は思う。社長の言っていることをすべて真に受けて実行していたら、会社は間違いなくつぶれる』
経営者の指示をそのまま実行するのではなく、真意を読み取り、本質を見極め、自分なりに現場で具現化していく組織が立派な組織だと。
実は柳井社長にかなりワンマンな印象を持っていましたが、やはりそれだけではあの規模には成長できなかったのでしょう。ワタシが成功して男の学校フェアで新刊が出た暁には。
その本のタイトルは。
「一笑九拝」にしようかな・・・
(一回笑って九回拝み倒す・・)