
6年前の2020年3月11日、人間ドックの再検査の結果を聞きに行った時のこと。
そのクリニックの院長は丁寧な口調で、
「堀井さん、残念ですが恐らくがんに間違いないと思います。それもステージⅠやⅡではなく、恐らくⅢからⅣ、両肺にいくつもの腫瘍が見られます。」
と、CT画像が映し出されたPC画面をスクロールしながら申し訳なさそうに伝えてくれた。
そしてその後京都の某大学病院で精密検査の結果。
2020年4月6日肺がんステージⅣと正式に診断が下された。
完全無欠正真正銘絶体絶命の僕に向かって主治医は無表情で、
「既に両肺、リンパ、副腎、腰骨に転移しています。ステージⅣですね。ステージⅣは治りません。手術も放射線もできません。できることは抗がん剤くらいですが、抗がん剤は一時的に増殖を抑えますが耐性を持ってまた増殖に転じます。その時は抗がん剤を変えますが、最初の抗がん剤ほど効き目はありません。」
と宣告されたのだ。
そう。
『「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日』と詠んだ歌人の俵万智風に表現すれば。
『「もう全身に転移しているね」と主治医が言ったから4月6日は末期ガン記念日』
なのだ(3年連続同じネタ・・)


2020年4月宣告を受ける直前の写真 6年後の2026年4月5日同じ場所で
よって。
5年後には95%死んでいるという確率の中、何とか6年間生きられたことに感謝し、支えてくれたり心配していただいた人たちと喜びを分かち合う記念日と言っても良いでしょう。
「皆さま、あれから何とか丸6年生きることができました。応援していただいたすべての皆さまへ心より感謝の意を込めて御礼を申し上げます。本当にありがとうございました!」
時はコロナが世界を震撼しだした頃。
半年間の治療生活をリアルタイムでブログにアップしたところ、それが結構話題となり出版する運びにもなりました。

その出版から5年半が経過しましたが。
当時は体内のがんさんは落ちついており。
「奇跡的に治ったのではないか」と一旦体内のがんは終息したかのように思えたのも束の間。
程なくして再発したのですよ。
消えていた両肺に腫瘍が出現し徐々に増大、その後頸部リンパ節転移、脳転移、頸部皮膚転移と次々に体内領域にがんさんが侵食していきました。
一般に標準治療はステージⅣと診断された場合には局所治療(手術、放射線)はしません。
なぜなら、
「どーせ身体中の血液にがん細胞がおるんやからどこで発症してもおかしくないのだよ。局所治療してそこだけ無くしても無駄なんだよバカヤロー」(実際にバカヤローと言われたわけではない・・)
だからなのですが。
「オマエ(医師)が治らないと言うなら自分で何とかするしかないやないかアホンダラ」(実際にアホンダラと言ったわけではない・・)
と人体実験の旅が始まったのです。
人体実験にはお金と時間と勇気がいります。
元々治らないと宣告されているわけですからそう簡単にはいきません。
標準治療に拘らず、局所治療をしてくれる病院に行っては、IMRT,ラジオ波焼灼術等で局所治療をしました。それで一旦は良くなるのですが、「イタチごっこ」のようにそれでも他の部位にがんさんは出没してくるのです。
その実体験から振り返ると、標準治療のがん専門医が「局所治療をやっても無駄」というのが理解できないことはありません。ですが、もしそれをやらなければとっくに死んでいた可能性も否定できません。
また。
標準治療でなくても保険診療が効く治療をやってくれる病院もあり、自由診療であっても医療、がん保険の給付対象になる治療もあることも体験から学びました。
実は既に。
標準治療ではもう治療できることはなく、緩和ケアを勧められており。
「自分で納得してやれることはやりますので緩和ケアに行くことは1mmも考えてません」
とお断りしている状況で。
その病院には定期検査をしてもらいに行くだけです。
この6年間で自由診療系のがん専門クリニックには述べ11か所にお世話になりました。
元々、エビデンスが無く保険適用されない自由診療がすべてのがん罹患者に効果があるとは思っていませんでした。
それでも。
10人に1人でも効果がある治療であれば、10通りの治療をすれば1つくらい効果があることを期待して、やれることは何でもトライしてやろうと継続してきたのです。
何をやっても腫瘍マーカー値がどんどん上がりだし、激痛で麻薬系痛み止めを飲んでも効かない状態が続いたときは、さすがにいよいよ緩和ケア病棟行きかと脳裏をかすめました。
それでも諦めずに動き続けていると、どこからか情報が降りてくるのです。
そしてそのほとんどはヒトが運んできてくれました。
まさに。
「運命」とは「運ばれてくる命」であり。
運んでくれるのは常に「ヒト」なのです。
がんに罹患するまでは結構多趣味な奴でした。
夏はハワイでサーフィン、冬はスキー、春と秋はゴルフ(下手なりになんとか100切りは達成・・)
週に1回は加圧トレーニングで身体を鍛え。
落語も定期的に高座に上がっていましたし、海外へは年2回のペースで行き続けていました。
それがコロナと相まって全くと言っていいほどできなくなり。
知力も体力も落ち、老いを感じてしまう今日この頃ですが。
それでも体力を維持するために本社の4階までを1日2回階段で上がることを自分に課しています(メッチャしんどい・・)
こんな状況の中、今シゴト以外に熱心に取り組んでいることがあるとすれば。
がん治療くらいしかありません(笑)
食事、調味料、水、温熱(トロン浴)、睡眠、サプリメント補給、瞑想、断食、祈祷、滝行など生活習慣の改善から。
新たながん治療の研究、探求、情報収集。
そして数々の人体実験((本当に信頼できる情報をキャッチするのは学習だけではなく、実体験のトライ&エラーを繰り返して掴み取ること)
もはや。
がん治療が「趣味」と言っても過言ではありません(笑)
シゴトの次、いやそれ以上に時間を割いて思考と行動を繰り返していることを思うと。
「ライフワーク」と表現してもいいでしょう。
拙著にも書きましたが、がん罹患者(特にステージⅣ)が治すために必要なことは。
「3K+U」
です。
3Kとは「金」「コネ(縁と情報)」「氣力」、Uは「運」(上機嫌)
丸6年経ってつくづくこの重要性を実感するのです(自画自賛)
お金に余裕があれば最先端治療も民間療法でもダメ元の治療でも手を出すことができます(お金が無くてもいざという時のために診断一時金が出るがん保険を推奨しています)
コネ(縁と情報)も極めて大事です。ネットには夥しい数の情報が溢れており、善意が前提での「がんに効く」「がんが治った」情報も届きます。その中で一体どれを取捨選択すれば良いのかの判断は極めて難しいというのが実感です。ワタシは6年かけて捨ててきたお金を含めてかなり取捨選択ができるようになりました。
がん体験者のワタシから皆さんに声を大にして言いたいことは。
日頃からならないための健康管理と予防医療への時間的金銭的投資を本気でしてください。
ということです。
ご飯が食べられること、味がすること、匂いがすること、目が見えること、耳が聞こえること、空気が吸えること、歩けること、走れること、寝られること、頭が働くこと、笑うこと、家族や友達がいること、こんな毎日の生活の中の当り前のことが当たり前ではないことに気付くのは往々にしてそれらを失ったときなのです。
健康の有難さも同様で、健康を害して初めてその大切さを身に染みて感じるのです。
健康こそが倖せであるための最重要資産であり。
健康の価値はお金の価値よりはるかにはるかに高いのです。
がんになったお蔭で、当たり前が当たり前ではなく、実はとても有難いことにワタシは気づかされましたが。
良い子の皆さんはがんにならなくても日々の当たり前を有難いと思うようにしてください(笑)
67年生きてきて。26年会社を経営してきて。末期がんの状態で6年生きてきて。
人生におけるWELL-BEING(長期的な倖せ)を感じる優先順位は、
底辺に健康(身体、心、魂)があり、その上に人間関係(家族、友達、職場)、更にその上にやりがいや生きがいがあり、それがライフワークとなり、結果として豊かな生活が送れる富の蓄積があるのだと思います。

