断る力

3月21日
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勝間和代さんの近著本
相変わらずロジカルで説得力がある内容でした。
最近はテレビのコメンテーターとしても活躍されてますが。
彼女のリアルなコミュニケーションは結構ストロークが強くて。
個人的には文章での表現の方が頭に入りやすかったんですが。
この著書で他者とのコミュニケーションが弱いと開示されていて。
流石です。
その上で。
弱点を矯正することにリソース(資源)を割くより、敢て強みを知り、その強みを活かしてコモディティ(汎用的な人材)からスペシャリティ(専門性の有るなくてはならない人材)になる必要を説かれていますひらめき
因みにワタシは「断る力」が弱くてふらふら
これまで頼まれゴトは基本引受けてきたことが多く。
大変だったり非効率だったり後悔したこともなかった訳ではないのですが。
引受けたからこそ克服できたり成長できたことも多いので。
経験上その判断は難しい。
勝間さんの言うとおり、客観的に自己の能力を見極めて、合理的に断るかどうかの判断も確かに大切ですが。
誰から頼まれたかという依頼者を判断することも大切かと。
もし信頼できるヒトからの頼まれゴトなら、敢てリスクを取ってでも引受けることが人生の大きな転機になることもあります。(信頼できるかどうの判断もこれまた難しいのですが・・)
本著の前段で参考になったトコロは。
嫌われることがイヤだから断ることができないヒトが多いと有り。  (ワタシも大いにあります・・)
でも嫌われる理由はそれ以前に生理的に嫌われているケースが多いと。
そのチェックポイントとして。
・見かけが平均より汚くみえないか。
・髪の毛や口、ワキガなどイヤな臭いを発していないか。
・話し方にどことなく相手をバカにした雰囲気や、言い回しの嫌らし さがないか。
・相手について興味がなさそうな雰囲気や、生意気な言動を取ってい ないか。
(確かに心当たりがあります・・)

上記のような言語外のコミュニケーションの重要性を指摘されていますパンチ
そしてその対極の。
ロイヤリティの高いファンを作ることが上手なヒトの要素として。
1.こちらが圧倒的にあこがれる個性、才能、クセがあり、私たちの代 わりに何かを実現してくれる。
2.1を実現するために努力を継続的に繰り返しており、その姿勢に強い 共感が持てる。
3.相手がまめで、こちらをわかってくれている、ケアしてくれている という感覚が持てる。
4.謙虚で威張っていないため、相手と自分の関係が上下関係にならな い。

この歳になったからか経営者という立場からか。
すべてのヒトから好かれることの難しさとか。
嫌われることへの耐性もそれなりについてきましたが。
それでも嫌われない心配りやコミュニケーションは常にブラッシュアップしていくことが必要です。
断る力手(パー)
変わりたいヒト必読の書籍です。

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