新型コロナウィルスの感染者が一向に減りませんね。一体ウィズコロナはいつまで続くのでしょうか。因みに世間の定義では、ワクチンや特効薬が開発されるまでをウィズコロナ、開発後をアフターコロナと表現するのが適切なようです。
出典→http://kudosustainability.mystrikingly.com/
また。
帝国データバンクの最新(8月14日)資料によると新型コロナウィルス関連倒産は全国で436件。
・「新型コロナウイルス関連倒産」(法人および個人事業主)は、全国に436件判明(8月14日16時現在)
・法的整理355件(破産324件、民事再生法31件)、事業停止81件
・業種別上位は「飲食店」(60件)、「ホテル・旅館」(49件)、「アパレル・雑貨小売店」(29件)、
「食品卸」(27件)、「建設・工事業」(24件)、「食品製造」(20件)など
外食、観光業の2TOPを中心に倒産件数は右肩上がりに増加しています。印象的には「え?こんなもん?」という感じです。東京駅八重洲口付近の飲食店は軒並みクローズしていますし、乱立気味だったインバウンド目当ての京都のホテルも外から見る限り、電気も消されてほぼ開店休業状態です。
若者の感染率が高いことから死亡率は以前よりは減少しているものの、新型コロナの感染者は未だ増加傾向にあり、高齢者へ徐々に広がりだしていますから、まだまだ予断は許せません。ワタスのように高齢者かつ経営者の立場で言えば、まさにコロナで死ぬか経営破綻で死ぬかの二者択一を迫られていると言っても過言ではありません。
もちろんどちらにもならないに越したことはありません。
反面コロナ需要で成長している業種や企業も存在します。任天堂を代表とするゲーム産業やNetflixを代表とするエンタメ産業なんかは最たるものですね。コロナ感染は自己責任で防ぐしかありませんが、経営的には異業種や異業者の成功事例から学ぶことを忘れてはいけません。
大手企業の成功事例はネットやメディアから収集することができますが、少し遠すぎてその実態が今一つ掴み切れません。むしろ身近な人から第一次情報として直接聞くことで、行動レベルにまで落とし込める考え方や手法が学べるのではないかと思います。
そこで。
実はワタスの身近に成功事例が落ちていました(笑)なぜ落ちていたかというと。
落語家だからです・・
長年の盟友であり、落語の師匠でもある桂春蝶くんです。
彼は頻繁にマスメディアに出ている芸人さんではありませんが、上方落語の世界では結構有名で噺家歴26年のベテランです。ご多分に漏れず芸人さんはコロナ禍により、ここ数カ月ほぼリアルな高座はキャンセルとなり、まさに開店休業の瀕死状態でした。
リアルがダメならオンラインでやろう、というのは当たり前の戦法ですが、彼はそれをやりませんでした。恐らくそれはリアルでこそ本来の落語の価値が伝わるというこだわりだったのでしょう。その代わりに彼が取った行動が、本を自費出版するということでした。そしてその本を書店に並べて貰うのではなく、ファンに直接メールやSNSで案内することで2500部を完売してしまいます。
また、緊急事態宣言が解かれると徐々に高座は復活しだすのですが、それでも3密を避けるために箱(寄席)の席数は減らさざるを得ませんので売上は恐らく3分の1程度にしかなりません。ですが、プロの芸人さんたちも世間体を気にしてか舞台に上がることに二の足を踏む中、彼は独演会に踏み切ります。
まだまだ感染リスクを恐れて入場者数は期待できない時期でしたが、それでも彼の独演会は常に満席となります。元々彼が高座に上がる独演会はビフォアーコロナから常に満席でした。上方の落語家で初めて大阪のフェスティバルホール2700席を埋めたのも彼でした。
彼の熱狂的ファンは感染リスクを顧みずにわざわざ足を運ぶのです。
ワタスはその彼の話芸もさることながら、顧客との関係性の創り方に関心を持ちました。恐らく彼はファンを信者化しているのではないかと。
少しビジネス的な表現をすると。
桂春蝶は「コミュニティ経済圏」を確立させていたのです。
因みにコミュニティとは、共通の価値観や地域などで結びつく共同体のことです。ネットを活用して共通の関心をもち、メッセージのやり取りを行う人たちの集まりもその一つです。ホリエモンや西野亮廣さんがやっている有料のオンラインサロンは、まさにコミュニティ経済圏を確立させている事例と言ってもいいでしょう。
彼もまたこのファンとの繋がりやファンとファンとの繋がりを組織ベースでやるのではなく、個人ベースで確立していたのです。
ワタスはその彼のノウハウにとてもとても興味が湧きました。なぜなら、それは恐らくビジネスでも応用ができるからです。例えば保険の営業マンは紹介をベースに顧客を広げていきます。セミナーを企画し、そのセミナーから個別相談に誘導したりもします。もし、1人でも多くの顧客を信者化できていれば、恐らくコロナ禍でも揺るがない業績を維持できることでしょう。
もちろん営業だけに留まらず、研修の講師やコンサルタントも同様ですし、あらゆる個人事業主や主婦や学生でも周りの人との関係性を強めることができれば、困った時や何かを始めようとするときには応援のエネルギーや実弾をたくさん貰えるはずです。
そう。
逆境をチャンスに変え、あなたの人生をキラキラ輝かせるエッセンスがそこにたくさん落ちているような気がしたのです。
あなたは自身の事業領域の中でどのようにしてコミュニティ経済圏を確立させていきますか?
そのヒントとなるようなオンラインセミナーをすることにしました。
3回シリーズとなりますが、まずは不肖ワタスがインタビュアーとなり、彼のノウハウを根掘り葉掘り深堀りしていくつもりです。
2回目はその役どころを逆転し、末期ガンを突然宣告されたワタスがその窮地とどう向き合い、どう治療しているかというプロセスを赤裸々に公開し、2人に1人がガンになる時代への対処法を語る予定です。
3回目はそれぞれに対する質問へのお応え含めて、まとめとさせていただく予定です。
是非とも、奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。
お申込みはこちらから→https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01d9b01155iuq.html
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