ライフワークとする上での考え方は、やりたいこと、できること、求められることの重なる部分に取り組むことでしょう。それがストレスも無く長く生きがいを持って取り組めて倖せな状態なのではないでしょうか。

2020年5月1日にアップした初回のブログでは、この経験を経て自分はどんな役に立てるのかという想いを綴りました。
『末期ガン宣告の前と後で普段当たり前に「見えていた世界」はどう変わるのか。
世界中でガンと向き合い闘病中の方々に体験に基づく有益な情報の提供と励ましを提供できるかもしれない。
藁をもすがる末期がん患者が、シャワーのように降り注ぐ「がんに効く」「がんが治った」と謳う先進的治療、民間療法、サプリメント情報に対して何を信じどう取捨選択していけばいいのか。
これからガンにならないために日頃から留意しておくべき予防ポイントは何なのか。
本当に「まさか」の時に役に立つ生命保険、ガン保険商品はどんな商品か。
ガンと宣告されたご契約者に対し、心から喜ばれる保険担当者のフォローとはどういうものなのか。
もし自身や家族や恋人や大切な友人がガンになった時、その当事者にはどう声を掛けどうしてあげれば安心し、更に勇気が湧き自ら治そうとする意志を倍増させることができるのか。
等など・・ガン宣告を受け治療と向き合ったヒトにしか理解できない立場で語れることがあるのではないかと思ったのです。』
今6年の歳月が流れ。
自身が取り組みながら事実「まだ生きている」ことで説得力が増してきました。
ただ生きているだけでその希少性から価値をだせることはある意味ラッキーかもしれません(笑)
その体験から今取り組んでいることは。
当社のガン給付金をお支払いするお客様に対して、その方の診断に応じてワタシの探求と人体実験に基づいた情報をAIに読み込ませた「がん治療情報レポート」をワタシの書籍と共に給付金請求書に同送するようしました。標準治療ガイドラインに沿った治療に加え、補完代替医療、民間療法(水素吸入、トロン浴、DENBA等)、ドラッグリポジショニング、サプリメント、食事、睡眠等などを網羅的にまとめたレポートです。
個別に相談に来られる方も後を絶ちませんが自分の体験レベルの話しをしながら丁寧に勇気づけることを心がけています。
いざという時に役に立つがん保険についてはワタシのクライアントのみならず、準備しておくべき保険の提案を推奨しています。
まさにこれは。
シゴトと趣味を兼ねたワタシのライフワークだと思っています。
生命保険業に携わり。
経営者となり。
そして。
末期がん宣告をされたにも拘らず6年生きているからこそ行き着いたワタシのライフワークで。
諦めない生き様を見せ続けながら。
もう少し世の中に役に立とうと思います。



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