「Oh~ thats Godzilla!」
(おぉ~ ゴジラだ!)
「He came this year.」
(奴ぁ 今年も来やがったか・・)
サーフィンのメッカ、ハワイノースショア。毎年1月初旬にやってくるビッグウェイブ。
ロコたちはその大波を「ゴジラ」と呼んでいた。
そして、未だ誰もそのゴジラに乗れたサーファーはいない。
普段は屈強で陽気なロコたちも流石に怖気づいたのか、ビーチに立ちすくみ、ただ高層ビルのような高さから襲い掛かるゴジラを眺めるだけだった。
「Please let me through.」
(悪いがちょっと道を開けてくれないか・・)
突然どこからともなく現れた男。目線だけはゴジラから放さない。一見若いが、よく見ると顔の皺、額の生え際、少しポッテリしたお腹。結構歳はいってそうだ。顔立ちから想像するにチャイニーズか日本人?いやタイ人かも。ボードがやけに長く見えるのは、身体が小さいせいか・・
「Who is he?」
(奴ぁ 誰だ?)
「I dont know.」
(見かけねぇなぁ。)
その東洋人は気負いもせず、自然体で海に向かって、いやゴジラに向かって歩いていく。ロコたちは自然と彼に道を開けだした。彼は、ボードを海面に丁寧に置き、両手を胸の前で合わせてゴジラに向かって一礼した。東洋特有の挨拶。
その姿は大自然に立ち向かおうとするのではなく、自然への畏敬。感謝。一体となることへの儀式の如く。
「He is the little big man・・」
(小さな巨人・・・)
誰かがそう呼ぶと、ビーチのロコたちは次々に口にした。
「The little big man!」
(小さな巨人!)
一人パドリングでゴジラに向かう東洋人。それを見つめるロコサーファーたち。ゴジラはもう目の前だ。
「OOOOHHH~~~~!」
嬌声がビーチにコダマした!
「He take off!」
「Look at him!」
・・・・・・・・
「He is the chicken man!」
(なんだあのチキン野郎は!)
「Hanatare Hetare Unnkotare!」
(○×□ ○×□ ○×□!)
いや~っ、お粗末でした~
私的には久々のスポーツ。最後の家族サービスのつもりで行ったハワイでしたが、ついつい単独行動でサーフィンにチャレンジしてしまいました。写真で見るとかなり格好悪いですねぇ。さざ波程度の波でしたが、それでも海面を滑る気分はビッグウェンズデイのマットになったようでした(かなり古い)
帰ってきた今でも腕はパンパンです。
さぁ、明日から人生という大海原、ビジネスという荒波を、いざ
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